はじめに
ラグを複写用のカーボン紙で汚してしまいました。
致命的かもと思いましたが、洗剤を使ったら意外と汚れが落ちました。
RESOLVE® CARPET STAIN REMOVER
という名の、海外の洗剤です。
カーペット用洗剤で、パルプ系のラグの汚れを落としてみました。
以前記事にしたのですが、新居リビングにSUMINOE製の平織のパルプ素材のラグ(記事はこちら)を導入。
さらさらとした素材感や明るいカラーも非常に気に入っているのですが、「これ汚したら、目立つよなあ・・、気を付けなくては。」と思っていました。
さてその後、引っ越しに前後して、新しい荷物等が大量に宅配便で届いていました。
ある日、届いた荷物の複写式の伝票をはぎとって捨てようとしたとき、それが新しいラグの上に落下。
素早く拾えばよかったのですが、真っ黒な複写面がラグにこすれる形となり無残な汚れが付いてしまいました。
「ヤバい!」と焦って、ウェットティッシュでふき取ろうとしたところ、むしろ複写用のカーボンが広がってしまう羽目に・・・・。
↑;見なかったことにして心の中から消去していましたが、いよいよ妻に見つかってしまいました。
「ちょっと、コレ。何!?」 しどろもどろな感じで理由を説明しますが、視線が痛い・・・。
で、何とかきれいにしなくてはと思い、買ってきたのがこの洗剤。
売り場には、いくつかカーペット用の洗剤が売っていたのですが、もう直感です。
RESOLVE® CARPET STAIN REMOVER
を購入。
スプレータイプのカーペット専用を謳う洗剤でした。
↑;いかにも「American」なパッケージです。
畳文化の日本製でなく、カーペット文化の外国製でいこうという頼りない判断。
派手な英語のパッケージにも惹かれて決断。 唯一考慮したのは、パルプ製のラグなのでもしかしてアルカリに弱いのではとの考えから、「中性」の洗剤にした点。
この製品は、アメリカのブランドで傘下にはニキビケアの「クレアラシル」とか、○○ドームで世界的シェアを誇る「DUREX」等を持つ、一大家庭用ケミカル・ヘルスケア企業の製品みたいです。
作業開始します。
↑;まずは、汚れにたっぷりスプレー。 柔軟剤的な香りがやや強め。 数分放置しました。
その後、泡が消えましたが、一見するとほとんど汚れは落ちていない・・・。
表から、濡れた雑巾で叩きます。(以前、ウェットティッシュで無理にこすって汚れが広がってしまった上に、ラグ表面が少しけば立ってしまった反省を踏まえて。)
↑;ラグをめくって裏面からも、濡れた雑巾で叩いたりこすったりすると、
↑;うまい具合に、表が泡立って汚れが浮き上がりました。 これを丁寧にふき取ります。
一回では取り切れなかったので、同じプロセスを何度か繰り返しました。少しずつ汚れが目立たなくなりました。
↑;右の汚れはまだ乾燥していないので、シミが広がったように見えますがのちに乾燥して左と同じようにきれいに。 乾燥すると当初少し気になった「柔軟剤風」の匂いもほとんど分からなくなりました。
↑;若干、黒い汚れがまだ残りますが、この程度で終了。 あと1-2回工程を繰り返せば、さらに汚れを落とせたかもしれませんが、ここでGive up.
まとめ
カーペットの染み抜き洗剤「RESOLVE CARPET STAIN REMOVER」を使って、平織りパルプ系ラグの汚れ(カーボン複写紙の黒い汚れ)を落としてみました。
心配していたパルプ繊維のダメージや色落ちなども発生しなかったのも幸い。
地味な作業が必要でしたが、まあまあきれいになったと思います。
この洗剤が良かったのか、単に地道にな作業が有効だったのかは、比較検討していないので確実なことは言えませんが、とりあえず満足のいく結果でした。やれやれ。