シンガポール航空のビジネスクラスで、一泊3日の弾丸旅行・・・。実際の搭乗編

SQ631 Lunch生活
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はじめに

前回、シンガポール航空でのオンラインチェックインや、オンラインでの事前の機内食選択、座席指定について記事にしました。(記事はこちら)

今回いよいよ、初のシンガポール航空 ビジネスクラス搭乗記です。

 

チャンギ空港のシルバークリスラウンジ等の記事はこちら;シンガポール航空のビジネスクラスで、一泊3日の弾丸旅行・・・。シルバークリスラウンジと帰国便編

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オンラインでチェックインし、搭乗券も印刷済みでしたが・・・荷物預けました・・・。

今回、羽田空港利用も人生初体験です。

自家用車・バス以外の公共アクセスとしては大きく「京急線」と「東京モノレール」がありますが、行きに「京急」帰りに「モノレール」を使用。

(ちなみに帰路に用いたモノレールのほうが、本数も多く駅からターミナルの距離も近い感じで便利な印象を受けました。)

京成 羽田国際線ターミナルの駅
↑;京成線の国際線ターミナルの駅は地下にあります。

 

羽田 京成 地下から一気に3Fへ
↑;電車を降りると地下2階ですが、国際線ターミナルの出発階(3F)まで、一気にエスカレーター(かなり長いです。)で行くことができます。

 

さて今回、カウンターに並ばずに、直接セキュリティーゲートへ行くことを目的にオンラインでチェックインし搭乗券も印刷しました。

しかし、ラウンジに行くのに荷物を減らしたい思いに駆られて、結局カウンターに立ち寄って本来機内持ち込みできるキャリーバッグを一つ預けることに・・・。

シンガポール航空 カウンター 羽田
↑;この日は、「エコノミーのカウンターに長蛇の列」ってわけではなかったのですが、Businessのカウンターがガラガラだったので全く並ばずに荷物を預けられました。 カウンターは日本人スタッフ(ANAのIDカードをぶら下げていらっしゃいました。)ですので、自分のように英語だめでももちろん大丈夫です。

 

で、せっかく搭乗券を印刷してきたのですが、カウンターで結局普通の搭乗券ももらうことに。

シンガポール航空 sQ631 搭乗券
↑;これは往路の搭乗券。 「シンガポール滞在が短いので、この場で帰りの便も搭乗券もお渡しできますが。」とのことで、帰国便の搭乗券ももらえました。

予定外にカウンターに寄って良かった点がありまして、

  • あらかじめシンガポール出入国カードがもらえたこと

です。このカードは機内や、シンガポールの入国審査場でももらえますが、あらかじめもらっておけば機内でゆっくり落ち着いて記入ができます。

 

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セキュリティーゲートを通過する前に少し空港内を散策

さて、早く空港に着いたのでまだまだ時間があります。セキュリティーゲート内のラウンジに行く前に、ざっと空港内を散策。

 

羽田国際線ターミナル 3Fを上から
↑;国際線ターミナルの出発ロビーは3階にありますが、4Fに登ります。羽田の国際線ターミナルは思っていたより新しくてキレイだと感じました。

 

羽田国際線ターミナル 4F 江戸小道
↑;4Fの「江戸小路」と名づけられた空港内のモール。 レストランやカフェ、ショップなどがあります。が、自分が来た時間帯は早朝だったこともあり、あまりお店が開いていませんでした。 さっと食べられるお店がいくつかありそうです。

 

羽田国際線ターミナル 4F 江戸小路 江戸舞台
↑;5Fへ向かうエスカレーター付近には「江戸舞台」という名の舞台。 早朝でとくにイベントもなく静かです。

 

羽田国際線ターミナル 5F 展望デッキ
↑;5Fの展望デッキ。 天気もよく、朝早くで人もまばら。ほぼ独占状態です。

 

羽田国際線ターミナル 5F 展望デッキから国内線ターミナル方向へ
↑;滑走路をはさんで奥には羽田の「国内線ターミナル」が見えます。 羽田空港は国際線ターミナルのほうが「陸側」にあります。

 

一通り散策終了。セキュリティーゲートへ向かいました。

 

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シンガポール航空 ビジネスクラス;羽田ではANAのラウンジが使えます。

さて、身分不相応にビジネスクラスで招待いただいたのですが、せっかくなのでラウンジに行くことにしました。 かなりわくわくします。 裕福な旅行者や、スーツを着たイケてるビジネスマンしか入れないんではと、結構ビビりながら向かいました。

