北海道 洞爺湖畔のウィンザーホテル洞爺に家族であわただしく一泊;本当はロングステイが良いのでしょうが・・。

ウィンザーホテル洞爺 じゅうたんのロゴエリア・スポット
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はじめに

中高生の子供を含む家族4人での北海道旅行の宿の一泊に、

ウィンザーホテル洞爺 を選びました。

レンタカーで道内を移動しまくるせわしい旅の一泊にするにはもったいなかったなあと感じました。結構小さな子連れ客もいましたので、極端に構えていく必要はなかったかもしれません。

  • 洞爺湖サミットの会場にもなったネームバリューのあるホテル。
  • プリミエールスタイル(クラブフロア的な)を選ばず、カジュアルスタイルにすれば、意外とリーズナブルに宿泊できます。
  • が、多分このホテルの神髄は、プレミエールに数泊以上宿泊しゴルフや、各種ネイチャートレッキング、サイクリング的なアクティビティーに参加して優雅に過ごすスタイルにある気がします・・・・。(お金いりますが・・・。)
  • ミシュラン星付きのレストランでの食事もできます。(2軒も)
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ウィンザーホテル洞爺について;

さて、家族北海道旅行で、小樽の次に訪問する予定だったのが洞爺湖のエリア。

そうなると一度は行ってみたかったホテルということで、ほとんど他の候補を挙げることなくすぐに決定しました。

ウィンザーホテル洞爺 としての開業は2002年。

運営は紆余曲折があったようですが、現在は明治海運グループ傘下のホテル・リゾート関連会社のサフィールホテルズが行っているようです。

↑;地図で見ると洞爺湖と海(内浦湾)に挟まれた場所に立地します。 ホテルはほぼ山頂(ポロモイ山)にあるので、洞爺湖だけでなく、反対側は内浦湾も見下ろすことができるという完璧な立地。

ウィンザーホテル洞爺 洞爺湖と内浦湾に挟まれた立地
Google earthから

↑;東を見下ろせ場洞爺湖。 西を見下ろせば内浦湾という絶好の場所。 画面左奥には「有珠山」が写っています。

ウィンザーホテル洞爺の特長ですが、

  • 地上11階、地下一階。ノースウィングとサウスウィングに客室が分かれる。客室数はおよそ400弱。
  • サミット開催ができるほどのキャパを持った各種宴会場(バンケットホール)、スパ、プール、温泉施設、併設ゴルフ場、ゴンドラ(サミットキャビン)等の幅広い施設。
  • ミシュラン北海道2つ星、1つ星のレストランを含む複数のレストラン。
  • お手頃価格のカジュアルスタイルの客室と、クラブフロア的なプリミエールスタイルのスイートを中心とした客室を選べる。
  • 周囲の大自然を生かしたアウトドアアクティビティーが充実

といったところでしょうか。

参照;ウィンザーホテル洞爺洞爺公式サイト

参照;サフィールホテルズ株式会社 公式サイト

参照;明治海運株式会社 公式サイト

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ウィンザーホテル洞爺;チェックイン~館内の様子

わが家族は中高生の子供2名と夫婦2名の4人。

ツイン2室を予約。 もちろん「リーズナブルな」カジュアルスタイルのお部屋です。

某旅行サイトで、2室一泊4名朝食付 合計10万円弱で予約しました。

当日は午前中に余市のニッカウヰスキー蒸留所等を見学してから車で15時過ぎにチェックイン。朝から曇っていて、風景は期待できないなと思っていましたが、山頂のアプローチ道路を行くにつて霧が・・・。

到着するころには濃霧の中・・・。到着日には全く洞爺湖どころか周囲50m以上先の景色すら見えない状況に・・・。

ウィンザーホテル洞爺 エントランス 車寄せ

↑;ホテルのノースウィングに突入する感じで進むと、玄関・車寄せに到着。 ホテルの車寄せというと普通は、一方通行だったりロータリーだったりの印象ですが、ここは袋小路。 ですが、ゆとりあるつくりで広々なので運転に難渋することはないです。多分、真冬はこの袋小路の造りでないと寒くて厳しいのかなあなどと妄想。 荷物をポーターさんに預けて自分は地下駐車場へ。 プリミエールの方はバレーパーキングサービスがあるようです。

ウィンザーホテル洞爺 エントランス ドア

↑;ホテルエントランスです。 赤いじゅうたんにヨーロッパの貴族調の獅子と盾・兜をあしらった紋章が描かれています。 それっぽい雰囲気です。

ウィンザーホテル洞爺 フロントカウンター

↑;石を基調とした重厚なロビーとフロントカウンター。チェックインはちょうど15時過ぎで混雑しており少し待ち時間発生。

ウィンザーホテル洞爺 ロビーを見下ろす2

↑;ロビーとフロントを2階から見下ろした様子。客室への案内の時間までここのソファでしばらく待ちました。高いガラスの窓から晴れていれば洞爺湖が一望できたはずですが・・・。

