象印 スチーム式加湿器EE-RQ50 見た目ポット。 衛生的かつお手入れが簡単です。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 パッケージモノ
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はじめに

スチーム式の加湿器 ZOJIRUSHI象印 EE-RQ50(WA)(ホワイト) を購入しました。

良い点

  • 圧倒的シンプルな構造。
  • それゆえにお手入れが極めて簡単。
  • 体感的にもパワフルな加湿能力
  • 気密の良い小さな部屋ならば室温も上がります。

気になるな点

  • 見た目は完全に「ポット」です。(おしゃれ感は・・・)
  • タンクが分離しないので、水の補給は本体ごと運ぶか、ヤカンのようなものでつぎ足す必要があります。
  • 65度まで冷却されるとはいえ高温の湯気が出ます。(小さいお子さんには危険かも)
  • 同様に、一気にあふれることはない構造ですが、倒れるとお湯が流出する危険。
  • 運転モードによっては結構うるさいです。
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ZOJIRUSHI象印 EE-RQ50 を選んだ理由・・・メンテナンスの簡単さを重視しました。

 冬です。コロナも蔓延しています。

 今回寝室に加湿器を設置することにしました。

 一時期、Panasonicの加湿機能付きの空気清浄機を寝室に設置していたのですが破損したので決断。

 リビングにはDysonの加湿機能付きの空気清浄機を設置しましたが、寝室用はシンプルに「加湿機能のみ。」とし、最近の我が家の家電購入の優先順位である「お手入れのしやすさ」を重視して機種を選びました。

超音波式、気化式、ハイブリッド式等、スチーム方式以外の製品もありましたが、

「シンプルで掃除が簡単」「衛生的」の一択でスチーム式を選びました。

デメリットとしては、「電気代がかかる。」とか「熱湯を作るのでやけどの危険」等があるとされていましたが、大人の寝室での使用ということで気にしないことにしました。

スチーム式にも様々な仕組みがあります。例えば以下のような構造。

↑;タンク分離型の例です。これはアイリスオーヤマのサイトから。 このようにタンク分離式は給水は簡単ですが、部品が多くなりメンテナンスがやや面倒になるかなというのが経験上の印象です。

そういう条件も加味しつつ、

  • 日本製
  • スチーム式
  • シンプルな構造

という点を重視して探していくと

象印 と 山善 の二つのメーカーにたどり着きました。

「構造がとにかくシンプルなもの」にこだわりました。「鍋でお湯沸かしているだけじゃないかコレ。」というくらいシンプルな製品を作っている二社にたどり着きました。

山善社製の候補がコレ。 Steam cubeシリーズです。

↑;山善のSteam cubeシリーズはこんな感じで「鍋」部分も取り外して洗えます。 これはポットというよりは炊飯器のような感じ。

さて、山善のSteam cubeシリーズは、本体からお湯を沸かす「鍋」の部分が分離するという機能がありこれも石灰分が沈着した場合の掃除(クエン酸を使う)が楽なのではと最後まで悩みましたが、今回はポットでの実績を買って象印製にしてみました。

象印はスチーム式の加湿器しか製造していませんが、製品ラインとしては二系統あり、容量違いも含めれば合計3種類です。(2020末現在) 基本構造(ポット型、広口でフィルターやポンプ等の可動部品なし。)は同等です。

EE-DB50;他の二機種とは少しデザイン違い。最も大容量(4L)で加湿能力(480ml/hr)も高い。が、大きい(フットプリントはあまり変わらないが、背が高い。) 入・切タイマーが他の二機種よりはやや細かく設定ができる。一応、値段的にも他の二機種より高くフラッグシップ機か。なぜかこの製品は中国製

EE-RQ50;ちょうど中間の容量(3L)と加湿能力(480ml/Hr)。日本製。

EE-RQ35;もっとも小型(高さ27.5㎝)。容量2.2L、加湿能力350ml/Hr。RQ50とは容量と加湿能力(消費電力)が異なるだけで他の機能の差異はほとんどない。(操作パネル部も同一。)日本製。

