天童木工 東京ショールーム に行ってきました。

天童木工東京SR 卓球台の説明パネル リオ五輪 生活

はじめに

新居に続いて、家具選びのためにいろんなショールームに通っています。

日本の家具・木工の会社もいくつか巡ってきました。

今回は、 天童木工の東京ショールームに行ってきました。

・よろしければこちらも

「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら

 

天童木工

天童木工さんは、山形県本社の歴史ある木工・家具の会社です。

山形県天童市は、最近盛り上がっている将棋の駒の産地として有名です。

会社としての設立は1942年と長い歴史があります。

近代工業デザインの歴史にも名前を残す有名デザイナーによる有名な製品を沢山持つ有名な会社です。

自分が天童木工を知ったのは、実は「自動車」関連から。

天童木工は、自動車の内装の用いられる木目パネルやウッドシフトノブなどの制作も手掛けていて、そっち方面から「天童木工」の名前を知っていました。

今回色々調べて、初めて著名なデザイナーや建築家が天童木工とコラボして古典(といっても、今でも色あせない)と言えるような作品を作っていたと知りました。

しかも、自分が生まれる前に作られた製品も多い・・・。

とにかくすごい会社でした。

参照;天童木工 公式サイト

 

天童木工の東京ショールーム

ショールームは、港区浜松町にあります。


場所は、ちょっと奥まったところにあるため、若干分かりにくいですが、浜松町駅からはすぐのところです。

 

天童木工東京SR 入口
↑;一階の入口。カウンターで「電話をして係りを呼んでください」と書いてありました。連絡するとわざわざ案内してくれるために人が来てくれます。

 

天童木工東京SR 卓球台の説明パネル リオ五輪
↑;リオデジャネイロ五輪で有名になった、あの流線形のカッコいい卓球台。この台座の部分は天童木工の作品。

 

天童木工東京SR 明るく高いショールーム
↑;ショールームは広く明るい作り。

 

天童木工東京SR バタフライスツール60周年
↑;左は、天童木工といえばコレ というぐらい有名な椅子(スツール)。デザイナーは 柳 宗理 さん。 ニューヨークのMOMAにも収蔵されているという象徴的な作品。・・・にしても60周年とは。

 

天童木工東京SR 古典的作品群
↑;その他にも、数十年前に作られて定番作品として有名な作品の展示もあります。

 

今回のショールーム探索の主目的は「ダイニングテーブル&チェア」です。スクエアな天板とあまり太くない脚(シンプルな四隅の四つ足)が自分の好みです。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル
↑;まずは、一つ目。天板と脚の接合部が特徴的。「成形合板」を使っているからこそできるデザイン。スムーズに曲面を形成してつながっています。売れ筋とのことでした。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル 天板と脚の接合なめらか
↑;脚と天板がなめらかにつながるところ。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル 天板と脚部が色違いバージョン
↑;脚部と天板部で色違いのタイプ。軽快でモダンな感じになります。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル02
↑;これも脚が細めで好きなタイプのテーブルです。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル02 天板脚接合部
↑;このテーブルも、脚と天板のつなぎ目に特徴があります。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル03
↑;角がラウンドしているタイプもあります。が、テーブルはやっぱり四角いのがいいです。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル04 図書館等で採用多いと
↑;非常にシンプルで脚もテーパーされて細身。これは候補です。手前の椅子は、座面もクッションのないタイプで一見座りにくそうですが、実際かけてみると意外なほどしっくりきます。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル04 天板裏補強
↑;天板下の補強のための板(これがあると耐久性は非常にあがるそうです。)

このテーブル・椅子も歴史が長く、図書館などの公共施設にも納入実績が多いとのこと。つまり耐久性は非常に高いとのことです。

天童木工東京SR ダイニングテーブル05
↑;こういう重厚なタイプもあります。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル06
↑;このダイニングテーブルも軽快な印象。脚は細めです。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル06 天板と脚
↑;これも脚が特徴的。Y字型になっています。なかなか無垢材でこういうデザインは見たことないです。これも「成形合板」ならではかと。

 

天童木工東京SR ダイニングテーブル06 ハイバックの椅子 取り外せるクッション
↑;ハイバックのチェア。クッションは取り外し可能となっています。交換が簡単。ハイバックはどうしても圧迫感がでますが、座り心地はやはりぴか一ですね。

 

天童木工東京SR スタッキング可能な椅子 後ろは有名な座卓
↑;このタイプのチェアはスタッキングが可能。よく考えられています。 写真上の座卓も上述のダイニングテーブルと同じ構造。旅館の和室なんかによく似合います。 旅館によくある座布団をかぶせて使う座椅子も作っています。

 

上島珈琲で見つけた天童木工のチェア
↑;別の日、某上島珈琲店でこのチェアー見つけました。柳 宗理 デザインのチェア。座面が布張りではないタイプですが。

 

天童木工東京SR ハンガー
↑;成形合板で作られたハンガー。木製のハンガーは結構見かけますが、合板による曲線は特徴的かと思います。

 

まとめ

天童木工の東京ショールームに行ってきました。

天童木工の特色は

  • 成形合板を用いた家具
  • 著名デザイナーと作ってきた芸術作品に近い家具

にあると思います。

「成形合板」の「合板」と聞くと、どうしても「安っぽいベニヤ板」を連想してしまっていたのですが、天童木工の「成形合板」は全く違うものです。

薄くて強度に優れているので、チェアなどは軽く作れます。毎日使うものは、軽さも大事です。

仕上げも非常にきれいで手触りもよく、全く「ベニヤ板」感はありませんでした。

自分は、「家具は無垢材や一枚板などが一番」だと思ってきましたが、少し考えが改まりました。

特に、環境保全・森林保全のことを考えると、日本の杉・ヒノキなどの針葉樹の間伐材の圧縮材をもちいた成形合板の利用は重要な事だと思います。

たまに山歩きに出かけるのですが、荒廃した杉林を見ると何とかしなければならないと感じることもしばしばです。

天童木工の家具は、日本の森林や林業を守りながら、優れたデザイン・品質の家具を手に入れることもできるという大きな選択肢だなと思いました。