はじめに
東京 池袋の
サンシャイン水族館 に行ってきました。
妻のお買い物に付き合ったついでに寄ってみたのですが、結構楽しめました。
若き、あおハルな時代に来たかったなあ・・・(遠い目)
東京;副都心構想と池袋 「都心」と「副都心」とは
自分は地方に40年以上住み続けて、急遽上京してきた人間です。
都内各都市の名前も微妙ですので、その町の特徴や歴史等は全く疎い・・・。
で、池袋を少し調べてみました。
その中で出てきた用語が「副都心構想」。これに基づいて池袋が開発されたとか。
そういえば、「都心」とか「副都心」って、いったいどこを指すのか? 良くわかりません。
地方出身者としては、
都心;丸の内とか、銀座??
副都心;新宿の都庁の周り??
程度の理解・・・・。
で、東京都都市整備局のサイトに以下のような資料を見つけました。
新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針(平成30年3月29日改定) なる資料の一部にこんな表がありました。
これによると
- 都心;大手町、丸の内、有楽町、内幸町、霞が関、日本橋、八重洲、銀座、新橋等
- 副都心;新宿、渋谷、池袋、上野・浅草、錦糸町・亀戸、大崎、臨海副都心 の7つの地域
ということ。
なるほど、都心とは東京駅周辺・官公庁街を主に指すのかと理解。
一方、副都心に上野浅草、錦糸町亀戸、大崎等が含まれていたのは田舎者の自分としては少し意外な感じもしました。
ですので、「池袋は7つの副都心の一つ」ということです。
東京副都心構想と池袋
さて、「副都心は7つだ。」と先ほど述べたのですが、最初から7つだったわけでなかったようです。
- 1958年;第一次首都圏整備計画という法律にて「渋谷」「新宿」「池袋」が副都心の位置づけに。
- 1982年;東京都長期計画という法律にて「上野・浅草」、「錦糸町・亀戸」、「大崎・五反田」が指定。
- 1986年;第二次東京都長期計画にて、「臨海副都心」構想。
といった感じで、徐々に追加されて7つになった経緯です。
そういう意味では、池袋は当初の「御三家」にあたる由緒正しい?「副都心」でしょうか。
池袋サンシャインシティー
田舎育ちの自分ですが、「サンシャイン60」には幼少のころ両親に連れてこられて展望台に登った記憶があります。
↑;ちなみに「東池袋駅」の方が「池袋駅」より近いです。池袋駅から歩くと結構あります。
当時は、「とにかく高いビル」という印象しかなかったのですが、商業施設、オフィス、ホテル等の「複合開発」のはしりみたいなプロジェクトでした。
改めて公式サイトを見てみると、
- サンシャイン60ビル;オフィスと高層階の展望台・レストラン
- アルバ;専門店街。
- プリンスホテル
- ワールドインポートマートビル;ナンジャタウン、水族館、プラネタリウム、ALTA等
- 文化会館ビル;サンシャイン劇場、古代オリエント博物館
いくつかのビル、セクションに分かれてオフィスだけでなく、ショッピング、アミューズメント、ホテル等沢山の領域の施設が入っています。
上述の如く、1958年に副都心構想で池袋が指定されてから、当時「東京拘置所」があった土地に超高層ビルを中心とした施設を造る計画が立案されて、1978年に開業。・・・2018年で40周年になるそうです。
池袋サンシャイン水族館へ行ってきました。
さて、沢山施設があるのですが、アラフォー・アラフィフの夫婦が出かけるのもなんだか気恥ずかしい感じでしたが、水族館をチョイスしてみました。
「若い」カップルと家族連れが多かったです。
営業時間;基本年中無休。
3月21日(水・祝)~9月24日(振休) 10:00~21:00
9月25日(火)~2019年3月20日(水) 10:00~18:00
最終入場は終了1時間前までとのこと。
