はじめに
新居の照明を探しています。
一般的なシーリングライトもそうですが、最近探しているのはテーブルスタンド・デスクランプの類です。
山田照明には Z-Light という有名なデスクスタンドのシリーズがあると知り、直に見に行ってみたいと思いました。
・よろしければこちらも 「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら)…いくつか照明メーカーも訪問してます。
yamada 山田照明
山田照明は昭和21年創業の照明器具メーカー。
上述のように昭和29年発表の工場などで手元を照らす「山田式Z型作業スタンド」が有名となりました。
以後オフィスのデスクライトなど製作しています。現在ではブランド名はZ-Lightと改名。
もちろん、シーリング、ブラケット、ダウンライト、スポットライト、屋外照明等も幅広い商品のラインナップがあり、住居用だけでなく施設への納入も多いようです。
公式サイトを眺めていて「こりゃカッコいい」と思ったのは、ピンホール型のダウンライト。
ダウンライトのなかでもできる限り照明自体の存在感をなくして、明かりだけを提供するスタイルの「ピンポール型ダウンライト」は、開口部が10円玉程度のものもあるとか。何もない空間に、照らされたObjectだけが浮かび上がる様子は「クール」です。
法人向けの施工事例をみていると、自分の知っている施設のライティングを山田照明が請け負っていたりして身近なのだなと感じます。
yamada 山田照明株式会社 東京ショールームへ
山田照明東京ショールームは、千代田区外神田にあります。
↑;最寄は地下鉄 末広町駅 です。 が、秋葉原駅から歩いてもすぐです。
ビルのB1F,1F, 2Fがショールームになっています。3階より上は本社オフィス。
B1Fの屋外照明はパスして、1階と2階を見学させてもらいました。
↑;一階入ってすぐの展示エリア。Z-Lihgtの代表的な製品が並んでいます。・・・ここだけで自分的にはほぼ見たいものすべて見れてしまいました。Z-Lightシリーズは、モノトーンでそぎ落とされたデザイン。いずれもかなり物欲をそそります。
よく見てみると、これらZ-Light群を明るく浮かび上がらせているのは、天井のダウンライトですが、これピンホールタイプでした。 照明器具の存在感はミニマムですが、光だけがある感じです。
2階へ上がってまずは、係りの方にご挨拶。予約なしでの見学OKでした。
見てみてたかったZ-Lightシリーズをチェック。
↑;Z-G3000. 円盤状の下面には、局所を照らすデスクライトの照明。
↑;同じZ-G3000.上面のアンビエント照明を点灯したところ。これも光量を調整可能。 これは、天井や壁面にむかって照射されることにより間接照明的な役割を果たすとのこと。
↑;Z-S7000. Z-REF. 照明ヘッド部のポリゴン状の反射板が特徴的。 普通のデスクライトは、照明の真下から同心円状に明るくなるのですが、このライトは、離れた位置に均一な光を照射するように光学的に設計されています。・・・照明を手元の直上に持ってこなくても、机の端から手元が明るくできるということ。
また、上向きの間接照明用の明かり(アンビエント照明)もついています。こういう機能的な製品に、理系メカ好き人間は惹かれてしまいます。
↑;Z-8B. 円形のベースに円形のヘッド部。シンプルなデザインです。しかも定価で10000円以下。 これはシルバーや白もあり。良さそうです。
↑;Z-G4000B。 先ほどの円形のZ-8と似たテイストですが、これは四角形。機能的・価格的にはほぼ同じです。
↑;Z-10N。 このシリーズは、アームにジョイントあり。より欲しい所に光を持ってくることが出来ます。アームのジョイント部やスプリングがメカニカルな感じがして非常にカッコいい。奥から白、黒、シルバーです。
アームはパラレルアーム(ダブルアーム;2本一組)で作れれており、これのおかげでヘッド部の角度を維持しつつ好きな位置に照明を持ってくることが出来ます。
↑;Z-N1100. アームの形状は Z-10Nに似ていますが、ヘッドはコンパクトなタイプ。調光だけでなく調色も可能。
↑;これは、一階の展示ですが、Z-S7000。 遠くから見ればL字型の棒のようですが、スリムでシンプルでカッコいい。
さて、二階にはZ-Light以外の一般的な住居用の照明の展示もあります。
↑;2階のショールルームの様子。ペンダントやフロアライトもあります。
↑;ペンダントの展示は豊富です。決して超大量の製品が展示されているわけではないのですが、雰囲気のあるセンスのいい製品が多いと思います。
↑;Laurea ペンダント。LEDでこそ可能になったであろうデザインのシャンデリア。アクリル素材やメタルな感じが融合したデザイン。
↑;アクリル板が特徴的な照明。Nieveペンダント。きらびやか。
↑;アクリル板が大きく目立つシーリングライト。アクリル板に掘られた模様でで光が拡散してキラキラとした華やかさがあります。
最後に、一番気に入ったZ-LihgtのZ-10Nのはがき大のパンフを頂き撤収しました。
まとめ
千代田区の 山田照明株式会社東京ショールームへ行ってきました。
広くてきれいなショールームでした。
一般照明も、某総合家電メーカーの照明の様な大量の品揃えというわけにはいかないですが、厳選された品揃えだと思います。 結構レトロなデザインもしっかり作り続けているとのこと。
Z-Lihgtに関しては、想像以上にカッコ良かったです。機能を研ぎ澄ましてたどり着いたデザインといった感じです。インテリア・ファッションではなく、「道具」が持つ機能美だと思いました。 かなりほしい!。