はじめに
田舎の一軒家から、都会のマンション暮らしをすることに。
ガスコンロ・グリルに近い壁に、
リンテックコマース社の壁保護シート HKH-01L
を張ってみました。
- 半透明のシートなので元の壁紙の見た目をある程度維持できる。
- 台紙をはがして貼るだけ。
- 弱粘着で、元の壁紙を傷つけることなくはがせる。(ので、失敗しても修正しやすい。)
というあたりが特徴かと思います。
キッチンの壁に保護シートを張りたいなと思ったきっかけ
コンロ・グリル前面側面は、耐熱性・防汚性が高そうな壁素材なのですが、手前は、リビングと同じ壁紙仕様でした。
自分は全く気にしていなかったのですが、揚げ物・炒め物等を本格的に調理してくれる妻から
「ココ、多分かなり汚れる・・・。」
とのご指摘。
↑;ガスコンロ正面と右側面は、表面に光沢のある油汚れや熱にも強そうな壁素材なのですが、
↑;コンロ右手前の行き止まりの壁は普通の壁紙仕様。確かに、見えている手前のコンロからは距離が近くて、色々「飛び散って、はねそう」です。
そこで、なにか壁を保護できるものはないか、探すことにしました。
壁紙の上から重ねて貼るだけの半透明シートを見つけました。
ネットで調べると、多種多様なシート類が販売されていました。
肉厚でシートというより「パネル」に近いものや、柄物(幾何学模様や、木目、レンガ調等)も多数。
そんな中で、見つけたのがコレです。
これは、リンテックコマースという会社の製品。
壁紙を傷汚れから保護するシート HKH-01L
というもの。
パッケージに書いてある宣伝文句をそのまま抜粋すると
- 貼ってはがせる
- 貼っても目立たない半透明タイプ
- 壁紙の汚れ防止に。猫ちゃんの爪とぎ防止に
等と書いてあります。
自分が入手したのは、92cm×180cmと、約1畳のかなり大型のタイプ。
丸まって筒状の状態で届きました。
リンテック社は
「粘着素材、粘着関連機器、特殊紙、剥離紙・剥離フィルムなどの開発・製造・販売」を事業内容とする、東証一部上場の企業。
国内に10を超える工場・研究所も持っています。お弁当の中に入っている抗菌・防カビシート(ワサオーロ)も実はリンテック社の製品だったりします。
リンテックコマースのサイトをみると、今回の壁保護シート以外にも
- 窓ガラスの断熱シートや防犯フィルム
- 障子紙・ふすま紙(極強プラスチック障子紙なんで商品もあります。)
- 床用の保護シート
等など、たくさんの民生用の製品を販売しています。
参照;リンテック 公式サイト
実際にリンテックの保護シート HKH-01L を貼ってみました。
↑;説明書には、「凹凸の深い壁紙」は不適とあり若干不安がよぎります。
↑;貼り方には特に難しいことはありません。「カットして、台紙をはがして、貼る。」だけです。
↑;はがしても壁紙を傷めにくい製品ですが、一応試し貼りを推奨しています。
↑;シートの透明度。 「半透明」ですが、すりガラスのような感じです。
↑;長さは180cmを目いっぱい使いますが、幅は20cmほどで裁断して70cmとして使うことにしました。台紙には1cm間隔で方眼紙のように印がついていて裁断しやすくなっていました。
さて、一畳近い大きさのシートなので、小さく分割して貼ってもよかったのですが、一気に縦に貼り付けることにしました。
180cmの長さのシートを一人で貼るのはさすがに無理でした。
↑;左;貼る前。 真ん中;一回目貼付。上半分にかなりのシワが寄ってしまいました。 右;修正後。まあ何とか許容できるレベル?に。
剥がす時には、べたべたすることなく剥がれます。かといって粘着力が弱くて簡単にはがれてきそうな感じではありません。 「ちょうどよい塩梅」の粘着力の印象。
追記;その後の様子
シートを張って約一か月。
正面から見ると分かりにくかったので油断していましたが、斜めからみてみると揚げ物や炒め物の際に飛んだと思われる跡が結構ついていました。
↑;ガスコンロと同じ高さにはもちろんのことですが、
↑;コンロの高さからかなり上から、床のレベルまで水玉模様の様に油が飛んでいました。
まとめ
キッチンの壁の汚れを防止するために、リンテックの壁紙用の保護シート HKH-01L を張ってみました。
作業自体は極めて簡単。 半透明タイプなので違和感も少なめ。
キッチン以外にもトイレや洗面台のタオル掛け付近など、壁紙に水が飛びそうなエリアにも有効に使えそうでした。