はじめに
東京で家族で住むマンション決めました。
設備・オプション・家具等色々決めなければなりませんが、照明器具もその一つです。
今回は、本邦のメーカーODELIC(オーデリック)さんの東京ショールームへ行ってきました。
・よろしければこちらも
「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら)
ODELIC
ODELICは、本邦の照明器具の専業メーカーです。
歴史は長く、設立は1951年とのこと(公式サイトから)
約10年前に地方で一戸建てを建てたときにも、屋外の照明でODELIC さんの照明を採用させていただいた記憶があります。
公式サイトを見ているとショールームが立派で広そうで、ぜひ行ってみたいと思いました。
ショールームは杉並区にあります。
年末年始や夏休暇以外は基本年中無休なのもありがたいです。
しっかりと案内・説明を聞きたい場合は、もちろん予約が必要ですがそうでないならば、フラッっと立ち寄っても問題なしでした。
平日の午後でしたが、自分以外にも数組のお客さんが来ていました。
参照;オーデリック公式サイト
ODELIC 東京ショールームへ
京王井の頭線「高井戸駅」か「富士見ヶ丘駅」が最寄の駅になります。
高井戸駅から歩きましたが、徒歩だと10分はかかると思います。
東京ショールームは、本社ビル内にあります。周囲にも関連の建物がいくつかありましたが、大きくて目立つ建物なので迷うことはないと思います。
入口に入ると受付があります。
いつもの通り「予約なしできました。」と言うと2Fのショールーム受付に案内されました。
2Fショールーム受付では簡単な記名をします。とても丁寧な対応をしていただきました。
フロアガイド、アンケート用紙の他にドリンクカードを一枚いただけます。
↑;斬新です。 一緒に頂いたフロアマップに2か所ある自販機の場所が記載されていました。
↑;2F受付の奥すぐ。まずはシーリングライトを見たかったので、真っすぐ進みます。
↑;シーリングライトエリアです。きれいに展示されています。右のブースには新しいシリーズ等が展示されていました。
↑;新商品エリア;リング状のシンプルなLEDシャンデリア。MINIMAL ACCETNTシリーズ。 無機質でクールな部屋にばっちり合いそうな感じです。LEDになって、本当に自由度の高い製品が多くなったと感じます。
↑;家内がお気に入りのタイプのシーリングライト。クリアな印象で悪くないと思います。候補です。
続いて新商品エリアを見ていきます。
↑;一見、古い白熱球タイプの様に見えますが・・・、
↑;電球のフィラメントのように見えますが、これもLEDです。おしゃれ。
↑;シンプルですが、側面がいい色合いかつ本物の「木」のシーリング。自分の好みドンピシャです。
↑;写真の色合いは異なって見えますが、同じシリーズのペンダントライト。触ってみましたが、「木」でした。
シーリングライトエリアの一番奥には、ペンダント類が並んでいます。いずれも、日本の他業種の会社・工房とコラボレーションした魅力的な製品が沢山ありました。製品化・販売されているものもかなりあるようでした。
↑;鉄器、漆器、陶器・磁気。 日本の伝統との融合。今回自分の住居には似合いそうにありませんが、いずれもかなりカッコいいと思います。海外の方にも受けるのではないでしょうか。
↑;同じく群馬の老舗クリスタルガラス工房とのコラボ作。帝国ホテルや赤坂迎賓館も手掛けるような歴史ある会社のようです。
↑;津軽ビイドロ こちらも手作りのガラスとのコラボ作。和食高級居酒屋なんかにマッチしそうなライト。
↑;分かりにくい写真で申し訳ないですが、伝統的な和箪笥の会社とのコラボ作。桐のフレームに漆塗り。かつ、和箪笥に用いられているような黒い装飾の金具が配されています。似合う部屋を選ぶでしょうが、かなりカッコいいです。
↑;比較的オーソドックスな和紙・竹・木といった素材を使った和風シーリング・シャンデリアエリア。リング状の一見和風っぽくない照明もこのエリアに展示がありました。和室に以外と「丸〇」は似合うかもしれません。
↑;モデルルーム。ここは寝室エリアですが、キッチン・ダイニング・玄関などに分かれて展示がありました。
↑;多種多様なダウンライト。実際に点灯して配光・明るさなど確認できます。
↑;主に業務用でしょうか。これまた大量のスポットライト群。
↑;主に業務用と思われますが、食肉をおいしそうに魅せるための照明の比較。このほかにも、店頭での衣類のディスプレイを念頭に置いた照明の展示などもありました。
↑;画像処理したわけではありません。実物のモデルルームの照明です。さすがに三原色にすると目がちかちかしておかしくなりそうでしたが・・・。写真右上のBlue toothリモコンで、RGB三原色を操れます。すべての照明が連動して、一つのリモコンで操作可能。手持ちのスマホやタブレットにアプリをダウンロードして制御することもできるそうです。原色だけでなく微妙な色合いの再現も可能です。
↑;かわいい感じのブラケットも。
↑;ペンダント展示エリア。 こういう照明がぶら下がっているダイニングはあこがれますが、狭い間取りと低い天井ではつらそうです。
↑;スワロフスキークリスタルを使ったシャンデリアのエリア。左の四角い柱の部分で270㎝ですから、やはり天井が高い部屋でないと映えないですかね。シャンデリアというものの、比較的シンプルですっきりデザインで結構いいなと思いました。お値段はかなりなものですが・・・。
↑;その一例。 いわゆる「ラウンジ」的なところに似合うのでしょうか。この二つのリングの高さは個別に調整可能とのこと。
↑;このあたりのシャンデリアは割りと一般的なタイプ。
↑;「コップを裏返してぶら下げてあるような」タイプもあります。(自分は好みなのですが、家内に言わせると「昔の実家の応接間見たい・・・。」と・・・。
さて、このエリアに受付でもらえたカードを利用できるカップ式の自動販売機がありました。コーヒーやコーラ等が選べます。しばし休憩しました。
↑;最後ペンダントがずらっと並んだ緩いスロープを行くと、受付・入口に戻れます。
さて、4Fには主に屋外用の照明の展示もありましたが、今回マンション暮らしにはあまり関係なさそうなのでざっとだけ見て撤収しました。
↑;動物(犬、猫)、植物をかたどったシルエットが浮かび上がる壁面向けの照明。好きな人にはたまらんのでしょうね・・・。
↑;船舶や港湾部の工業地帯にありそうなレトロ調な屋外用の照明。
まとめ
ODELIC東京ショールームで、住宅向けの照明の展示を見てきました。
約10年前、地方都市で戸建てを立てた時も照明の検討には時間をかけた記憶があります。
しかしながら、結局はあまり変わり映えのしない乳白色のシーリングを取り付けて終わってしまいました。今回は、もう少し丁寧に選ぼうと思います。
10年前と大きく変わったのは、なんといってもLEDの普及です。
形状は自由度が増して、「これ照明?」って言う斬新なものが目立つようになったと思います。
さらにODELICショールームの日本の伝統工芸とコラボした作品などは、質感が高く独創的で惹かれるものがあります。(が、実際にそれにマッチした部屋を用意できない・・・。)
ショールーム全体もとても広くて展示品も多く来た甲斐がありました。テーマ別に分かりやすく配置展示されており、目的の製品をピンポイントで見学するにせよ、一通り見て回るにせよとても楽しい時間を過ごせました。 お勧めです。