で、今回は中間容量で値段もこなれている EE-RQ50 を購入しました。

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象印 EE-RQ50; 実際に使ってみた感じ

ネットで購入。2020年11月頃で実売価格は15000円前後。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50

↑;説明書、電源コード、お試し一回分の洗浄剤(クエン酸)等が梱包されていました。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 上面

↑;本体上面。 ほぼ円筒形(若干楕円。24cm×26cm)。 グリル状になった部分から蒸気が出ます。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 スチーム出口

↑;そのグリルを取り外すとこんな感じです。 左の金属パイプから蒸気が出て右方向に吹き出します。このスペースで温度が少し下げられるようです。(65度程度になるらしい)

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 フタ裏側

↑;本体フタの裏側。内側は金属でできています。 周辺はゴムパッキンでおおわれており、万一の転倒時も盛大にはこぼれない仕組みらしいです。フタはヒンジで開閉しますが、完全に取り外すことも可能です。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 内側目盛り

↑;本体内部です。底面のヒーター部が少し盛り上がていますが、基本的には「釜」状であり掃除はしやすそうな形状。成人男性の手もすっぽり入ります。表面はフッ素加工してあります。 ここに表示されいているように弱運転であれば24時間稼働します。満タンで3L。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 マグネット式の電源コード

↑;電源コードと本体の接続はマグネット式になっており、コードに足を引っ掛けたりした場合でも本体が転倒する危険を減らしてくれています。

↑;フタはヒンジになっていて約120度程度まで開きます。底面の盛り上がった部分がヒーターの様で沸騰時の泡ができています。(本当は稼働中にフタをオープンにすることはご法度と説明書に記載がありました。やけどの危険があります。) 水の補給はヤカンやジョウロのようなもので行うことが推奨。(これまた、ご法度ですが、我が家ではキッチンで直接蛇口から給水してます。やってはいけません。)

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 取っ手

↑;本体には取っ手(ハンドル)がついていて持ち運び簡単です。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 操作パネル

↑;側面の操作パネル部です。シンプルですが、直感的に操作可能です。タイマー設定は「切2時間」あるいは「入6時間」しか設定できません。購入後の11月下旬に「しっかり」モードで運転したら朝はガラスが結露していたので、以後「控えめ」で運転しています。

象印スチーム式加湿器 EE-RQ50 一か月使用後の汚れ

↑;約1カ月弱使用後。底面中心にミネラル分が結晶化してきています。 フッ素加工なのでふきんやキッチンペーパーなどこするだけでも一部は「ボロボロ」と取れますが、やはりキレイにするには「クエン酸洗浄」は必須でしょう。

クエン酸洗浄はいずれトライして結果を記載します。

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ZOJIRUSHI象印 EE-RQ50(WA)(ホワイト) スチーム式加湿器 のまとめ

 最初に書いたことに付け加える形でいくつか。

稼働音の問題;沸騰するときの「サー」とか「こぽこぽ」といった音はやはり夜間の寝室では気になります。特に当初「強」や「しっかり」で運転していた時は特に。 現在は「控えめ」モードで運転していることと「慣れ」のおかげで気にならなくはなりましたが、「無音でとても静かです」とはいいがたいです。

スイッチオンから加湿までのタイムラグ;大量の水(最大3L)の温度を上昇させる必要があるので起動してから実際に加湿が始まるまでには一定の時間(説明書には25分とあります。)が必要です。その点は超音波式とか、タンクすべての水を加温する方式ではない機種の方が有利かもしれません。自分の状況では急いで加湿したい場面はあまりないですが。

 全体的にみれば満足度は高いです。 スチーム式は雑菌の繁殖も少ないとされていますし、加湿能力は狭い我が家の寝室では過剰なほどです。(ハンドルがあって持ち運びやすいので、最近はたまにリビングにも出張しています。)

昔使用していた、加湿機能付きの空気清浄機はフィルターによる気化方式で部品も多く、水路が複雑な形状のため洗浄時には非常に手間がかかっていましたが、このEE-RQ50ならばお手入れは楽そうです。クエン酸洗浄を実施したらまた追記します。

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