羽田空港には、シンガポール航空のラウンジはありませんが提携するANA(スターアライアンス)のラウンジが使用可能。

セキュリティーゲートを超えて右に向かうと、すぐにラウンジにつながる4階行きのエスカレーターがありました。

羽田ANAラウンジ

 

羽田ANAラウンジ 入り口
↑;エスカレーターを上がりきると、ANAのラウンジが二つあります。手前が「ANA LOUNGE」。こちらへ入ります。

羽田ANA Suiteラウンジ 入り口
↑;ちなみにそのすぐ右手には「ANA SUITE LOUNGE」の入り口。 こちらはビジネスのチケットでは入れません。ファーストクラスの乗客のためのラウンジです。

受付のスタッフに搭乗券を見せると、中へ通してくれます。

羽田ANAラウンジ 見取り図
↑;入り口付近にはラウンジ全体の見取り図があります。 右下エントランスから入ってすぐに「シャワー室」。さらに進むと左手に「トイレ」 右手にラウンジがあります。 かなり奥行きがあるつくりです。 食事は入り口寄りのラウンジの右側のエリアのテーブル席で摂ることができます。

 

羽田ANAラウンジ 内部
↑;朝7時過ぎ、混雑度はそれほどでもなく席は余裕で見つけることができました。静かに休まれている方や、ノートPCを開いて何か作業をしている人も。 外国人の比率も高め。

 

羽田ANAラウンジ 食事01 羽田ANAラウンジ 食事02
↑;ラウンジでの主目的「朝食」を頂きます。 軽めにいなりずし・巻物とサンドイッチなどで済ませました。 超高級食材がそろっているというわけではありませんが、ドリンクもフードも結構充実していました。(もっと、バシャバシャ写真を撮ってきたかったのですが、明らかに邪魔になりそう&気恥ずかしさ で遠慮することに・・・。)

今後もめったに入れないであろうラウンジなので、ぎりぎりまで粘って休憩。 搭乗口へ向かいました。

 

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シンガポール航空 ビジネスクラス;いよいよ搭乗。

羽田 SQ631 搭乗ゲートへ 動く歩道
↑;SQ 631便は、今回一番端の105ゲートからの搭乗。 動く歩道をひたすら乗り継いで進みます。 羽田空港、きれいです。 平日のこの時間帯、人も少ない。

 

羽田国際線ターミナル ゲート105
↑;今回搭乗した105ゲート。 いつも、「はやく搭乗したからって、機内滞在時間が長くなるだけだろ。」的負け惜しみを言っていましたが、ついに優先での先陣を切っての搭乗。 なんですかね、別に偉くなったわけでも何でもないんですけど・・・。自分のかなり小さめの虚栄心が満たされていきます・・・。

 

羽田 SQ631 777-300ER
↑;ゲート付近から今回の機体を見ます。 ボーイング777-300ERという飛行機だそうです。

 

羽田 SQ631 777-300ER 窓側
↑;自分の席(窓側19A)に到着。おお!。広い!。豪華!。ビジネスクラスの座席の配列は1-2-1なので、どの席を選んでも通路へのアクセスは良好です。 座席正面には大き目のモニター。左奥の小さなコントローラーは有線式です。

 

羽田 SQ631 777-300ER 窓側席 足元
↑;足元も広々。自分は比較的上背がありますが、余裕で足を組めます。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス アイマスクとスリッパと靴下
↑;アイマスク、スリッパ、靴下が各座席にアメニティーとして準備されています。 くつろげる―!。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス ヘッドフォン
↑;ひじ掛け部分の蓋を開けると、結構しっかりしたつくりのヘッドフォンが出てきます。映画鑑賞・音楽聴取に使えます。 ノイズキャンセリング機能まではついてなさそうでしたが、密閉型のヘッドフォンなので映画などは騒音がかなり遮断されて没頭できます。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス カップ置き場
↑;食事用の広いテーブルとは別に、ドリンク類を置いてくれる小さなテーブル(棚)がモニター横に。(訳があって、アルコールは控えねばならず、ウェルカムドリンクはオレンジジュース・・・。)

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 鏡
↑;正面のモニターのすぐ横には、上下にスライドして開閉するが装備されていました。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス USB HDMI 電源
↑;バックレストの横には、奥に収納があり、手前には、「電源、USB端子、HDMI端子」があります。 充電したり、正面のモニターに手持ちの端末を接続したりできそうでした。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス シート調節関連
↑;座席通路側には、シート調節関連のスイッチ類が並んでいます。 シンボルだけみてもいまいち機能が分からないボタンもありましたが・・。