ワールドマートビルの8F・屋上に位置します。
入場料金;
大人(高校生以上) 2,200円
こども(小・中学生) 1,200円
幼児(4才以上) 700円
結構なお値段します。 頻回に訪問するならば年間パスがむしろお得かも。
4400円(入場料2回分)で、入場し放題になります。
さて、ワールドインポートマートビルからエレベーターで最上階(屋上)に上がります。(若干分かりにくいです。)
↑;エレベータを降りて正面には、こんな水景。ガラス面を流れ落ちる滝の裏側は通路になっていて、写真を撮っている家族連れがいました。
で、エレベーターを出て右へ行くと、こんな感じのオープンエアな空間です。
↑;エレベータを出て、右手にチケットカウンターがあります。カウンターの反対側には、緑生い茂る南国の印象。
↑;チケットカウンターの奥に、水族館入口があります。 左が水族館、右はプラネタリウム。 今回はプラネタリウムはパスですが、普通のシートだけでなく雲シートとか、芝シートといった、寝っ転がって鑑賞できるスタイルのシートもある模様。
まずは、屋内の展示を見て回ります。 小規模ですが、目を引く魚や両生類、爬虫類等の展示があります。
↑;小さな水槽が多いのですが、この規模の大き目の水槽もあります。
↑;水辺を再現した展示。
↑;数十センチ以上ありそうな大きなトカゲ。 動きは鈍いです。
↑;小ささ目の水槽ですが、きれいな魚たち。
↑;白い(アルビノ)のウーパールーパー(サンショウウオ??)っぽい両生類。
↑;人工的すぎる黄色いカエル。 明らかにヤバイ色です。やっぱり毒ガエルだそうです。
↑;同じく、黒背景に蛍光グリーン模様のカエル。 これも毒有りと。
↑;これもサイズ感が分かりにくいですが、数十センチの体長の巨大なトカゲ。ベロをチロチロとやってます。 女性陣には不人気の模様。(キモかわいいといった若い女性の声も聞こえましたが・・・。)
↑;終盤、写真映えする熱帯魚エリア。 素直に「きれいだなー」という感想が漏れます。
↑;定番、ニモのモデルの「クマノミ」もいます。
室内展示エリアが終わるとショップがあって、さらに上の動物達のいるエリアと、ペンギン・アシカ等のいる屋上エリアに行けます。
↑;まずは最上階まで登ってみました。 アシカやペンギンのいるエリアを上から見下ろすとこんな感じです。 この時は気づかなかったのですが、清掃中でこの日は、円形のアクリル水槽に水が入っていない(つまり、動物がいない)ことが判明。 にしても、池袋の真ん中のビルの谷間にこんなスポットが隠れているのに驚き。
↑;先ほどの最上階エリア自体は狭く、アルパカ等と触れ合えますが、家族連れ向きな感じだったので、元来た階段を下って屋外展示エリアへ向かいます。
↑;定番のアシカのショーが開催されていました。 子供たちは大喜び。
↑;本来ならアシカたちが、空を飛ぶように泳いでいるはずのアクリル水槽はなんと工事中・・・。
奥へ進むと、ペンギンが手の届きそうな位置で見れます。
↑;これはこれでかわいいのですが、次のペンギン水槽がやはりすごい。
↑;ペンギンが泳いでいるところを下から撮影。 ちょっと分かりにくいと思いますが・・・。
↑;こんな感じで、L字型の水槽に下に潜り込む感じでペンギンを見上げることが可能。 かなり感動します。
↑;横を向けば、背景の高層のビルの手前でやっぱり「飛んでいるペンギン」が見れます。 何とも言えない面白い「違和感」が楽しめます。
まとめ
東京都に7つある「副都心」の一つ、池袋のサンシャイン水族館に行ってきました。
都会の真ん中、決して大規模ではないですが、メリハリの利いた展示でとても楽しめました。大きすぎないので消化不良感がなく、見て回れます。
SNSやらないのですが、「空飛ぶペンギン」の絵はたしかに「映えます。」
とても感動します。おすすめです。