はじめに
とりあえず都内で単身生活を始めていますが、フラフラといろんなところを探索しつつ「住む場所」としての雰囲気も見ていきたいと思っています。
目白
現在、単身で住んでいるJR恵比寿の隣は「目黒」駅があります。
「目白っていうぐらいだから、目黒の近くか?」ぐらいの認識でしたが、目白は「豊島区」にあります。
目白駅からすぐ南東には、有名な「学習院大学」もあります。
目白駅から北東方向に徒歩5分の「目白庭園」に寄ってみることにしました。
参照;目白庭園 公式サイト
目白駅の前を東西に通っている「目白通り」沿いにはおしゃれなお店や飲食店等がありますが、一本入ればまさに住宅街です。(低層住宅がおおく、敷地もおおきな家が多い印象です。)
そのなかに突然表れるのが、目白庭園の門です。が、そんなに派手ではなく周りになじんでいる印象です。
玄関には、各種掲示がされています。
↑;どうやらカモがいて、ひなが生まれたばかりらしい。
門をくぐります。なんと入場は無料。
↑;庭園の中央に池があり、道がぐるっと一周しています。反時計回りに進むと、まずは、池の上に飛び出した屋根付きの「六角浮き見堂」が目に入ります。ベンチがあり、多くの人が憩っています。
↑;その「六角浮き見堂」から、池を眺めると対岸には「赤鳥庵」です。ここは予約制でいろんなイベントに使えるスペースになっています。
ぐるっと回って「赤鳥庵」近くまできました。↑;赤鳥庵の下の池のそばにもベンチがあり人々がゆっくり過ごしています。
↑;六角浮き見堂方向を池越しに眺めます。池には大きな鯉も泳いでいました。
↑;日本庭園らしい造形。
↑;庭園の一番奥には大きくはないですが滝が池に流れるようになっています。
さて、以下二枚は、池にいるカモの親子です。かわいいです。これを目当てに来ている方も結構いました。皆さんに撮影されている人気者でした。
↑;赤鳥庵の入口です。
↑;茶会、句会、演奏会、食事会・・・和室ですが多目的に使えるようです。当日も、なんらかのグループが中で食事をして集まっていました。
↑;庭には、様々な種類の樹木がありましたが、新緑のもみじがきれいでした。秋は紅葉がいい感じになりそうです。
少しベンチに腰を掛けて、カモの親子やコイを眺めてしばらく時間をつぶしました。そんなに大きくはないですが、手入れが良く行き届いていて落ち着く空間になっていました。
目白庭園 は平成2年に開設とのことなので、歴史の長い由緒正しいというわけではないのかもしれません。しかし、地域の住宅街になじんだこじんまりした癒される場所でした。
さて、もう少し時間があったのでさらにフラフラ。
目白の森 へ
目白庭園から西へ15分くらい、住宅街を歩くと到着です。
上記HPによるとH9年開設でこちらも比較的新しい施設です。
もともと、マンションの建設計画が持ち上がった場所だったそうですが、地元の有志の方の力で緑地として保存されたそうです。
正門です。
↑;正門入ってすぐに管理人室やトイレがあります。ログハウス調の雰囲気です。
↑;ここもそんなに広くはないですが、背の高い樹木がしっかり残されています。
↑;いろんな樹木に、このように木の札がついており丁寧に解説されています。
↑;結構しげっていて鬱蒼とした雰囲気。
↑;西側の出口付近。このあたりにもベンチがあって少したたずんで帰りました。
巣箱も設置されており、鳥の声も聞こえる場所です。
最後に目白駅に戻って学習院を外側から眺めて帰ってきました。
目白周辺を散策して
目白駅は新宿と池袋という大きなターミナル駅の間にあるこじんまりとした駅です。
目白通りは、学習院大学だったり、日本女子大学だったり、椿山荘東京なんかがある落ち着いたエリアでした。
目白通りを一本はいれば、本当に静かな低層の住宅街が広がります。その中には、上述の目白庭園だったり、目白の森だったりが主張しすぎることなく普通に溶け込んでいる感じでした。
この周辺には、徳川家に縁のある「徳川ドーミトリー」とか高級な賃貸住宅などもある「徳川ビレッジ」と言われるエリアもあり、そういう意味でも高級住宅街ってことなんですね。
落ち着いた由緒もある文教地域で生活したいというニーズにはばっちりのエリアだと思います。いいところです。