 

さて、往路は、日中のフライトでしたのでフルフラットにしての爆睡モードではなく、シートを適当に倒して、映画をみたりうとうとしたりして過ごしました。

復路は夜出発、朝日本着だったので、ぜひとも座席をフラットにしてしっかり寝てみたい。

当初、上記の座席調整スイッチ類でフラットになるのかなと誤解していました。

わかりにくいたとえですが、SUVなどの車の2列目のシートを前に倒すと広大な荷室が現れる仕組みがありますが、それに似ています。

なので、いったん座席から離れて、背面シートをどっこいしょと前に倒す必要があります。

以下の写真からしばらくは、復路(帰国便)の写真です。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 座席をフラットへ
↑;通路側にいったん出て、座席のバックレストを前に倒したところ。バックレストの裏側にはシートベルトとシーツが仕込まれています。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 座席フラット状態
↑;座席をフルフラット状態にしたところ。 さて、いくらビジネスクラスのシートピッチが広いとはいえ、単純に前後の座席間の距離は身長より短いのでどうやって寝るのか? と思っていましたが・・・。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 足をいれるところ
↑;前の座席の左側に足を突っ込むスペースがあります。 そんなに広くはないのですが、身長180㎝を超える自分でも問題なく足を延ばして眠ることができました。なるほど・・・。

互い違いに2
↑;ビジネスクラスのフラット時の体の位置。 余計分かりにくいかもしれませんが、皆が少しずつ斜めに寝ることでスペースを稼いでいる感じです。 自分の頭のすぐ隣には実は他人の足があるという造りですが、幸い自分に関して言えば後ろの席の乗客の足が座席にガタゴト当たってうるさいなどの問題はありませんでした。

やはりフルフラットになる点は、エコノミーの座席とは完全に一線を画するポイントです。 日中のフライトでは差があまりわかりませんでしたが、帰国便実際寝てみた感想としては、やはり圧倒的にぐっすり眠れますし、目覚めた後の体の軽さも比べ物になりません。

 

さて、往路の羽田ー東京便の機内食ですが、あらかじめネットにて肉料理を指定していました。 ちょうど昼食が機内食のタイミング。

 

往路 Lunch肉
↑;あらかじめ予約した機内食メニュー画面。「GRILLED FILLET OF BEEF WITHPESTO」というメニュー。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 機内食 前菜
↑;実際機内食の写真。 前菜とパン、バターです。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 機内食 メイン
↑;続いてメイン。 焼き加減までの指定はできませんでしたが、ミディアムな焼き具合でした。柔らかくジューシーでした。

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス 機内食 デザート
↑;最後にデザートとコーヒー・紅茶が出て終了。

 

エコノミーのごちゃもりワンプレートの食事しか知らない自分にとっては、天と地の差!!。 なんとも優雅な気分です。(何度も言いますが、自腹の痛まない招待旅行ですけどね・・・。)

 

羽田 SQ631 ビジネスクラス シンガポール到着
↑;食後は映画を一本見て少ししたら、7時間のフライト終了。シンガポール到着でした。

 

揺れもほとんどない、快適なフライトでした。平日の朝便、ビジネスクラスの乗客は日本人少な目で、ほとんどが中華系の方々だった印象です。

その他、シンガポールチャンギ空港での入出国に関して感じた点を以下に列挙しておきます。

  • 入出国カードに滞在先(ホテル等)の郵便番号を記載する必要があります。
  • 入出国カードはシンガポール入国時に半券がもらえるので、それを紛失しないように注意。(ホッチキス止めとかしてくれませんでした。油断するとパスポートから滑り落ちそうです。)
  • 事前に調べたら入国時に「指紋検査」があると聞いていたのですが、自分の場合なぜか無しでした。
  • それと関係するのかもしれませんが、逆に出国時に「自動ゲート」に並んだのですがエラー。結局有人カウンターで指紋を取られました。

 

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まとめ

シンガポール航空のビジネスクラスに登場する機会がありました。

予想以上に快適。

しかし、エコノミーの数倍以上のお値段とか。やはり自分ではなかなか選択できそうにありません。

座席のゆとり、フラットにした時の熟睡感や疲労の軽減度、食事の充実など確かにエコノミークラスでは得られない利点も多数ありました。さらには、ラウンジでは、ゆったり過ごしたり空腹を満たしたり、必要ならシャワーを浴びることもできます。 スケジュールがびっしりのエリートビジネスマンとかなら必要度は高いのかもしれません。

またいつか乗ってみたいと強く思いますが・・・。