はじめに
クローゼット内が布団であふれていました。
布団圧縮袋を買ってきて使ってみました。
布団圧縮袋の選定とクローゼットの現状(Before)
地方からまず単身でワンルームに暮らし始めて数か月です。
こちらへ一度だけ家族がやってきたことがあります。その際にはワンルームに4人が寝泊りするという合宿のような暮らしでした。
その時、自分のベッド以外に、布団一式2セットを使うことになりました。
夏が迫り、地元から夏の掛布団を送ってもらったのですが、冬用の掛布団が入る余地がもうありません。
↑;特に掛布団と枕が場所を取っています。
そこで、「布団圧縮袋」を買ってみることにしました。
海外旅行に行くときなどに「衣類圧縮袋」は使ったことがあります。
「布団圧縮袋」も、基本はそれがが大きくなっただけの物です。
しかしながら、
- 掃除機を使用して空気を吸いだすタイプ
- 掃除機不要を謳うタイプ
があったので両方買ってみました。
また、掃除機使用のタイプの場合、コードレスクリーナーでは吸引力が弱くうまく圧縮でないとも記載されているものもありましたが、とりあえずオーダーしてみました。
Amazonで検索するとたくさんでてきましたが、レビューがよっぽど悪くない限りは、上位にでてきたものをチョイス。
サイズ感はよく分からなかったものの、旅行用の「衣類圧縮袋」の経験から、「大は小を兼ねるだろう」と考えでやや大きめを選んでいきました。
掃除機で吸引するタイプと掃除機不要を謳うタイプの両方を買ってみました。
いたわり収納 まるめる羽毛布団圧縮袋 株式会社オリエント
掃除機吸引タイプです。 特徴は
- 棒状に丸めた後に形を維持するための筒状の布が付属
- 抗菌防臭・防ダニ機能を謳う不織紙(布団と一緒に圧縮する。)が付属
- 120cm×92cm
- 766円 (@Amazon, 2017年6月)
です。
↑;パッケージです。
↑;手前が透明な圧縮袋本体です。中ほどのベージュの布は、筒状になっています。左上の白い布が「抗菌・防ダニ効果のある不織紙」。ジッパーを密閉するためのプラスチック製のスライダーが付いています。
↑;家庭用の掃除機のノズルを当てて袋内の空気を吸いだすバルブ。一方向弁になっています。
↑;セミダブルサイズの羽毛掛布団1つと、羽毛の枕2ヶが入りました。吸引前の様子です。
↑;我が家の掃除機はコードレスのハンディークリーナー。吸引力が、AC電源タイプと比べると弱いため不安ですが、それなりに吸引できましたが、30秒ぐらいすると途中でパワーダウン。おそらくは安全装置が働いての事と思います。ある程度縮んだので、ここからは人力で布団を押さえつけて、丸るめていきます。一方向弁なので、外から圧迫することでも空気は抜けていきます。
↑;丸めたうえで、付属の筒状の布に通して完成。印象ですが、体積はおよそ半分くらいにはなったか。
大きめふとん用圧縮袋 レック株式会社
掃除機吸引タイプです。 特徴は
- 二枚入りの割に安価
- 120cm×90cm
- 880円(@Amazon, 2017年6月)
というところでしょうか。
↑;パッケージの表裏です。2枚入り。
↑;同じく、掃除機吸引用のバルブ。
↑;全体像は、他のものとあまり変わりません。シール部は二重になっていて、密閉させるためのスライダー付属も同様でした。
↑;羽毛掛布団×1、枕×1の圧縮後。
やはりコードレスのハンディークリーナーでは、吸引できないことはないものの、途中で安全のためかパワーが自動で落ちてしまいます。ある程度圧縮したら、体重をかけて人力で潰しました。
掃除機のいらない布団圧縮パックL 東和産業株式会社
今回購入した中で唯一の「掃除機不要」タイプ。
- 120cm×100cm
- 660円(@Amazon, 2017年6月)
↑;旅行用の衣類圧縮袋でよくあるタイプです。チャック部分とは別に簡易的な逆流防止弁が付いていて、体重をかけることで空気が抜けます。
↑;左は外袋から取り出したところ。きれいにたたまれています。右は付属のスライダー(チャックを密閉する)比較的外れにくい感じでした。
↑;本体袋に圧縮法が記載されています。(そこまで複雑な仕組みではないですが)
↑;圧縮前です。掛布団1つと、羽毛枕1つ。掃除機は使わずいきなり体重をかけていきます。
↑;人力で平らに圧縮するのは難しく、丸めたり折り曲げたりが必要です。この写真は丸めてみました。
まとめ
布団圧縮袋を使って、パンパンだったクローゼットが以下の様にすっきりです。
まだまだ、余裕がある様子です。
↑;圧縮したふとんを収納。スペースにまだまだ余裕があります。
今回購入・使用した3つの商品は、大きな不満のあるものはありませんでした。
コード付きの掃除機がある家庭では掃除機吸引タイプが楽ちんだと思います。今回、コードレス掃除機(ダイソンではありません。)で試した限りでは、途中までは吸引できますが、おそらく加熱防止・故障防止の安全機構が働いてか、しっかり圧縮はできませんでした。
ただし、「掃除機タイプ」であっても、外から圧迫すればバルブから空気は出ていきますので、「掃除機がないと使えないということではない。」と思います。
個人的な意見ですが、長期的に考えれば、機械的なバルブ部分は故障のリスクはあるかもしれません。その点、「掃除機不要タイプ」はシンプルな構造ですので耐久性はあるかもしれません。