電動給気シャッターのフィルターをプチDIYでPM2.5対応?に

電磁シャッター付き給気口 シャッター開 モノ

はじめに

田舎の一戸建てから都会のマンションに暮らすことになりました。

以前、各部屋に付いている手動開閉式の給気口の掃除と、そのフィルターの「アップグレード(不織布⇒静電フィルター)」をしてみました。記事はこちら

 

今回は、「レンジフード連動の電磁シャッター付きの吸気口」なる装備の付属フィルターを、「より小さな粒子・粉塵を補足できる仕様」にできないかなと、少し手を加えてみました。

 

レンジフード連動の電磁シャッター付き吸気口の実際

リビングダイニングキッチン(LDK)に設置されている「レンジフード連動電磁シャッター付き吸気口」なるものは

  • レンジフードの換気扇(ガスコンロの上の換気扇)のスイッチをOnにすると、給気口に設置されたシャッターが電動で開き、
  • レンジフードの換気扇のスイッチをOffにすると、同じく吸気口のシャッターが自動で閉じるもの。

です。

LDKには、これと別に24時間換気用の吸気口(UNIX社製;静電フィルターに交換済み)もあるのですが、おそらくレンジフードを使うと吸気が追い付かないということのようです。

ちなみに、以前フィルター交換したのは、この各部屋にある「手動」で開閉できる吸気口です。

「手動で開閉できる。」とはいっても、基本的には24時間換気が推奨されているので「開けっ放し」であり、台風等の悪天候時に例外的に「閉じる」もののようです。

で、実際こんな感じで壁に設置されていました。

電磁シャッター付き吸気口と普通の手動開閉吸気口
↑;ダクト径は同じく150mmですが、電磁シャッター付きの吸気口の方が当然ゴツくで大きい。我が家では、LDKの一角に縦に並べて設置されていました。(上が電磁シャッター付き、下は24時間換気用の手動の吸気口)

 

調べてみると、この電磁シャッター付き吸気口のメーカーは

  • メルコエアテック製 AT-150QEF4-BL

という、製品と判明。

参照;メルコエアテック 公式サイト

メルコエアテック電磁シャッター付き吸気口 カバー取り外し
↑;フィルターが付いている樹脂製のカバーを取り外すと、中のシャッターを含む機構部が見えてきます。

レンジフード

↑;キッチンコンロ上のフードの換気スイッチを入れると・・・、

メルコエアテック電磁シャッター付き吸気口 シャッターの開閉
↑;若干のタイムラグののち、円形のシャッターが二つに折れて奥に開きます。 開くときはあまり大した音はしませんが、閉じるときには「ペコッ」と音がします。(気になるほどの音量ではないです。)

 

メルコエアテック電磁シャッター付き吸気口 カバー裏とフィルター
↑;吸気口カバーの裏側には「不織布」の白いフィルターがセットされていました。そんなに使用していないので、24時間換気口のフィルターほどは汚れていませんが、小さな虫などが少し引っかかっていました。(よく見ると、何となく円形に黒くはなっていますが。)

 

メルコエアテック電磁シャッター付き吸気口 不織布フィルター
↑;付属の不織布フィルターは結構厚みがあります。(10mm弱位) 「質量法による粉塵捕捉率82%」と記載されていました。

 

電磁シャッター付き吸気口のフィルターのスペックと・・・。

さて、電磁シャッター付き吸気口の付属フィルターを取り外してみると、樹脂製の不織布フィルターのようです。

上述の通り捕捉率も「質量法で82%」との記載。(JIS法なのかは不明ですが)

取り外して4-5回はぬるま湯で洗って再使用可能と取り扱い説明書にも記載あり。普通のフィルターです。

以前交換したUNIXの24時間換気用換気口の静電フィルターの場合、捕捉率95%(PM2.5で50%)だったことを思い出すと、やはり若干粒子径の小さい粉塵に対しては弱い印象

換気量や空気抵抗(圧損失)を考慮して設定されているフィルターでしょうから、安易に手を加えると換気量が減る恐れがあります。

また、どんだけ頑張ってもPM2.5やそれより小さな粒子の補足率はおそらくそう高くなることはないだろうということも前回調べて判明済み。(できるだけのことをしたいならば、最終的には空気清浄機が必要になりそう・・・ということ。

さらには、コンロを使う時しかこの吸気口は使用しないという特性上、「このままで様子を見る。」という選択肢もありだったのですが・・・結局やってしまいました・・・。

これを読まれた方すべてにお勧めするわけでは決してないのですが、よろしければご高覧を。

大義;「家族に花粉症持ちがいる。より捕捉率を上げよう。(ついでに少しPM2.5も補足してくれればいいな・・)」ということで。

 

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用フィルターを使ってフィルターをアップグレード?

