パナソニック 住宅用ガス警報器 ガス当番 SH12918 を設置

モノ
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はじめに

新居マンションに入居します。(まだ引っ越してませんが)

順次、ライフラインの申し込みやその立ち合い等をしています。

今回は、それに関連して「ガス漏れ警報器;Panasonic SH12918」の購入・設置の記事です。

レンタル(リース)より安く上がるだろうという目論見です。

 

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ガス利用の手続き

新居マンションで生活するためにガスの手続きが必要でした。

電気に続いて、ガスも自由化されたとか。

特に「ニチガス」に関して興味をもって調べました。「乗り換え」には対応しているようでしたが、「新規申し込み」に関しては、少なくともネット上で完結できる申し込み方法は無いようだったので、素直に「東京ガス」をチョイス。

東京ガスの申し込みは、特に「お客様番号」的なものを求められることはなく、住所や氏名といった基本的な情報を入力するだけでネット上で手続きが完結しました。

最後に、「ガス開栓の立会日」を選択して終了しました。

 

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ガス開栓の立ち合い

Web申し込みで指定した開栓の日時に予定通り東京ガス(から委託された業者)のスタッフが来訪。

まず、共有部(廊下)側にあるメーターを操作して、その後バルコニーの給湯器をチェック。

我が家のガス機器は

  • キッチンのガスコンロ
  • キッチン・洗面・風呂の給湯
  • 浴室暖房
  • 床暖房

となります。 これらも順次作動するかをチェックしてもらい実際にお湯が出ていることを確認して終了。 実質5分程度の作業でした。(工具を持ち出して作業するようなことありませんでした。)

その後、料金支払いの手続きの説明(口座振替、クレジットカード決済等)を受けました。

続いて、自分にとって盲点だった「ガス警報器」が話題に。

法的な義務ではないものですが、設置を強くお勧めします。」とのこと。

レンタルで月300円の料金がかかるものだということでした。

即決せずに、「検討します。」ということでその場は保留にして立ち合いは無事終了。

 

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ガス漏れ警報器について

そういえば、田舎の戸建にもガス漏れ警報器はありました。SECOMのホームセキュリティーに組み込まれる形でセンサーがキッチンの天井に設置されていました。

火災報知器と同様に、マンションのデフォルトの設備かとも思っていたのですが、残念ながら当物件には未設置。(法的義務がないならそういうことなのかもしれません。)

ガス漏れ警報器の設置義務は、ガスの種類や使用するガス機器、あるいはその設置場所が屋内外のどちらか等、様々な要素で決まるようですが、概して言えば最近の新しい物件の条件では、「法的義務はない。」事が多いようです。(物件や機器の条件によりますので、詳しくはガス会社にお尋ねを。)

ただし、だからと言ってこれまでガス漏れ警報器がある家に住んでいた自分としては何となく不安な気もします。

で、レンタルで月300円を考えると、

  • 1年間3,600円
  • 5年で18,000円(5年間という数字は、警報器の耐用年数)

と、まあまあの値段になります。

自然に「もし自分で買って設置できたら安上がりではないか。」という考えに至ります。

「ガス警報器」「ガス漏れ警報器」あたりで検索してみるとゴロゴロと製品が出てきました。

いずれも大体一万円未満(安ければ5000円以下)で手に入ることが判明し、自分で購入・設置を決断しました。

 

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ガス漏れ警報器の選択

ガス漏れ警報器にもいくつか機能・種別があります。

都市ガス用か、LPガス用か

これは大事です。 都市ガス空気よりも比重が軽く、漏れた場合は天井に集まりやすいため天井付近の高い位置に設置する必要があります。

逆に、LPガス空気より重く床を這って溜まることになるため床に近い位置への設置が求められます。

自分の新居は都市ガスでかつ13Aというタイプのガスでした。

都市ガス厳密には13種類あるそうですが、最近は熱量の大きい13Aや12Aといったガスが主流のようです。

自宅に供給されるガスに応じた機器を購入する必要があります。

 

火災警報機能・一酸化炭素警報機能が有るかどうか

さて、ガス漏れ警報機には、「火災警報機能(火災報知器機能)」があるものや、「一酸化炭素の検知機能」があるものも存在します。

自分の場合、火災報知器とスプリンクラーはすでに設置されていましたので、火災警報機能は不要です。

一酸化炭素の検知機能は気になりましたが、都市ガス13Aそのものには一酸化炭素は含有していないということなので、なくてもいいかと判断しました。

もちろんガス自体にCOが含まれていなくとも、不完全燃焼による一酸化炭素の発生の危険がないわけではありませんが今回はパスしました。

 

