Panasonic ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX7800R を”泣く泣く”買いました。

Panasonic NA VX7800R正面モノ
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はじめに

田舎暮らし40年超の自分でしたが、東京で暮らすことに。

旧宅から持参した日立のドラム型洗濯機(BD-V5800L)が新居の洗濯機スペースに収まらないことが判明。

急遽、新たにPanasonic のななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX7800Rを買うことに。

今回の得た教訓

  • 洗濯機の外寸と洗濯機置き場(と防水パン)のサイズだけをもって、設置可能と早合点してしまったことが失敗。
  • 引っ越し業者の家電販売って意外と安いということ。

 

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引っ越し当日、洗濯機もお引越し のつもりが・・・

新居に引っ越しの当日、そろそろ引っ越し作業も終盤になってきました。

引っ越し屋さんのスタッフさんと、電気工事のスタッフさんが不穏な会話をしているのが聞こえてきました。

「おい、これ入らないなあ。」

「日立のビッグドラムはダメなことがあるんですよ・・・。」

しばしの沈黙の後・・・。

「お客さん、ちょっといいですか・・・。」と声がかかりました。

「お客さん、見てください、これ入らないんですよね・・・。」

「えっ・・・。」 しばらく、絶句。

 

洗濯パン(防水パン)が、偏在(洗濯機スペースの中心にパンの中心がなかったこと。防水パンが片側の壁面に寄っていたこと。)していたことが原因でした。洗濯機そのものは「外寸」だけ見れば設置できるサイズだったのですが、「防水パン、壁、洗濯機の脚の位置」の絶秒なバランスで設置できないことが判明。

引っ越し前に、図面上でも確認しましたし、さらに内覧会の際にもばっちり採寸して完璧だと思っていたのですが・・・。

確かに、よく説明書を確認すると、「壁との干渉」「洗濯機スペースにおける防水パンの位置」という要素が実は大事だったことが分かりました・・・・。

新居洗濯機スペース 防水パンが右に寄っている
↑;新居の洗濯機スペース。 防水パンが右の壁寄りに設置されていました。

旧 日立ビッグドラム洗濯機
↑;旧 日立ビッグドラム洗濯乾燥機の形状。丸っこい筐体で、大げさに言えばドラえもんの胴体(頭?)のようなイメージ。四隅ではなく、やや内側に脚があるのことが今回設置できなかった原因・・・。本体幅は735mm。

仮に無理に設置すると向かって左の脚が、防水パンに乗らないということ。

「!。もしかしたら、防水パンって動くんじゃないか!」

防水パンを押してみましたが、もちろんびくともしません。排水口とつながっているわけだし、そりゃ無理だ・・・。

「木材の端材などで防水パンの外に台を自作すれば・・・。」

とも考えましたが、安定性や階下への振動・騒音の問題もあるし・・・。

・・・

泣く泣く諦めました。

 

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新しい洗濯機の検討・・・急いでやっつけ気味に・・・

さて、生活しているので洗濯機がないのは結構困ります。

引っ越し業者(アート)のスタッフさんは、アートで扱う洗濯機の購入をカタログと共に猛プッシュ。

とにかく、確実に設置できるサイズであることを条件に推薦の品を聞くと、Panasonic のななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX7800R でした。

パナソニックのドラム型洗濯機4種のうちの下から2番目の値段・機能の機種。(一番安い機種は右開きがないため・・。)

もっと上位の機種は、はやりのIoT的なスマホでの外出先からの操作とか、タッチパネルとか、洗剤・柔軟剤のタンク付きで自動投入機能があったりとか、ギミックとしては惹かれました。

が、妻と相談すると即、「その機能、要る?」・・・ハイ、すみません・・・。

「しかし、こういう買い物って良いカモだよな。量販店とかネットで頼んだ方が安いだろ、多分。」という心の声も聞こえてきます。

 

そこで引っ越し屋さんのスタッフに隠れて、スマホでネット上での値段を検索してみると、意外なことに、ほぼ同じ(か、場合によっては少し安い)価格と判明。

まあ、それならこのままお願いしようと決断。引っ越しのスタッフさんの対応も良かったし、クレカで決済してその場で購入。後日配送となりました。

 

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Panasonic ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX7800R 到着

数日後、洗濯機到着。2か月程使用した状態での使用感もお伝えできればと。

NA-VX7800R 正面より
↑;新居マンションの防水パン上に設置。旧日立ビッグドラムと比較して、幅がスリムな代わりに若干奥行きは大き目のサイズ。(幅が約10cm小さいかわりに奥行きが約10cm大きくなった) 直線基調のデザインでスッキリと感じます。

