はじめに
招待されて(つまり自腹でなく、他人の財布で)、シンガポール航空ビジネスクラスを利用しての一泊三日の旅行をする機会を得ました。前回までは、
を記録してきました。
今回は、帰国時のシンガポール チャンギ空港のラウンジ「シルバークリスラウンジ」の様子を中心に記載していきます。往路とともにビジネスクラス利用の感想は、
- フルフラットになるシートなら、しっかり疲れを残さずに眠れる。
- 機内食や、ラウンジなど快適なおもてなしが利用できる。
といったところです。(でも、やっぱり自腹では払えないかもな・・・。)
シンガポールチャンギ空港 空港到着から出国手続きへ。
さて、シンガポールから羽田の帰国便はSQ636便。 現地時間22:50分発、日本時間 翌日の6:45着の便です。
ホテルをレイトチェックアウトとしてぎりぎりまで滞在し、空港に向かいました。
チャンギ空港は、ワールドエアポートアワードなる賞を複数回受賞している世界有数のハブ空港とのこと。
現在ターミナルは1-4の4つありますが、ターミナル3は地下三階、地上四階の造りで一番大きいようでした。
帰国便SQ636便もターミナル3から出発。
参照;チャンギ空港公式サイト
↑;チャンギ空港;土曜日20時30分ごろのターミナル3 2階の出発ロビー階の車寄せ。 ガラガラでした。ゴミ一つないキレイな車寄せ。
↑;ターミナル3の案内板。 シンガポール航空のすべての便がT3から出発するわけではないようですが、日本・韓国・中国など東アジア便はT3から出発の様です。
↑;中に入ると、広大な空間が出現。 清潔でゴージャスな造りです。
↑;手前(下)のエントランスから入って、航空会社のカウンターは計11列。 カウンターの奥に出国審査のゲートです。
↑;帰国便の搭乗券はすでに出発時の羽田でもらっていましたし、手荷物も今回は預けないので直接セキュリティーゲートへ向かうことが可能でした。 ちなみにビジネスクラスのカウンターは「ROW 6」とのこと。
↑;自分はスルーしましたが、ROW6のビジネスクラスのカウンター。 ものすごくガラガラでした。(裏のROW 7、8あたりは結構な人だかり)
↑;出国審査入り口。 前回記事でも書きましたが、自分の場合は自動ゲートでの出国手続きはエラーでした。 対人のカウンターでの手続きを案内されました。入国時にとられなった指紋を結局出国時に取られました。ちなみにターミナル3ではここでは手荷物検査はありません。
↑;出国手続き後、免税店エリアに入りました。 この時間でもほとんどのお店がオープンしておりにぎわっていました。
ゆっくり見て回ってもよかったのですが、今回も往路の羽田同様に、食事という重要目的のためにラウンジを目指します。
シンガポールチャンギ空港 ;シルバークリスラウンジ(ターミナル3)
さて、出国ゲートをでたら左に向かいます。
エスカレーターが見えるのでそれで3Fに上ってゆき、突き当りまで歩けば、「シルバークリスラウンジ」に到着。
↑;チャンギ空港ターミナル3の地図。 「シルバークリスラウンジ」はターミナルのかなりのエリアを占有する広いラウンジです。
↑;帰国便SQ636の搭乗券には「YOU ARE INVITED BUSINESS CLASS SKL」と書かれています。「SKL」はどうやら「Silver Kris Lounge」の略の模様。
↑;ショップが並ぶ2Fを見下ろせる3F通路にエスカレーターで上がります。奥に進むと「シルバークリスラウンジ」へつながります。
↑;ちなみに手前には「クリスフライヤーゴールドラウンジ」なるラウンジがあり、「ゴールド」と名がついているので、上級ラウンジかと思いきや、そうではないとのこと。若干紛らわしい感じです。
↑;シルバークリスラウンジに到着。 ゴージャスな雰囲気が出ています。 シンガポール航空のサイトによると、ここターミナル3以外ではターミナル2にも「シルバークリスラウンジ」が存在するようです。
