はじめに
BAFFALOの無線LANルーター(親機)のWSR-2533DHPを買いました。
特段難しい設定をすることなく導入できました。
速度も十分満足できるものでした。
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これまでの環境
田舎の一戸建てを建てた当時(約10年前)、まだまだ無線LANはそれほど普及していませんでした。
各部屋へ有線のLANケーブルを引き込んで端子を作ってインターネットを使っていました。
そのうち、タブレット端末や、スマートフォンを自分だけでなく家族も使うようになってきて有線接続だけでは少し困るようになってきました。
そこで、当時「お試し」で出張時等に使う用途のポータブルの無線LANルーターを購入し使っていました。
↑;Logitec LAN-W150N。重さ35gで手のひらサイズ。まさに携帯用。
超シンプルな低機能(最大150Mbps)なものでしたが、意外と困ることなく一家全員が利用していました。「お試し」のつもりがどっぷり使うことに。
しかし、プリンターやスキャナー等も無線接続する時代となってきて、色々と困ることも出てきました。
そこで、引っ越しを機に無線LANルーターをしっかりとした「据え置き型」に更新することにしました。
無線LANルーターの検討
さて、無線LANルーターのメーカーは複数ありますが、
- BAFFALOとNECが、トップ2の売れ筋ブランド。
- 次いで、ELECOMやIODATA。その他、海外ブランド(ASUSやTP link、NET GEAR)等
といったところの様です。
自分が調べた範囲では、ネットでの評判も、各社良いこと・悪いことが書かれていてあまり参考になりませんでした。
で、結局あまり考えずにとりあえずBAFFALO製品で探していくことにしました。
今回無線LANルーターに求める条件・スペック
求めるスペックや前提条件はこんな感じでした。
- 鉄筋コンクリート造りの3LDK。
- ネットを使うのは家族4人;自分以外は皆i Phone。
- 動画コンテンツ等はあまり使わない。ネットゲームも使わない。(今後、子供たちは使うかも・・・)
- 高性能に越したことはないが、狭い部屋なので大きな筐体は困る。
BAFFALOの公式サイトでは、無線LANルーターの選び方の参考に、部屋の間取りや家族の人数等が出ていました。それを参照にすると定価5千円~1万円弱のミドルレンジの製品が適するということになります。
もともとの回線の速度問題
さて、新居のデフォルトの回線とプロバイダーは一択で選択の余地がない状態でした。
- 回線;au ひかりマンション タイプE 一括3
- プロバイダー;au one net
上記公式サイトによると「共有部までは1Gbpsの光回線。そこから各戸までは100Mbpsのイーサネット」と書いてありました。
ということは、無線LANルーターがどれだけ高速でも、元の回線が100Mbps程度では宝の持ち腐れってことに…。
そういうこともあって、確かにミドルレンジかエントリーレンジの製品で十分かもと思っていたのです。
しかし、新居の有線接続で速度を測定してみると意外なことに100Mbpsを余裕で超えていることが判明(記事はこちら)
これを見てしまうと欲が出てしまいます。「せっかくなのである程度の性能なルーターが欲しいなあ」ということに。
アンテナのないタイプで一番高機能なタイプに決定
上記のような背景・状況で、家電量販店に向かいました。
思いのほか速い回線に浮かれて高機能・ハイエンド製品を買うつもり満々で周辺機器コーナーへ向かいます。
無線LANのBAFFALOのコーナーにはサンプルがばっちり並んでしました。
一番高機能(かつ高価なのは)コレ。
いかにも高性能だと思わせるのは、てっぺんから飛び出す4本のアンテナ。スペック的には文句なしなのですが、実物みて何が問題だったかというと、
「とにかくデカい!!」
というところ。幅は30cmを超えますし、アンテナを立てたときの高さもおそらく30cm前後はあります。重量は740g。 欲しいけど「置く場所がない。」
次いで、高機能なのがコレ
これも本体は18.5cmの高さがあり、アンテナも含めればおそらく30cmを超える高さに・・・。速いCPUとか、鑑賞自動回避等機能は高度。しかしやっぱり大きい。
アンテナがないタイプでコンパクトで最も高機能だったのがコレです。