ウィンザーホテル洞爺 ウェルカムドリンク

↑;案内までの待ち時間にウェルカムドリンクを頂きました。 なんだか優雅な気分になります。

ウィンザーホテル洞爺 ロビー生演奏

↑;ロビーの一角では、ピアノとフルートの生演奏。 待ち時間も快適に過ごせます。

ウィンザーホテル洞爺 ロビー クラウンがバルーンアート

↑;同じようにチェックイン待ちの家族連れの一行に、クラウン(ピエロ)がバルーンアートで楽しませていました。

さて、15分くらい経過。ポーターさんがスーツケースを運びながら我々家族を客室へ案内してくれました。

ウィンザーホテル洞爺 客室廊下

↑;客室廊下。これは特に変わったところのない普通のホテルの廊下です。 2002年開業なので、若干古さを感じますが、清潔です。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋

↑;カジュアルスタイルのお部屋。ツイン。 取り立てて豪華とかいうわけではないですが、すっきりとしていて機能的なお部屋。 ベッド幅は大き目でゆったりと眠れました。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン ベッド

↑;ツインのベッド。 これもよくあるシティーホテルのベッドで特に不満点はありません。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋 ティーカップやソフトドリンクセット

↑;ウィンザーホテル洞爺のカジュアルスタイルのお部屋のティーセット。珈琲、紅茶、ソフトドリンク等は一通りそろっています。 下には冷蔵庫。 この辺りはいたって普通。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン デスク周り

↑;客室のデスク周り。 大きさ、機能性、設備等もベーシックな感じ。 もちろん不足は無いです。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋 クローゼット内1

↑;客室内クローゼット。 この辺りもいわゆる普通の都市型のホテルと変わりない様子。 必要十分な設備。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋 クローゼット内2

↑;同じくクローゼット内のセキュリティーbox。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋 洞爺湖がみえるはずだった窓2

↑;サウスウイング六階の東側の部屋でしたので本来窓からは洞爺湖の雄大な眺望があるはずでしたが、ご覧の通り、濃霧。

ウィンザーホテル洞爺 カジュアル ツイン部屋 洞爺湖どころか

↑;客室窓越しの写真。左に写る白いものは「残雪」です。まだ日陰などには雪が残っていました。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン バスルーム

↑;バスルームです。 少し古くユニットバスですが、しっかりした造りです。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン バスルームのバスローブ

↑;バスローブ。 これも普通なのですが、結構驚いたのはホテル内大浴場に「バスローブ姿」で行けること。 結構なシティーホテル然とした落ち着いた雰囲気の中を、家族皆でバスローブ姿で移動するのは結構恥ずかしいのではないかと思いましたが、大浴場へ向かうとなんてことはない宿泊客皆さん「バスローブ姿」でした。赤信号、みんなで渡ればなんとかな感じ。 ただし、レストラン等へはこの格好では行けません。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン バスタブ

↑;大浴場があるので客室で入浴はしませんでしたが、バスタブも古さはありますが広く清潔。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン 洗面アメニティー

↑;洗面台のアメニティー類。 引き出し式の白い木箱に収められていました。 びっくりする豪華さは無いですが、これまた必要にして十分なもの。

ウィンザーホテル洞爺 スーペリアツイン 洗面アメニティー2

↑;ウィンザーホテル洞爺の客室のシャンプー、コンディショナー等。 ブルガリです。香水のボトルの形に似ている容器。

さて、晴れていればホテル周辺の散策に出かけたかったのですが、上述の通り「濃霧」。

とりあえず、ホテル内の散策に出かけてみました。

ウィンザーホテル洞爺 フロアマップ 館内にあったもの

↑;館内のフロアガイド。B1Fは駐車場と朝食会場でもあるウィンザーホールや、バンケットロビーがあります。結婚式を執り行うにも非常にお洒落でいい雰囲気だろうなと思います。 一階はメインエントランス、ロビー、ショップ、フロント等。 二階にプール、スパ、一部レストラン。 二階には温泉大浴場(山泉)への通路がつながっています。見晴らしの良い最上階11階には多くのレストランがあります。

ウィンザーホテル洞爺 フロアマップ

↑;こちらの方が見やすいです。フロアガイド再掲。(公式サイトPDFから)

