はじめに
TUMIのBody bag 「ALPHA BRAVO ケリースリング」を買いました。
「TUMI」「吉田カバン」「Mnahattan portage」の実店舗三軒を巡って吟味し、これに決めました。
- 若干ごついが、丈夫な「バリスティックナイロン」製
- 容量も大き目
- 背中にかけたバッグを手前に持ってきた際に荷物を出し入れしやすいジッパー構造
等が気に入っています。
TUMIの路面店では、革プレートに名入れをしてもらえるサービスがあるようで、それも何気にうれしいところです。
また、特徴的な「トレーサープログラム」や「5年の保証」なども信頼感ありです。
Body bag (ワンショルダー、スリング)をなぜ?
今回、「Body bagを買おう」と決めたには訳がありまして・・・。
実をいうと「財布をズボンのポケットに突っ込んでいたら、紛失。」したからです・・・。
プライベートで外出する際、持ち運ぶカメラなんかがある場合は「リュック」を使っていたのですが、ちょっと買い物に出かけるなんてときは面倒で、財布、携帯、鍵などはすべてズボンのポケットに収納していました。
学生のころまでは財布は二つ折りを使用していて、ズボンの後ろポケットが財布の定位置でした。
その後、社会人となって長財布を使うようになっても、「ズボンの後ろポケット」に入れる癖がついたままでした。
自分でも薄々、
- すられる(盗まれる)かも
- 椅子に座ったりした際に、ずり落ちるかも
とは感じていたのですが・・・。
とうとう、出先で飲食をしている際に財布が知らぬ間に椅子に滑り落ちていたようで、財布がなくなって若干パニックになりました。(結果、レストランのスタッフの方が見つけてくれていて、翌日には手許に帰ってくるというオチだったのですが。)
で、これを契機にBody bagというジャンルの鞄を買ってみることにしました。
表参道で、「TUMI」「吉田カバン(PORTER)」「Manhattan portage」の三軒をめぐってみました。
さて、以前ビジネス用の鞄の記事でも書いたのですが、ここ最近は仕事用に関しては「Samsonite」の鞄が続いています。
しかし、Samsoniteでは一部サブブランド(Samsonite RED)で「Body bag」の取り扱いがあるようでしたが、あまりピンとくる品はネットで公式ページを閲覧する限りでは見つけられず・・・。
ということで、表参道~原宿近辺にあるBody bagを扱う三ブランドの路面店を訪問してみることにしました。あらかじめ、ネットで検索して以下の三ブランドのお店を訪問することに決定。
- Manhattan portage
- 吉田カバン(PORTER)
- TUMI
Manhattan Portage
今年35周年となる、NY生まれのブランド。 若い人が赤い摩天楼をモチーフにしたタグ付きのザックや鞄を持っているのをよく見かけたので、寄ってみることにしました。
↑;これです。赤いラベルをよく見かけます。
マンハッタン・ポーテージ東京は、渋谷区神宮前。 キャットストリート(旧渋谷川の暗渠)の通り沿いの路面店。
キャットストリートを歩いている時点で40代のおじさんには厳しい予感が・・・。
若い方が多い・・・。
東京店はそんなに大きくないのですが、店内も若い人々で賑わっています。店員さんも若い・・・。
Body bagの種類はそんなになかったのですが、いくつか目に付く商品がありました。 しかし、自分のイメージよりは、「軽快」で、やっぱり自分には若すぎる・・・。
そんな中でも「Black Lebel」は、フォーマルよりのデザインで40歳越えの自分でもかろうじて使えそう(と勝手に判断。)
ただし、お目当てのBlack Lebelのバリスティックナイロン製の商品は在庫がない(売り切れだった?)みたいで断念。
Black Label BELT PKWY TWILL SLING CROSS BODY BAG。 こういう、耐久性もありそうな商品をさがしてましたが・・。
↑;こういうのは比較的すぐ見つかるのですが・・・。
吉田カバン( PORTER )
吉田カバンは、本邦の歴史あるブランド。吉田鞄製作所として1935年には創業していたとのこと。
