はじめに
地方暮らし40年以上ですが、東京で暮らすことになりました。
慣れないながらもぼちぼち仕事しながら、新居を決めてきました。
で、次いで家具を含めたインテリアショップ巡りをしています。
今回は、WISE・WISE 表参道 に行ってきました。
・よろしければこちらも
「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら)
WISE・WISE
WISE・WISE さんは、1996年創業の家具を中心に、インテリア関連のグッズも扱う会社です。
デザインのテイストは、シンプル・モダンで飽きの来なさそうなものばかり。
しかし、なんといってもこだわっているのは、日本各地の国内産の材木を用いること。
また、健康に配慮した製品(ホルムアルデヒド等の有害化学物質を極力使わない)も強調しています。
ちょっと古い表現になってくるかもしれませんが、SustainabilityとかFare tradeといったところがKey wordなのかなという印象を持ちました。
これまで見てきたインテリアのブランド・ショップでも、家具には使いにくいとされる日本の針葉樹(杉・ヒノキ等)を活用していこうという会社もありました。
WISE・WISEさんはこのあたりが徹底しているなあと感じます。杉・ヒノキだけでなく、国産のシラカバ・クリ・カラマツ・クヌギ等も積極的に使っているとのこと。
まあ、難しいことを抜きにしてデザインだけ見ても非常に惹かれます。
WISE・WISE 表参道へ
ショールーム(店舗)は、渋谷区神宮前 にあります。
JR 原宿駅 あるいは 地下鉄 明治神宮前駅 が最寄です。
表参道やキャットストリートから一本奥まったところにあり、若干分かりにくい場所でしたが、お洒落なインポートブランドのお店等を目で追いながら、迷いながらも楽しくたどり着けました。
↑;WISE・WISE表参道付近。道に迷いました。が、おかげでTUMIのお店を見つけたので寄り道してきました。
↑;一見分かりにくかったのですが、なんとかたどり着きました。もともと商業施設として建てられたのではなくて、個人宅だったものを改修したのだとか。
↑;それぞれ 上;1階 下;2階の様子。 もと個人邸だったということが良く分かります。豪邸です。
さて、目的は、主にダイニングテーブル・チェアとソファですので、それを中心にチェックしていきます。
↑;オーソドックスなプレーンなソファ。形としてはこのタイプを検討しています。が、木のフレームか脚でもう少しソファ本体が浮いた感じがより好み。
↑;COSMOシリーズのソファ。木の脚が付いています。これもシンプルですがいいですね。
↑;FORESTソファの正面。これぐらいの木の存在の主張感が良いです。
↑;側面・背面も木の存在感が強いです。アームレストを枕にして寝る場合には若干難しいかも。(クッションを枕に使えばいいのですが)
↑;金属脚のNAPシリーズ。シャープで水平基調な印象。(自分は木の脚派ですが)
↑;OCEANソファ。これもスクエアでカッコいいです。(が、脚がメタルのタイプ)
↑;これは南国リゾート系。ラタンで作られたフレーム。
少しダイニングテーブルも。
↑;国内産の杉のテーブル。柔らかい素材でこれまであまり家具には使われなかった樹種らしいですが、きれいで細かい木目です。
↑;あまり太くない四隅の脚と、スクエアな天板。候補になるフォルムの一品です。
↑;テーブルとセットされていたアームチェア。一見、腰のサポートが少ない形状ですが、座ってみるとそうでもなく、また軽いので牽きやすい。
↑;お店の受付用デスクとなっているテーブル。このテーブルはオイルフィニッシュ。色合いの変化を楽しめる仕上げ。実際経年変化が出ているようにおもいます。味があるし、オイルフィニッシュの利点は、自分で手入れ可能というところ。(それが、面倒という考え方とは裏腹になってしまいますが。)
その他、蜜蝋仕上げだったり、ソープフィニッシュだったり自然派な仕上げが選択肢に。一般的なウレタン塗装の製品もあり。
まとめ
Fare Tradeの輸入材(フェアウッドと呼称されています。)か、国産材にこだわった家具を作っている WISE・WISE表参道へ行ってきました。
デザインもしっくりくるものが多かったです。木の手触りも抜群。
後に分厚いカタログも頂いたのですが、やはり強い思い入れというかPhilosophyを感じます。 自然を守り、健康を守り、日本の森林・林業を守るといった企業理念が伝わってきます。
非常にストイックです。が、少々手間がかかってその分少し高価だとしても、こういう哲学に価値を感じてお金を払っていくのが、後世の為にも必要かもしれないと考えさせられます。
表参道のお店では、最終候補に残りそうな数点を見つけることが出来ました。