受付で搭乗券を見せれば、中に入れます。
↑;入り口少し奥に突き当たると、「ファーストクラス」エリアと、「ビジネスクラス」エリアが分かれます。左のビジネスクラスエリアへ向かいました。
↑;セルフサービスで食事の並ぶエリア。隣接して食事をとるためのテーブル・チェアのエリアがあります。 東南アジア的なメニューが目立ちます。右端には一人シェフがいて、「チキンライス」をその場で調理していました。
↑;冷蔵庫には、ミネラルウォーター、ソフトドリンク類、ビール等がずらりと並び自由に選べます。
↑;この日は夕食が早かったので、かなり空腹。 焼きそば、豆腐・チキン料理、サラダ、フルーツ等を頂きました。
↑;食後にコーヒーを取りに行ったら、美味しそうなサンドイッチ。 1パック頂きました。
↑;シルバークリスラウンジは広大で、皆さん思い思いにくつろいでいました。ちょうどサッカーワールドカップ期間中で、ある一角はモニターとデコレーションでサッカー観戦仕様になっていました。
もっと写真撮りたかったのですが、やはり周囲が静かにくつろがれている姿をみると気が引けてしまいます。
しばらくは、ラウンジのソファーでくつろいで搭乗時間を待ちました。
↑;定番?らしいTWGの紅茶をお土産に購入して搭乗ゲートに向かいました。
シンガポールチャンギ空港;帰国便搭乗、機内食等
さて、搭乗時間が迫ってきたのでゲートに向かいます。
そのまま、搭乗ゲートと思いきや、手荷物検査が待っていました。 そういえば、最初の出国審査のカウンター付近では手荷物検査はありませんでした。 搭乗直前でのチェックになります。
↑;手荷物検査は特に特に問題なくクリアできました。「鞄内のノートPCは外に出すこと」や「羽織っているジャケットは脱ぐこと」あたりを指示されたので従います。
↑;チャンギ空港の公式サイトをみるとターミナル3では、「搭乗ゲートでセキュリティチェックやります。」と書いてありました。
↑;セキュリティチェックを受けるとすぐに搭乗ゲート。充分な広さですが、ショップに関しては、軽食・スナック程度しか販売はありませんでした。
往路と同様に、ビジネスは優先して搭乗できました。が、うれしいというより、むしろなんだか申し訳ない感じも。
↑;シンガポールの実質滞在は36時間程度・・・。さらば・・・。
さて、帰りの便の機内食ですが、いったい提供時間はいつなんだろうと思っていました。 搭乗してすぐか、朝方なのだろうか??
いずれにせよ、深夜早朝にそんなにしっかり食事をとれそうになかったので、事前予約で、「すしアラカルト」をオーダーしていました。
↑;で、離陸したら結構すぐ食事始まりました。寿司なのに、前菜が出ます。しかも、パンも・・・。
↑;メインのお寿司。 まあ、海外のエアラインの機内食で提供されるものと考えれば充分おいしくいただきましたが、若干がっかり・・・。
↑;最後にチョコレートケーキで、機内食は終了。
さて、帰国便のSQ636便は、往路のSQ631便と同じ、ボーイング777-300ERでしたので、機材・シート周囲の設備も同じでしたので、説明は省略します。
(シートや往路便の機内食などは; 実際の搭乗編 をご参照ください。)
夜出発朝到着便の場合、とにかくフルフラットの威力は大きい! 朝まで途中で目覚めることなく熟睡できました。起床後の体のきしみもなく快適です。これがビジネスクラスの一番の利点でしょうか。
↑;羽田に定刻通り到着。 名残惜しいですが、快適なフライトでした。
まとめ
今回、シンガポール航空のビジネスクラスに乗れる機会がありました。
自分は、海外旅行自体そんなに頻回にはいきませんし、ましてやビジネスクラスなどは普段選びません。
今回体験した感想は、「まあ、とにかく快適」ということにつきます。 快適さは機内だけでなく行き来の空港のラウンジから始まっています。 お金があればビジネス使いたいです。うらやましい限り・・・。