はじめに
親子でフィリピン・セブ島への超短期(一週間)英会話留学に行ってきた記事をいくつか書きました。
当方、あまり飛行機には乗らないので、オンラインチェックインとか、ウェブチェックインとかよくわからなかったのですが、今回フィリピン航空のセブ→成田便で実際にやってみたので、評判の悪いセブ・マクタン空港の様子とともに報告してみます。
オンラインチェックインをするきっかけ
往路の成田発便搭乗の際、成田のフィリピン航空のチェックインカウンターはそんなに混んではいなかったものの、それなりに並んでチェックインを待つことに。
「オンライン?Web? チェックイン」という看板のかかったカウンターがあったのは気になってはいました。が、ほとんど並んでいる人がいない。いったいなんだろうなあと思いつつ旅行開始。
その後、今度はいよいよ明日CEB→NRTで帰国するという前日にいろいろ情報収集をしていました。
そこで、
- セキュリティーチェックが2回ある。
- チェックインカウンターが一時間待ち。
- 空港利用料が現金かつペソ払いでないとダメ。
等の情報を入手しました。
とあるBlog主さんは、「3時間前に行ったほうがいい。」とすら書いていてケチョンケチョンにされていました。
なんだか、設備が古く非効率な空港なのかもしれないと少し不安になってきました。
フィリピン航空(PAL)のHPなどをチェックしていると、その中で「オンラインチェックイン」なる言葉が出てきたので、
「アッ、そういえば成田で見た、すいている別カウンターに並べるやつか??」と思い調べてみることに。
出発24時間前から1時間前までOKで、スマホや、PCからアクセスし、
予約番号や名前を入力することでオンラインでチェックインできるサービスの模様でした。
ただし、若干不安だったのは、
HPの「搭乗券の印刷ができます。」の文言。
印刷できる環境ならよいが、そうでない場合はどうなるのかが少し気になったが、決心してWebチェックインをしてみることにした。
上の画像のように、HPから予約番号・名前(姓のみでOK)を入れると、同時に予約した乗客(自分の場合は合計2名)も同時に表示され、簡単にチェックインは終了。
座席指定も可能な模様でしたが、とくに希望はなく(通路側でしたので)そのままに。
印刷も可能のようでしたが、セブのホテルで印刷は不可能(というか、ビジネスセンターやコンシェルジュに頼めば可能かもしれないが)なので、E-Mailで搭乗券を送ってもらう方のボタンを選択。メールアドレスを入力すると、PDFが添付されたメールが着ました。PDFは搭乗券になっていて、印刷できればこれがそのまま搭乗券として利用できるようでした。
上の写真のようなPDF(搭乗券)を念のためにスマホにもダウンロードしておきました。
帰国当日
ホテルを11時30分に出発。
空港へは11時45分ごろに到着。予定通り3時間前到着となりました。
ホテルから空港ターミナルへ向かう途中、大きな曲面を描く構造物の建築現場を横切りました。後で知りましたが、国際線ターミナルを新築していたようです。
国際線のDepatureの入口に入ると、カウンターに行く前にまずセキュリティーゲートを通る必要があります。
上の写真の通り、幸い早く到着したためか、一回目のセキュリティーゲートはガラガラ。待ち時間ゼロ。(若干拍子抜け。)
スーツケースとともに手荷物類(機内持ち込みの鞄・スマホ・財布・キーケース等)をエックス線検査装置に流す。
自らも金属探知機ゲートを通過。
引っかかるも、気さくなフィリピン人検査員に「あなた、あぶなあい。」等と言われてポケットを一通り調べられてパス。
その先に、航空会社のカウンターが並ぶエリアがあるのですが、まったく人気がなし。間違えたのかと思うほど。
PALの成田行きのカウンダーを探して直行するも、またも待ち時間ゼロ(つまり前に誰もいない)状態でチェックインすることに。
一応、周りを見渡してみたものの、「Webcheckin」専用のカウンターはない模様。(というか、どのカウンターも誰もいない・・・。)
普通のカウンターにて手続き開始。
カウンターの方が「You have already checked in・・・」
と言っていたのがかろうじて聞こえ、サクサクと手続きは終了。
普通のチェックインと比べて少し早かったような気もしますが、そもそもカウンターはどれもガラガラで、オンラインチェックインのありがたみは少なかった感じです。
ボーディングパスを受け取って、スーツケースを預けてカウンターは終了です。
チェックインが終わり、そのままさらに奥へすすむと、左手にブースを発見。空港利用料支払いのカウンターでした。
ペソのみしか受け付けないと聞いていたが、一応表示にはドルでも支払い可能?と書いてありました。
利用料一人750ペソを支払うと、ボーディングパスに、利用料のレシートをホッチキスで止めてくれます。これが支払いした証明になります。
利用料カウンターのすぐ奥には、再びセキュリーティーゲートです。
確かに同じことを二回やるのは非効率的ですが・・。
一回目同様に、手荷物をトレイに移してチェックを受けました。
問題なく終了。
その先には、またまた関門があり、先ほどホッチキス止めしてもらった「利用料のレシート」のチェックを受けます。
もし、利用料を払っていないと、ここからまた引き返すころになって、もう一度チェックを受けねばならないらしい。
問題なくクリア。
最後に、出国審査。手前に、「出国カード」が積んであったので記載が必要なのかと思って手に取っていると、係員さんが不要だと教えてくれた。どうやらフィリピン人は書く必要があるようだが、フィリピンから出ていく外国人は記入は要らないのか。実際、出国カードなしで出国審査も問題なくパス。
この時点で12時20分…。わずか、35分で手続き終了・・・。
三時間前に来るべしという情報で急いでやってきたが、早すぎて逆にやることがない展開に・・・。
ゆっくり昼食をとり、ゲート前でひたすら座って時間をつぶすことになりました。
その後、ほぼ定刻通りに搭乗開始、離陸し、到着も予定より40分ほど早く成田に着けました。
まとめ;フィリピン航空オンラインチェックインとセブマクタン空港
以上、PAL セブから成田便 一応オンラインチェックイン(Webチェックイン)を使って搭乗してみました。
今回、あまりにビビッて3時間前に到着したため、結局どこもガラガラでWebチェックインをしたメリットはあまり感じることはできませんでした。
が、ウェブチェックインをすると座席の指定ができる(今回はデフォルトが通路側の指定だったので、そのまま変更しなかったが。)し、その分若干カウンターでの手続きは短くなるかもしれません。
カウンターで英語で座席を交渉する自信がない場合は、画面を見ながら座席指定できるならば気楽かもしれないです。
また、ウェブチェックインをしておくと、カウンターでの受付締め切りが、一般の締め切りよりも遅く設定されるので、「乗り遅れそうでまずい。」というような状況になりそうならば、Webチェックインをしておく意義はありそうです。
セブ空港は、ネットでみているとボロカスに書かれていたので、非常に用心して3時間前に到着しましたが、結局混雑は季節、曜日・時間帯に大きく左右されそうです。今回、3月末の火曜日というタイミングでは、幸い非常に空いていました。
ただし、空港利用料は要注意です。一人750ペソ現金で必要(カード不可)ですので、もし出国前にペソを使い切ってしまった場合は、面倒なことになりますし、そもそも、空港利用料のチェックが、出国審査の直前なので、この段階で未払いに気づいた場合は、「一からやり直し」的な面倒なことに巻き込まれることになります。ご注意を。
設備的には古い空港ですが、新ターミナルになればいろんなことがもっと効率的になるのかもしれないです。
フィリピン・セブ島での親子英語研修の記事はこちら
もし、ご興味があればどうぞ。