ウィンザーホテル洞爺 ショッピングモール

↑;一階のロビーの対側に、ショップがそろっています。 お土産によさそうなお菓子類や、北海道の特産品等ですが、さすがにセンスが良いというかお上品な品揃えでした。

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ウィンザーホテル洞爺;夕食のお寿司と朝食

さて、夕食です。 ホテルは広大な敷地の大自然の中に立地しており付近には食事をとれそうな場所はなさそうだと考えまていました。

また、GW中の宿泊でありホテル内レストランは混雑する可能性がありそう。 ということで、あらかじめ夕食のレストランは予約しておきました。

上述しましたが、ホテル内にはミシュラン星付きの以下のレストランがあります。

  • ミシェル・ブラス トーヤジャポン(二つ星)・・・フレンチ
  • ウィンザー アウト オブ アメリカ(一つ星)・・・鉄板焼き

とても行ってみたかったのですが、子連れだったりお財布の都合だったりで今回はあきらめました。 歯科治療中の自分でも比較的しっかり味わえそうなお寿司のお店にしました。

鮨処 祥庵 こげ津 で夕食を頂きました。

で、家族四名一番安価!な、

寿司盛り合わせ 8,000円(9,504円)
(小鉢・握り十貫・御椀・水菓子 )

を頂きました。

ウィンザーホテル洞爺 こげつ 寿司

↑;お寿司の盛り合わせ。 一番リーズナブルなメニューとはいえ、ネタは厳選されており大変美味しくいただけました。 妻と娘はこのボリュームでも十分でしたが、男性陣は少し物足りない感じ(コースを頼めってことでしょうが・・・。)

ウィンザーホテル洞爺 こげつ 寿司 デザート

↑;お寿司屋さんですが、ちょっとしたデザート(水菓子)も出ました。

静かな個室に通していただいて、楽しい夕食時を過ごすことができました。

他にも、もう少しカジュアルなフレンチのレストランや、和食・割烹のお店、中華、Pizzeria等のレストランがそろっていますので、連泊する場合でも飽きがこずにグルメを楽しめるかと思います。

さて、翌日の朝食。 これは地下一階のバンケットホールであるウィンザーホールで頂きます。ビュッフェ形式です。

ウィンザーホテル洞爺 朝食会場

↑;朝食を頂いたウィンザーホール。小さなホールに4分割できる造り。 テーブルとイスがおいてあり、ビュッフェ形式で頂きます。 和洋一般的なメニューは、作り立てで、新鮮なものがずらりと並んでいました。

ウィンザーホテル洞爺 朝食

↑;自分は「歯にやさしい」柔らかめの献立で一般的な洋食の朝食風にしました。 クロワッサンもサクサクでおいしかったです。

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あきらめていた洞爺湖ビュー;一瞬の晴れ間で拝めました。

さて、朝食を食べ終わった頃に一時的に晴れ間が!!。

ウィンザーホテル洞爺 翌朝一瞬見えた洞爺湖

↑;洞爺湖が見えたのは実質30分程度の間でした。 その後また霧に包まれてしまいました。夏季営業中は花火が連日打ち上げられるそうですが、もちろん前夜に見ることは叶わず。

ウィンザーホテル洞爺 翌朝一瞬見えた洞爺湖とサミットキャビン

↑;朝食後に客室に戻ってくると、客室から洞爺湖とサミットキャビン(ゴンドラ)の乗り場が見えました。到着日に晴れていたらぜひ乗ってみたかったのですが残念でした。

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大浴場;山泉(Sansen)

上述したように、客室から「バスローブ」を着て大浴場(山泉)に行くことができます。 ホテルの廊下をバスローブ姿であるくのは最初は「えっ!」と思ったのですが、みんなぞろぞろとそんな姿でお風呂に向かっていたので、そのうち気にならなくなりました。

二階のロビー真上を通るブリッジを通過して結構歩くと山泉に到着。

大きなガラス窓を備えた大浴場でした。 和の温泉というよりは、どちらかというとゴルフ場の大浴場という雰囲気に近いかと思いますが、清潔で広い温泉でした。(ホテルには併設ゴルフ場があります。)

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まとめ

5月の初旬に北海道の ウィンザーホテル洞爺に家族四名で宿泊しました。

カジュアルスタイルの客室・サービスは取り立てて感動するようなものではないですが、清潔でプライバシーが保たれて落ち着いて過ごせます。

館内レストランも、財布との相談は必要ですが、申し分ないお店たちがそろっていると思います。

冬のウィンタースポーツや、それ以外の季節のゴルフ、ネイチャートレッキング、サイクリング、キャンドル造り、果物狩り、カヌーツアー、等々・・・。 これらのアクティビティーをゆっくり楽しみつつ、スパや温泉で疲れをとって、美味しい食事を頂く・・・。

数泊以上してゆったりと過ごすことができれば極上の滞在経験ができるのではないかと思います。

我々は目的地と目的地の間であわただしく一泊だけして終わりでしたが、周辺の大自然がこのホテルの大きな魅力だと思います。

違う季節に再訪したいなあと強く思いました。