ポーターブランドも、誕生は昭和37年!。自分が生まれるよりも前だったとは知りませんでした。
大学生のころ、通学用によくお世話になっていました。
さて、ポーターのお店も、表参道にありました。
↑;ポーターの表参道店。 表参道を一本奥に入ったところにありました。 営業開始時間が12時からとやや遅めなのでご注意を。
↑;PORTER表参道店。 直営店はここ表参道と、丸の内、大阪の三店舗しかないとか。 デパート等での取り扱いはものすごく多そうですが。
直営店だからなのか、少し特徴的なユニフォームを着用したスタッフが出迎えてくれます。
PORTER / PORTER HYBRID SLING SHOULDER BAG
↑;PORTERで扱っている商品で最も気に入ったのがこれ。コーデュラナイロンという耐久性の高い素材でできています。 メインの荷室は大・小二つで、容量が大きいのも気に入りました。(ただし、体にぴったりフィットして薄手のスタイルを好む場合に厚みがきになるかも。)
メイン以外にいくつか小物を収納する機能的なスペース(ジッパー付き)もありました。
PORTER / HEAT SLING SHOULDER BAG
↑;PORTERでもう一つ気になったのはこちら。HEATシリーズのSLINGバッグ。 HEATシリーズにはなぜか、Mag-lite(懐中電灯)が付属しています。 シルエットが薄めでかっこいいのですが、むしろ前述のバッグより少し重いのが気になりました。
これら二点以外にも、よりカジュアルな生地でできたカラフルでライトな商品もありました。 もともと、商品(ブランドやラインも)数が多いYOSHIDA鞄ですが、直営店でもあり現物の品揃えも多めでじっくり検討できるのは非常にありがたいです。
TUMI
最後に同じく表参道に路面店をもつ、TUMIを訪問。
TUMIは1975年創業のアメリカのブランド。 現在仕事用に使っている鞄は黒い「バリスティックナイロン製」ですが、そのバリスティックナイロン製トラベルバックを世に広めたのがTUMIだということです。
↑;PORTERのお店から同じ通りを明治神宮方向へ向かうと TUMI 表参道店 があります。 表参道の一本入った通りなので、人通りはそう多くありません。
TUMI表参道店は、独立した路面店で洗練された雰囲気。 店員さんも、前者2店舗よりもフォーマルな姿で接客。 すこしビビります・・・。が、勇気を持って入店。
↑;TUMI表参道店店内から、外を眺めます。外の通りの人通りは多くありません。 落ち着いた静かな環境。 店内は「シャープ」で「クリア」な印象を持たせるデザイン。
さて、TUMIにおいてはBODY bag(SLING bag)は、ほぼ2択(カラーバリエーションはもっとありますが)
- ARRIVE マシーナスリング
- ALPHA BRAVO ケリースリング
の2商品です。
TUMI ARRIVE マシーナスリング
↑;これは、正直ものすごくかっこいいです。 カジュアル寄りではありません。スーツで背負っても様になるフォーマルな雰囲気もあります。 革と化学繊維の二素材を使っていますがとにかくシャープで洗練された印象。 ですが・・・値段が・・・ 予算の倍以上・・・。 断念。
TUMI ALPHA BRAVO ケリースリング
↑;次いで見たのがこの「ALPHA BRAVO」シリーズのスリングバッグ。 カラーはブラック、ネイビー、チャコールレストレーションの三色展開。
さて、ALPHA BRAVOシリーズですが、「コレクションの特徴であるミリタリー感」と公式サイトには記載がありますが、そこまでアウトドア感も強くありません。耐久性に優れたバリスティックナイロン製ですが、一部にはレザー素材もあしらわれてデザイン性もあります。
メインの荷室は一室ですが、大容量かつジッパーが大きく開くこともあって使い勝手もよさそうです。
最初はブラックでと思っていたのですが、ここで妻登場・・・「仕事に持ってくんじゃないんでしょ。カバン、黒ばっかりじゃん!」
たしかに、そういえばそうだ・・・40過ぎてモノトーンばっかりだと余計老ける・・・。
ネイビーにしました。