これは、本体サイズも16cm×16cmと一回り小さくて、なんといっても強そうなアンテナが生えていません。 アンテナの方向を変えて電波の方向を変えるといったことは出来ませんが、ストリーム数は11ac 4×4と上位機種並みです。
アンテナなくてもう一段安い機種になるとコレ。
本体の大きさは先ほどの機種とほぼ同じ。しかし、ストリーム数が11ac 2×2となってしまいます。しかし、価格はかなりリーズナブルに。 これでも十分な感じ。
よく似た性能ですが、有線LANポートが1000Mbps⇒100Mbpsになってその分少しお安くなっているのがコレです。
ここまで来ると、実売5000円前後とかなりリーズナブル。有線で使うことが殆どないなら有線LANのポートの速度が100Mbpsでも問題なさそうです。
↑;BAFFALOの各種無線LAN機器のサイズ感。やはりアンテナがあるとかなり高さが。
WSR-2533DHPの設置
さて、スペースの都合もありアンテナなしのWSR-2533DHPを購入しました。ハイエンド機種ではないですが、スペック的には、11ac 4×4で十分です。
↑;カラーはブラックを選択。
↑;パッケージの中身一式。本体、スタンド、ACアダプタ、50cmのLANケーブル。本体にも記載されていますが、SSIDと暗号KEYを記載したカードも添付しています。
↑;高さ、幅ともに16cm。これぐらいのサイズ感。
↑;本体の前面、後面。付属のマニュアル類。 前面には4個のLEDインジケータ。後面は電源とLAN端子、各種設定のスイッチ(デフォルトのままで普通は問題なく設定可能とのことで、触れずにOKでした。)があります。 マニュアルは、A;交換設定(引っ越し) B;新規設定編 C;中継器設定編 に分かれて必要な情報は探しやすくなっていました。
↑;設置するとこんな感じ。主張し過ぎず存在感少な目でスペースもあまりとりません。
設置は特に戸惑うポイントなく終了しました。LANケーブルをつなぎ、電源をつなぎ、後面の電源スイッチを入れるだけです。
WSR-2533DHPの設定
結論を言えば特別なソフトのダウンロードや設定は不要で簡単でした。
PCやスマホで、SSIDとKEYさえ入力すればすぐに使用可能でした。
↑;本体側面あるいは、セットアップカードに記載されたSSIDが「2つ」出ています。 これは、BAFFALO-A-****は5GHz帯で、BAFFALO-B-****は2.4GHz帯とのこと。 1633+800ってのは、合計で2533Mbpsで通信できるというわけではないようです。(常識?;知りませんでした。)
とりあえずBAFFALO-A-****を選択します。
↑;暗号KEYを入力すれば終了。 同じようにBAFFALO-B-****(2.4GHz帯)も設定可能。
これで、問題なく設定終了。ネット使用もO.Kでした。
WSR-2533DHPの速度
一番気になる速度です。
まずは、ルーターと同じ部屋で障害物がない状態でPCと無線接続して計測。
BNRスピードテストで計測。
↑;5回測定してのベストは340Mbps!!。 十分早い。
5回測定しての10のデータの平均(と標準偏差)は
- 192Mbps(±92Mbps);有線接続時 471Mbps 有線との比較;40%
次いで、Exiteの速度測定サイトでも測定してみました。
↑;にわかに信じがたい下り651Mbps!!。5回測定してのベスト記録ですが。
同じく平均すると
- 下り;533Mbps(±108Mbps);有線接続時415Mbps;有線との比較128%・・・有線<無線?? ちょっと信用できない気もしますが。
まあ、誤差も大きい測定だとは思います。しかし、すくなくとも有線のスピードを極端に殺すことなく無線で通信できているのではないでしょうか。
また、15mほど離れた、木製のドア2枚先の部屋でも測定してみましたが(5GHz帯)、速度低下はほとんどない印象です。(数回の測定できっちり平均は出して計算したわけではないです。)よっぽど広いマンションでない限りは、実用範囲内だと思いました。
まとめ
BAFFALOの無線LANルーター(親機)のWSR-2533DHPを買いました。
- アンテナが外部に出ていないタイプの中では高性能
- コンパクト
という点に惹かれて購入を決定しました。実際、設置・導入してみて
- 設定ほとんど不要で簡単
- 速度も十分
で、今のところ快適です。気に入っています。今後、家族みんなで使いだしたらどうなるのかは気になるところではあります。また、不具合や問題があれば、追記をしてみたいと思います。