さて、以前UNIX社製の24時間換気用吸気口のフィルター交換した記事(記事はこちら)の中で、純正品以外の汎用フィルターを探していて「3M社製 フィルタレット シリーズ」の存在を知りました。

捕捉率の記載はないものの、最も高性能のタイプは「0.1μm以上の粒子を捕捉する。」との記載があり、かなり気になる製品でした。

現在市販されている各社の空気清浄機のフィルターの能力の表示に「0.3~2.5μmまでの粉塵の捕捉率が99.○○%うんぬんかんぬん・・・」等と表示されていることが多く、0.1μmって結構小さい粒子をキャッチできるのだなという印象です。

そこで、これを現在あるフィルターの形に切り取って使ってみようとの算段です。

 

3Mフィルタレットプレミアム なかみ
↑;3Mのフィルタレット エアコン用 プレミアムグレード。 エアコンのフィルターに貼り付けるためのテープと取り換え時期を記入するシールが付属。 本来の用途は当然エアコン用。

 

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用とフィルターカバー
↑;3Mのフィルターは38cm×90cm で、一般的なエアコン一台分のサイズ。この3倍の270cmあるロールタイプも販売されていました。 電磁シャッター付き吸気口のフィルターを4枚は作れそうな大きさです。

 

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用 フィルター切り出し
↑;付属のフィルターを型にして、油性ペンでフィルターに切り取り線を描いていきます。やはり4枚出来ました。

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用とフィルター 付属不織布との厚さ比較
↑;3Mのフィルタ(下)と付属の不織布フィルター(上)の厚さの比較。3Mのフィルタはかなり薄手です。が、その代わり不織布よりも充実して密な感じ。

 

3Mフィルタレットプレミアム と付属フィルターの透光性
↑;フィルターの透光性。付属の不織布フィルター(左)。3Mフィルタレット1枚(中)。3Mフィルタレット4枚重ね(右)。 厚さでいくと3Mのフィルタレットを4枚重ねるとちょうどもともとの不織布フィルターと同等の厚みになりますが、かなり密な感じになってしまいいかにも空気抵抗は高そうなのが気になります。

 

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用 フィルター4枚重ねと元のフィルター
↑;型どおり四枚切り出しました。左上は付属の不織布フィルター。

 

3Mフィルタレットプレミアム エアコン用 フィルター4枚重ねをカバーにセット
↑;3Mフィルタレットプレミアムグレードを4枚重ねて吸気口カバーに装着してみました。隙間はなくぴったり作ることは出来ました。

カバーを本体に再度装着。レンジフードの換気扇を回してみました。

手で触ってみると、やっぱり流量が弱くなってる感じ・・・。

荷造り用のビニールひもで簡易吹き流しを作って検証してみることに。

電磁シャッター付き給気口 デフォルトフィルター流量
↑;付属(デフォルト)の不織布フィルターの場合。吹き流しほぼ水平になるほどの風の強さですが、・・・

電磁シャッター付き給気口 3Mフィルタレット4枚重ねフィルター流量
↑;3Mフィルタレットフィルター4枚重ねにすると、これぐらいに風量ダウン。

 

電磁シャッター付き給気口 デフォルトフィルター+2枚
↑;4枚重ねはやはりやりすぎみたいなので、元の不織布フィルター+3Mフィルタレット2枚重ねにして再度チェック。

 

電磁シャッター付き給気口 デフォルトフィルター+2枚流量
↑;体感的にはデフォルトフィルターとあまり変わらない印象にまで回復。

ということで、「元の不織布フィルターも再利用しつつ、3Mフィルタレットを2枚に節約する」という線で落ち着きました。

 

まとめ

各部屋の吸気口のフィルターに引き続き、「電磁シャッター付き給気口」のフィルターにひと手間(というほどでもない)を加えて、なんちゃってPM2.5対策をしてみました。

まあ、「これでPM2.5の侵入をほぼ防げます。」みたいなことが言えないことは分かっているのですが、花粉症対策の足しにはなるかなと自己満足しています。また、汚れた場合も、継ぎ足したフィルターを捨てて取り換えるだけとお手入れも簡便になるのではと期待しています。

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