天井取り付けタイプか、壁面取り付けタイプか

この選択は、あくまで空気より軽い都市ガスの場合に関連する事です。

これは、工事(電源)の必要性(つまり、素人でも設置できるかどうか)とも関わってくるポイントです。

ほとんどの警報器は乾電池式ではなくAC電源を必要とするものなので、天井取り付けタイプは、見た目がすっきりしてカッコいいのですが、天井に配線を持ってくる電気工事が必要になってしまいます。

壁面取り付けタイプはAC電源プラグが付いているので、近くにコンセントがあれば特殊な工事を行うことなく(壁にネジを打ち込む必要はありますが。)設置できます。

おそらく、最近は冷蔵庫用のコンセントは天井に近い位置に設置されていることが多いと思うのでそれを利用できます。

我が家でも、冷蔵庫スペースの高い位置に2口のコンセントがあったのでそれを使うことにしました。

 

メーカー

ガス警報器工業会公式サイト)を見ると多くの日本メーカーが会員となっているようで、素人の自分も知っている名前もあればそうでないものも多数ありました。

例えば以下のような感じです。

  • パナソニック
  • ホーチキ
  • Yazaki
  • イワタニ

すべての会社のサイトはチェックできませんでしたが、個人向けの製品を作っているところもあれば、業務用・法人用用途が主体かなという会社もありました。

で、どこがいいのかは結局分からず。Amazonや楽天で検索して、ベタですが比較的上位にヒットしてくる「パナソニック製」で探してみることにしました。

 

参照;ガス警報器工業会公式サイト)・・・ガス警報器の基本的なことが分かりやすく記載されています。一通り見ておくと頭がすっきりします。

 

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パナソニック 住宅用ガス警報器 ガス当番 SH12918

パナソニックのサイトで検索して、「都市ガス用(空気より軽い。13A」「ACプラグで電源供給」「壁取り付け型」で探すと、ほぼこの機種一択になります。

CO2検知機能がないのが痛いところですが、

  • 住宅用ガス警報器 ガス当番 SH12918 
  • テスト用ガス

二点をネットで購入。実売価格は6000円程度でした。

 

Panasonicガス漏れ警報器SH12918とテストガス
↑;Panasonic ガス漏れ警報器 SH 12918の外箱。右の使い捨てライターに見えるのは、別売りテストガス(構造は使い捨てライターと同じですが、イグナイターはないので着火はしません。)

 

Panasonicガス漏れ警報器SH12918附属品
↑;本体の他、取り付け用の金具、ビス2本、仮止め用の両面テープ、各種シール(警報が鳴った時の対処等を示したもの)、取り扱い説明書等の書類 が付属しています。

 

Panasonicガス漏れ警報器SH12918本体正面
↑;SH12918本体。 デザイン云々を求めてはいけない製品だと思います。本体前面下部に、ガス検知部分が格納されています。

 

Panasonicガス漏れ警報器SH12918 プラグ
↑;予備用のコンセントと一体化したプラグ。近場のコンセントが1口タイプですでに使用されている場合でも、同時使用が可能。1500Wまで。ケーブル長は3m

 

Panasonicガス漏れ警報器SH12918 テストガスでテスト
↑;別売りテストガスを噴射。2秒くらいで警報音がなることを確認。しばらくすると自然に消音(ガス濃度が下がると自然に警報は停止)

 

Panasonic SH 12918 取付位置

取り扱い説明書から

↑;取り扱い説明書には設置場所について書かれています。コンロの直上はむしろまずいとのこと。天井から30cm以内の高さに設置します。

 

冷蔵庫上のコンセント
↑;冷蔵庫上のコンセントの様子。ここから電源を取ります。

 

ガス漏れ警報器 取付金具を壁に設置
↑;取付金具を壁面に取り付けた様子

 

ガス漏れ警報器 石膏ボード用ピン
↑;付属のネジを使用するのが正しいのですが、傷をあまりつけたくないので石膏ボード用のピンを使用。(東急ハンズで購入。耐荷重的には問題なさそうでしたが、明らかにネジより抜けやすそうです。しかも、最初に頭の大きなピンを使ったら、本体と干渉して設置できないという失敗もしでかしました。かといって小さすぎると金具が抜けてしまいます。付属のネジを使った方が無難です。)

 

ガス漏れ警報器 設置完了
↑;無事設置完了。夜間真っ暗になると、動作確認用の赤いLEDが若干明るくて気になりました。 しかし、点灯していることがはっきりわからないと故障時に気付かなくなってしまうので仕方がないのかもしれません。

 

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まとめ

新居に「ガス漏れ警報器;Panasonic SH12918」を設置しました。

素人の自分でもなんとか設置できました。レンタル(リース)より安く設置可能です。今後、なにか不具合があればまた追記します。5年毎の更新を忘れないようにしなければなりません。