日本の会社TESCOMテスコムの毛玉取り器;毛羽立ちや生地の擦れのよるくすみもキレイになって衣類甦ります。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W パッケージモノ
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はじめに

毛玉取り器を買うことにしました。妻の発案です。

  • 娘の制服のセーターの毛玉をきれいにしたい
  • 自分のお気に入りのスカートの毛羽立ちを何とかしたい

といったところが主な目的。

毛玉取り器も各社色々販売されていますが、王道で種類も豊富かつ「日本の会社」である、テスコム(TESCOM)の毛玉取り器を購入してみました。

「毛玉取り器」なので毛玉はもちろんキレイになりますが、「ほつれや毛羽立ち」に対しても一定の効果がありました。

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毛玉取り器;実際購入したTESCOM KD800以外の候補

さて、毛玉取り器選びですが、久しくこの手の製品を使っていませんでした。とはいえ、幼少のころ自宅にたしかナショナル(現Panasonic)の電池で動く毛玉取り器があったような・・・。

で、色々調べると日本の有名な家電メーカーで「毛玉取り器」を作っている(いた)のは自分が調べた範囲では寂しいことに以下の三社のみ。

  • Panasonic・・・2020年1月現在、すでに生産終了。在庫品のみの模様。
  • TESCOM・・・多品種をしっかり生産しています。
  • マクセル-泉・・・旧 泉精器・・・ラインナップ豊富です。ニトリでも販売。

海外メーカーで知名度が高いところだと、

  • ティファール・・・ただし乾電池式の一製品のみ。

もありました。

その他、大量の中国製と思われる製品もヒットしてきましたが、いつものパターンでそれらは除外。

それぞれの会社を調べてみることに。

Panasonic

言わずと知れた家電メーカーです。 が、2020年1月現在、残念ながら現在生産している製品は無いようです。

panasonic  毛玉取り器 生産終了

が、ネットショップでは在庫として数機種が販売されていますが、価格帯は他社や中国製と比べるとかなり高めとなっていました。値段のこともありPanasonic製は除外としました。

まあ、あまり利益が上がるカテゴリーではないのでしょう。時代の流れですが少し寂しい気もします。

参照;Panasonic 衣類・毛だまクリーナー 生産終了商品一覧

マクセルイズミ株式会社(旧泉精器)

あまり聞きなれない会社ですが、元の会社である「株式会社 泉精器」は1939年に創業し1956年には電気カミソリの製造を行っていた老舗メーカーだったようです。

2009年に一度民事再生法の適応を受けていますが、2018年にはマクセルの子会社になっています。その後も、「毛玉取り器」の生産は続行しているようです。その他、電動工具や美容家電一般でも有名な会社です。

ちなみにマクセルは海外の会社だと思っていましたがもともと大阪の会社で、自分たちの世代としては「アルカリ乾電池」や「カセットテープ」の会社というイメージを強く持っていましたが、現在ではリチウムイオン電池や車載装置等を手広く生産しているそうです。

さて、そのマクセルイズミ株式会社の毛玉取り器ですが、複数の商品がラインナップされています。

TESCOMの製品と異なり「AC電源のみ」の製品はなく「AC電源・充電池式」か「乾電池電源のみ」のタイプとなっています。

今回自分は「AC電源のみ」の製品を希望していたので候補から外れましたが、もともと電動工具、電気カミソリ等が得意な会社であり製品の信頼性は高いのではないかと思います。電源コードなしのコードレス製品が得意なんだと思います。

参照;マクセルイズミ株式会社 公式サイト

AC電源・充電池式製品 マクセルイズミ KC-NW89

Bitly

この製品はAC電源でも使えますし、ニッケル水素電池でコードレスで30分以上稼働することも可能。かつ径65mmとかなり大型の刃をもつ機種です。フラッグシップ機種のためだと思いますが、実売が5000円前後と結構高価・・・。 予算許せばこれにしたかも・・・。

乾電池式 マクセルイズミ KC-NB39

Bitly

この製品は乾電池式。コードレスでお手軽にというならばこれでしょう。実売2500円前後。刃の径がより小さなKC-NB19もあります。

TESCOM(テスコム)

上述の「マクセルイズミ株式会社」とともに、毛玉取り器の実質日本でのトップ2と思われるのがTESCOM(テスコム)です。

TESCOMもあまり聞きなれない会社ですが、1971年創業の日本の家電メーカー。現在でも長野県に自社生産工場を持つ老舗です。

キッチン家電(コーヒーメーカー、ジューサー等)や、布団乾燥機、美容系(ドライヤー、カーラー、シェーバー等)を扱っています。

毛玉取り器のラインナップも結構豊富で、自分の探していた「AC電源駆動」タイプを含めて、「AC電源+充電池式」や「乾電池式」のタイプも扱っています。

参照;TESCOM公式サイト

AC電源・充電池式製品 TESCOM 毛玉クリーナー KD901

Bitly

2019年9月の新しい製品。AC電源でパワフルに長時間も使えますし、充電すればコードレスや外出先でも使用できるタイプ。実売は3500円前後。 タイツなど薄手の衣類用のデリケートガードや、毛玉を起こして切り取りやすくするブラシヘッドアタッチメントなど、付属オプションも盛りだくさんのフラッグシップです。