 

NA-VX7800R 脚部
↑;Panasonic NA-VX7800Rの脚部。旧日立ビッグドラムと異なり、ほぼ四隅に脚があります。

 

NA-VX7800R 操作パネル面とフィルター部
↑;操作パネル面はごくごく一般的。 最近は、日立製をここ2代ほど続けて使ってきましたが、乗り換えても特に戸惑うことはなくほぼ直感的に操作可能。 糸・綿くずをとる乾燥フィルターは、天板右から取り外して清掃が可能。

 

Panasonic NA VX7800R 乾燥フィルター↑;乾燥フィルターを引き出すしたところ。旧日立ビッグドラムより大き目で、フィルター部が大きく開口しメンテナンスしやすい造りになっています。

 

Panasonic NA VX7800R 乾燥フィルター 掃除
↑;フィルターユニットは、こんな感じで「ガバッ」と開口して掃除が簡単。ここは旧日立のものより掃除しやすい造り。1-2回の使用でもこれぐらいごっそりとホコリが溜まります。

 

Panasonic NA VX7800R 乾燥フィルター奥
↑;フィルターは二段構えで、奥には、さらに目の細かいフィルターがあります。 旧日立ビッグドラムにも、奥に二つ目のフィルターがありましたが、取り外しは出来なかったため、掃除は取り外しのできるPanasonic製が簡単

 

Panasonic NA VX7800R 乾燥フィルター ドア内側 綿くず少ない
↑;ドアの内側のガラス面。旧 日立ビッグドラムは乾燥機能利用後に、この部分に糸くず・綿くずがかなり付着していたのですが、Panasonic製はほとんどホコリの付着がありません。ドア廻りのホコリが洗濯ものを取り出す際に結構付着していたのですが、それはかなり軽減しました。 その分乾燥フィルターにトラップされているのかもしれません。

Panasonic NA VX7800R 排水フィルター扉
↑;本体右下には、「排水フィルター」。

Panasonic NA VX7800R 排水フィルター
↑;Panasonic NA-VX7800Rの排水フィルター。 構造や取り外し方、掃除のしやすさなどは、旧日立ビッグドラムとほとんど同じでした。

Panasonic NA VX7800R 内部
↑;Panasonic NA-VX7800Rのドラム内部。旧日立ビッグドラムBD-V5800Lよりドラム半径は小さく、その分奥行がある印象。(最近のビッグドラムも直径縮小奥行拡大版もラインナップしているみたいです。) ドラムを手で動かすと「チャポ、チャポ」と液体の音がしますが、これは「流体バランサー」なるものの音。これも旧日立製と同じです。洗濯用の水が残っているわけではないとのこと。

 

Panasonic NA VX7800R 洗剤投入口
↑;Panasonic NA-VX7800R の洗剤投入口。この辺りの構造、使い方は旧日立ビッグドラムとほとんど同じです。

各種運転コースに関しては、新しいパナソニックNA-VX7800Rと日立のBD-V5800Lでほとんど同じコースがそろっていました。

また、洗濯機側で洗剤量を指定してくれる機能もほぼ同じの様です。

騒音は、NA-VX7800Rは取説には乾燥時が最大で46dBとの記載。旧BD-V5800Lに関しては記載がないので分かりません。 自分の印象としては標準モードで運転しても若干Panasonic製が静かになったような気もします。ナイトモードならば夜間のマンションであっても許容範囲内ではないかと思います。

 

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まとめ

白物家電の代表格である洗濯機を購入しました。

高機能版ではなくベーシックグレードであるPanasonic製のNA-VX7800Rを買いました。

正直言って、びっくりする機能上の進化はないような感じですが、日々の洗濯・乾燥で快適に使えています。

デザイン的には、シャープですっきり、モノトーンな感じで周辺の色合いにもなじんでいます。(さらに、デザイン重視ならばCuble「キューブル」シリーズが外国家電のようでカッコいいです。若干乾燥容量が少なくなるので諦めましたが。)

 

ところで、これまでは「引っ越し業者の家電・家具販売なんで使う人いるのかよ」と思っていました。 しかし、少なくとも値段に関しては結構量販店と勝負できるレベルだったのが驚きでした。

本当は、まだ壊れていない洗濯機を引き続き使用できれば無駄な出費はせずに済んだのですが・・・。引っ越しの際には、洗濯機の「外寸」だけでなく、しっかり説明書を読んで設置可能か判断することをお勧めします。