はじめに
地方在住の当方が、東京に引っ越すことが決まり、プチ「断捨離」を敢行してきました。(記事のまとめはこちら)
物理的なデータ保存媒体はかなり減少しましたが、
- 昔のフィルム写真のスキャンデータ
- ミニDVをDVD化
- 音楽CD
- 多くの書類のスキャンデータ等
のデジタル化したデータはかなりの量になってきました。
これまで、PC本体の記憶装置と、クラウド(Google drive)の2重でバックアップしていました。
しかし、PCを買い替えたものの、主記憶装置であるSSDの容量は512GB。
現在、前述のアーカイブデータは260GB程度であり、これではPC本体の半分程度を使ってしまいます。
そこで外付けのHDDを買ってきてそれにGoogle driveフォルダを置いて、クラウドと同期させて使おうと考えました。
TOSHIBA portable HDD 2GB
2TB程度のHDDを探しました。
量販店の店頭で山積みにされて販売されていた
TOSHIBA ; HD-PF20TG サテンゴールド 2TB
を購入。
↑;コンパクトでバスパワータイプ。
ドライバーのダウンロード等は全く不要で、USBにつなぐだけですぐに認識されて使用可能でした。
Google driveのおさらい
クラウド等という言葉もなく、扱うデータも少なかったころはPC本体のHDDと容量大き目のUSBにファイルを複製(同期)しながら持ち歩いていました。
確か、Windowの「ブリーフケース」という名前のファイルを同期する仕組みがあって、それを使っていた記憶があります。
ブラウザー版のGoogle driveからは、クラウドにある「Google drive」のマイドライブにアクセスできます。そこで、そこで自由にフォルダーを作ったり、ドラッグ&ドロップでファイルをコピーしたりできます。
Windows版(ダウンロード版)のGoogle driveは、ローカルのPC(本体のHDDだったり、外付けのHDDだったり)にクラウドのGoogle driveと自動的同期する専用のフォルダーを作ってくれます。
一旦設定すれば、自動的に「クラウドのGoogle drive」と「ローカルPCのGoogle drive」フォルダが同期されるようになります。
例えば、自分のPCのローカルの「Google drive」フォルダに写真を一枚保存すると、インターネットにさえつながっていれば、自動的にクラウドの「Google drive」にもその写真を追加してくれます。(同期)
その逆も可能で、例えば、外出先のPCのブラウザーからクラウドのGoogle driveにログインして、ファイルに変更を加えれば、家に帰って自宅のPCを起動すれば、勝手にローカルの「Google drive」フォルダも変更されるという仕組みです。
このローカルのGoogle driveは、Window版(ダウンロード版)の「Google drive」を初めてインストールしたときに、たしか自動的にPC本体のHDD(Cドライブ)に自動的に作成された記憶があります。
なので、ローカルのGoogle driveフォルダをPC内蔵のHDD(SSD)ではなくて、何とかして外付けのHDDに設定できれば、求めていた状況にできるのではないかと思いました。
ネットでいろいろ見ていると何とかなりそうだったのでやってみました。
Google drive(ダウンロード版)のフォルダーを外付けHDDに設定
購入したHDDをPCにつなぎスタンバイします。
ブラウザで「Google drive」を検索。
↑;ダウンロード をクリックします。
↑;Windows版をダウンロード をクリック。
↑;利用規約がでてきますので「同意してインストール」をクリック。
↑;ダウンロードが始まります。Chromeの場合、左下に実行ファイルが表示されますので、それをクリックするとインストールが始まります。
↑;インストールが終わると、ログインを求められます。Googleのアカウントでログインします。
↑;ログインすると設定画面になります。右下の「開始する」をクリック。
↑;設定ステップ と表示されていますが、ステップ1~3までは特に設定することはなく、画面を読むだけです。「次へ」をクリック。
↑;こんな感じでドライブの使い方やその便利さの説明が続きます。「次へ」をクリック
↑;説明はまだ続きます。「次へ」をクリック。
↑;ようやくステップ4.勢いで「完了」を押してしまいそうになりますが、間違えずに「同期オプション」をクリックします。
↑;この画面でフォルダの場所を指定することが出来ます。「変更」をクリックします。また、クラウドにあるファイルの一部のみ同期するような設定も可能です。
↑;フォルダを置く場所を選ぶ画面になります。自分の場合は外付けの「TOSHIBA」のHDDですのでそれを選択し、フォルダを作成。
↑;適当な名前にします。自分は「Google drive用フォルダ」と名付けました。
↑;インストール終了のお知らせとともに、ショートカットがデスクトップに作成されました。これで完成です。
↑;PCデスクトップ右下の通知エリアに 三角形(六角形)のグーグルドライブのアイコンが現れます。
自分の場合は、クラウドにある260GBのデータのダウンロードがさっそく自動的に始まりました。
↑;先ほどの三角形(六角形)のグーグルドライブアイコンをクリックすると、ファイルの同期状態が表示されます。数Mのファイルならば、知らないうちに終わってしまいますが、今回は全ファイルをHDDにダウンロードすることになるためかなりの時間に。
↑;HDDに新たに作成したフォルダにも「三角形(六角形)」のGoogle driveマークが付いて、ほかのフォルダと差別化されます。
まとめ
引っ越しに備えて、いろんな画像・書類等をデジタルデータ化しました。
結果として、データは増えました。
これまでもPC本体のデータは、定期的に外付けのHDDにバックアップは取っていましたが、つい面倒で長期間バックアップをしないということもありました。
今回、Google driveとローカル(今回は外付けHDD)にデータを2重にして保存してみました。そんなに難しくない作業でした。内臓のドライブの容量が足りない場合等は、外付けのドライブにデータを保存することで内蔵ドライブに空きを作れます。
ただ、2重でのバックアップでは若干不安もあります。もう一台HDDを買って、クラウド、HDD×2 ぐらいでバックアップをしておいた方がいいのかもしれません。
某国は、核兵器を実戦で使用できるレベルになったと聞きます。核兵器を応用したEMP兵器なる武器も使えるのではないかといった話も聞きます。(映画かゲームの架空兵器かと思っていましたが、電子機器を無効化・破壊するとか。)
その手の兵器を使われてしまったら電気的・磁気的な方法でのデータ保存ではダメなんでしょうかね・・・。
Blue rayとかの光学ディスクにもバックアップを取った方がいいいのか??
結局、一周してアナログなデータ保存法も併用すべきだったりするのかもしれません・・・。