眼鏡;傷だらけだったので999.9(フォーナインズ)の純正レンズに交換してみました。

Four Nines S-820T レンズ交換 モノ
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はじめに

現在使用中の眼鏡のレンズが傷だらけでした。

999.9の純正レンズに交換してみました。経過と出来上がりを記述しておきます。

今回の要約や感じた点

  • 999.9直営店で交換しましたが、視力等の計測はこれまでのどの眼鏡屋さんよりも詳細でした。(その分、一定の時間もかかりますが。)
  • 自分が選んだ仕様に於いては、「見え方」に関しては以前のレンズとあまり差異はないように感じました。
  • Four Nines LENSは両面非球面がデフォルトですが、若干カーブのあるレンズのおかげで、フレームへのフィット感は以前のレンズより向上したように思います。
  • げげっ!、いよいよ老眼鏡が近づいてきた・・・。
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999.9の純正レンズにしてみよう!

ここ数年、999.9のメタルフレーム S-820T (2020年6月現在でもまだラインナップに残っています。)というフレームの眼鏡をかけています。

S-820T - メタルフレーム - OPTICAL 公式サイトから
999.9公式サイトから

さて、このフレーム、地方(999.9の直営店はもちろんありません)在住時に小さな眼鏡屋さんで購入。

当時からすでに存在したのかもしれませんが、その際は純正レンズではなくてサードパーティーのレンズで眼鏡を作りました。

それから時は流れて、扱いが雑なせいかレンズが傷だらけに。

明るい空等を見ると常にゴミが浮いているように感じるレベルになってきていい加減困ってきました。

新しいフレームごと購入しても良かったのですが、このS820-Tというフレームは結構ゴツイチタン製でフレームに関してはびくともしていない状態。 ヒンジ部も全くがたついていません。

今時の超軽量フレームに比べれば重さも感じますが、結構このスタイルが気に入っています。

ということで、「眼鏡購入」ではなくて「レンズ交換」にしてみることにしました。

999.9直営店で、Four Nines LENS(純正)に交換。

さて、消滅可能性都市から都内に移住したので、999.9の直営店もたくさん。

という事で、とある直営店を訪問。

スタッフさんにレンズ交換したい旨を告げると、席に案内されて色々説明をしてくれました。

レンズの種類の説明。まずは大別して以下の二種類があると教えてくれました。

  • 999.9純正;Four Nines LENS
  • 社外品; 自分の伺ったお店ではNikon製でした。

さて、お値段は倍(以上)ぐらいは違いますが、999.9純正レンズの説明を聞いてみることにしました。

999.9純正のレンズ(Four Nines LENS) ;すべてのレンズに当てはまる標準的機能について

まず、どのレンズを選んでも「樹脂製」の「両面非球面設計」のレンズとなります。

周辺のゆがみの少ないレンズです。(が、値段は高くなりがちですが。)

これとも関連しますが、999.9のフレームの自然な顔面に沿った湾曲に合わせて設計されているそうで、フレームとのおさまりも良好とのこと。

単焦点レンズ(Single sight) vs. 遠近両用レンズ(Multi sight)

結果として前者を選びました。後者はいわゆる「老眼用の遠近両用レンズ」ってやつです。

ですが、のちに計測の際にお試しで遠近両用での見え方を実際に体験したのですが、近くを見るのは圧倒的に楽です。

一方で、歩行時には床が浮き上がったような感覚があって少し慣れが必要な印象。

最近は老眼がひどいと自覚しているので、次回はMulti sight Lensを使ってもいいかなとも思いました。

屈折率 1.60 vs. 1.67 vs. 1.74

屈折率の高いレンズほど薄く作ることができます。(が、高価になります。)

Four Nines LENSでは3種類の屈折率から選べるようです。

自分は強度近視ですので以前から屈折率1.74のレンズを使用していました。今回も1.74で作成してもらうことにしました。

また、Four Nines LENSの屈折率1.74のレンズは、強度もしっかりしており、リムレス(フチなし)や、今回の自分のS820-Tのようにレンズの縁に溝を掘るような加工も安心して出来るそうです。

被写界深度延長設計のレンズ vs. そうでないレンズ

これは、今回初めて知った機能です。

カメラを少しでもかじったことのある方ならばよく使う用語であり、理解が早いのではないかと思います。

いわゆる、普通のレンズの場合はピントが合う距離が狭いため見えている物体より遠方あるいは近方にある物体はぼやけて見えることになります。

が、この「被写界深度延長設計」のレンズの場合はピントの合う範囲が広くなるという自分的にはかなりびっくり驚きの機能。 動いているものが見やすくなったり、調整性の疲労が軽減されるとか。

店頭では図解で示していただいたのですが、残念ならが手元には良い図がありません。

ただし、伊藤光学工業(レンズ等を作っている会社)が同様のレンズを作っているようで(というか、フィルム・コーティングを加えることでそれを実現しているのか?)、「被写界深度延長」「眼鏡レンズ」等で検索していただくと分かりやすい図や解説が出てくると思います。ご参照ください。

で、「被写界深度延長」レンズにものすごく興味を持ったのですが、もし大幅に見え方が変わってしまったらどうしようと少しビビってしまったため「そうでない普通のレンズ」を選ぶことにしました。

が、もし2本目を作れるのならばぜひこの「被写界深度延長」設計のレンズにしたいと思ったのでした。・・・いまだに少し未練があります・・・。

コーティング等の違いによるグレード;三段階ありました。

上記の様々な機能別以外にも、別の三段階のグレードがありました。

自分は一番安いグレードを選びましたが、上級グレードになればなるほどコーティングがより高機能となり、かつ個人個人の目の状態・顔の状態に応じたカスタムメイドになるようでした。

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実際、Four Nines LENS(純正レンズ)はどうなのか?

以上のような仕様でレンズを注文。4万円ちょいという結構な出費になりました。

10日ちょっとでレンズが完成。

その後、直営店を訪問してその場で眼鏡を預けてレンズ交換となりました。

時間は10分程度であっという間に終了。

見え方

圧倒的に綺麗に見えるようになりました。 ただし、これは純正レンズにしたからというよりも単にこれまでのレンズが傷だらけ過ぎて見えにくかっただけだと思います。

もし、遠近両用(Multi sight)や、被写界深度延長型を選んでいれば見え方も変わってきたのだと思います。

が、結果としてこれまでのレンズ同様の見え方なので、切り替えに伴う違和感なく使えています。

フレームとの一体感等の外観について

これも、気を付けてみなければわからない差異ですが、以前のレンズは前面がほぼ平面だったのに対して、今回のFour Nines LENSは全面、裏面ともに非球面の緩いカーブが付いています。

という事で、フレームへの収まりは向上しているように思います。

↑;わかりにくい写真ですみません。左が旧レンズ時。右が交換後です。フレームの外側に飛び出す部分が少なくなって、横から見た際には以前よりはスタイリッシュかも。(まあ、言われなければ気づかないですけどね・・・。) 指で触った感じ(触感)としては、以前のレンズは表面は真っ平という感じでしたが、新レンズはうっすらと丸みを帯びているなというのは分かります。

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まとめ

999.9(Four Nines )の直営店で純正のレンズ(Four Nines LENS)に交換をしてみました。

最近のレンズは多機能になったのだなと改めて思いました。

今回、あまり冒険しなかったので見え方が劇的に変化するという事はありませんでした。 被写界深度延長レンズや、Double sightレンズ(つまり遠近両用)等に交換すればもっと劇的な変化を得られたのかもしれません。

次回は挑戦してみようと思います。

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