さて、対応してくださったスタッフの物腰の柔らかさ、商品説明が痒い所に手が届く感もあり少し感動しました。
実際にバッグを体にかけて背中に背負った状態からするすると体の前に鞄本体を持ってくると、ちょうどジッパーが大きく開いて「ウエストポーチ」のような感じで荷物の取り出しが可能とのこと。 知っている人は知っている当たり前のことかもしれませんが、自分にとっては目からうろこの発見。
さて、本体正面の一番目立つところには金属フレームに囲まれた「レザーパッチ」なる部品が付属しています。
「路面店にせっかくお越しいただいたので、刻印はどうですか。無料のサービスです。」とのこと。
この、レザーパッチ部にはイニシアルなどを刻印可能と説明を受けました。 時間がかかるのならやめておこうと思いましたが、5分くらいとのこと。 また、イニシアルが妙に目立つなら嫌だなと思いましたが「型押しだけ」で着色しない方法があって、それが一番人気とか。
田舎者の心をくすぐる「せっかく路面店にお越しいただいたのですから」攻撃に簡単に撃沈。
で、・・・刻印してもらいました!・・・・。
↑;店内レジとなりに設置されていた、革への刻印(型押し)用の機械。
丁寧な接客で気分よく買い物できました。
参照;TUMI 公式サイト
TUMI ALPHA BRAVO ケリースリング
以下、写真でのディテール紹介などです。
↑;正面から。 こうやってみると、長辺にジッパーがあって、「ウエストポーチ?」って形に見えなくもないです。 両サイドには小さなポケットがあり、片方は裏地が起毛しており、キーケース等がじゃらじゃ鳴りにくい仕様。正面「レザーパッチ部」には刻印(型押し)でイニシアル入れましたが、かなりよく見ないと分からないです。控えめで良い感じ。
↑;本体背面。 背中に背負った際に上にくるのが左側。下にくるのが右側。 右側には二つリングがついていて、ショルダーベルトを付け替えられます。 リング、バックル、ジッパー類は樹脂ではなく、軽金属製(?)のように感じました。
↑;そのベルトがつながる部分の背中にあたるところには隠しポケットが付いています。 マグネットが仕込まれていて普段はピタッと口が閉じている状態。 結構な奥行きがあるのですが、大きな画面のスマホは入らないです。
↑;メインの荷室を全開にしたところ。 ガバーッと大きく開口します。 荷室内には貴重品などを収納できるジッパー付きのポケットがさらに一つあります。
↑;試しに長財布、スマホ(5.6インチ)、キーケース を入れてみました。余裕です。 これに小さな折り畳み傘(三つ折りでないとさすがに入らないですが)やコンパクトデジカメも持ち歩きますが、十分入ります。
↑;取り外し可能なネームタグ。 ボタンを外すと中が確認できます。
↑;フロントのポケットにはスマホを入れていますが、ナスカン付きの細いベルトが中に固定されていて、IDカードケースなどをつないでおけます。
↑;同じく、フロントポケット内。 トレーサープログラム(後述)用のタグが縫い付けてあります。 バーコードと番号。それと、見つけてくれた人がコールできる電話番号が記載されています。
↑;本体は暗めのブルーのバリスティックナイロン製ですが、フロントのポケット部だけ、ブラックレザーでアクセントがつけてあります。
↑;右;背中に担いだところ。 左;そのまま体の前にずらして、ジッパーを開けると荷物の出し入れが極めて簡単です。 これ、自分的にはとても感動しているのですが・・・。 結構普通なのかなあ。
さて、上述したトレーサープログラムですが、早い話が、もし紛失した場合に手許に戻ってくる可能性を少し高めてくれる仕組みです。
TUMI 公式サイトから
Webから住所や連絡先を登録しておく必要はありますが、他ではあまり見かけないサービスだと思います。
↑;保証カード。 条件はあるものの5年の保証が付きます。
まとめ
TUMIのBody bag(スリングバッグ)、「ALPHA BRAVOケリースリング」を買いました。
バックパックほど大きくなく、それでいて両手が空いて手軽なBody bag。
初めて買いましたが、とても便利です。 ちょっとゴツめですが丈夫そう。それでいて野暮ったさを感じさせにくいのではと満足しています。