乾電池式 TESCOM 毛玉クリーナー KD501

Bitly

これは、見た目はTESCOMの毛玉クリーナー共通のデザインですが、乾電池駆動タイプ。 上述KD901ほどの豊富なアタッチメントは付属しませんが、お手軽に使えそうです。実売1500円程度と値段的にも親切。単三アルカリ電池2本で動きます。

AC電源式 TESCOM 毛玉クリーナー KD788

Bitly

自分が探していたAC電源(のみの)タイプ。 このKD788は最も新しい製品ですが、結局自分は一世代までの型落ちのKD 800を購入しました。 AC電源のみ対応で、乾電池や受電式ではありませんが、コードは1.8mありまあ困ることはなさそうです。

ティファール

ティファール、「電気ケトル」や「取っ手の取れるフライパン」などで有名なフランスの会社ですね。1956年創業のこれまた老舗です。

家電関連は、キッチン家電が主体ですが、リビング系家電であるアイロンなども販売しています。

で、なんと毛玉取り器も作っているのですが、残念ながら品種は多くなく乾電池式の一種類のみ。AC電源方式を探していたので、今回はパスとなりました。

参照;ティファール公式サイト

乾電池式 ティファール 毛玉取りクリーナー

Amazon.co.jp

上述の通り、この乾電池式の一機種のみです。 が、さすがフランスの会社。カラーリングなどは上述の日本製と比べるとカラフルといえるかもしれません。ボルドーとターコイズの二色。実売は1500-2000円程度でした。

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TESCOM KD800 の実際の使用感 

さて、実際に購入したTESCOMの毛玉取り器 KD800 ですが、こんな感じです。上述の通り、おそらく本製品は在庫限りで、後継機種のKD 788に置き換わっていくのではと思いますが、基本的な機能は変わりないと信じて購入。(少し安かったこともあって・・・)

価格は、2,500円程度でした。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W パッケージ

↑;製品のパッケージです。「満足度92%」の文字。今のところ、衣類にしか使用していませんが、大型ソファーやカーペット等に使用する際もAC電源だと安心感があります。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 内容 本体 ACアダプタ 掃除用ブラシ

↑;中身です。 本体とACアダプタ。さらに本体の下には毛玉掃除用のブラシ(シェーバーに良く付属してくるような小さなブラシです。)と、取り扱い説明書が入っています。電源コードは1.8mと充分かつ邪魔にならない長さかと思います。本体は極めて軽いです。AC電源は海外でも対応(100V-240V)

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 内容 本体

↑;本体です。緑色の輪っかのような樹脂製の部品は「風合いガード」です。これは取り外しが可能で、

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 本体 風合いガードを外したところ

↑;風合いガードを取り外せばこんな感じ。見た感じは「電動髭剃り器(シェーバー)」です。 このモードが最もよく「刈り取れる」モードですが、ダメージも大きくなりがちなので、取説上は、「靴下、ジャージー、トレーナー」等の処理に限るとのこと。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 本体 風合いガードの調節

↑;ということで、普段は緑色の「風合いガード」を装着して使用するのですが、三段階に調節可能。左は「低」設定。 右が「高」設定。 「高」にするとより外刃が直接生地に触れにくくなります。(よりざっくり太い毛糸の衣類は「高」で、薄めのサマーセーター等は「低」でというような使い分けです。)

テスコム KD800使用例 Before-After

以下は、実際に使用してみての前後(ビフォーアフター)です。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 仕様前後 薄手セーター

↑;まずは薄手のベストから。「風合いガード」は「低」設定で実施。 もともとBeforeでも「毛玉」というよりは「毛羽立ち」って感じだったのですが、結構スッキリとリフレッシュされました。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 仕様前後 スカート 毛羽立ち

↑;妻のスカート。こちらも毛玉ではなく毛羽立ち。 正直、あまり変化を感じなかったのですが、妻としてはそこそこ満足の様。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 使用前後 靴下の毛玉

↑;さて、これは靴下です。左が処理前、右が処理後。これは分かりやすい「ザ・毛玉」で、使用中もいかにもという感じの「じょりじょり」とした音とともにキレイに取れました。

TESCOM 毛玉取り器 KD800-W 使用前後 毛40% ポリエステル40%のパンツ

↑;毛40%、ポリエステル40%、レーヨン20%の生地での比較。これも「毛玉の卵」のような生地が擦れでできた斑点模様がすっきりとはいきませんが、かなり取れました。(ただし、ここまでやろうとすると結構は作業量・作業時間になりましたが・・・。最終的には風合いガードを外してガシガシとやってしまいましたが、生地が薄くなった印象はありません。)

Amazon.co.jp
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まとめ

TESCOMの毛玉取り器 KD800(最新の製品はKD788になると思います。)を購入。 電池切れを機にせずに使用できるAC電源タイプです。

今回の使用では「これぞ毛玉」という典型的な毛玉は靴下だけでしたが、非常にキレイに取れました。 また、毛玉ではないものの長年使用して擦れてけば立ったりした部位や、毛玉になりかけの絡まったような生地の部位も新品同様とまではいかないものの、かなりリフレッシュ感が出ると思います。

毛羽立ちでくすんだような感じの生地がそれなりによみがえるのは見ていても楽しいですし、少しはECOかなと思います。

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