はじめに
青山の Master Wal(マスターウォール) TOKYOショールーム に行ってきました。
名前の通り、主役はウォールナット(Walnut)です。店内、これでもかというくらいWalnutです。
が、決して過剰で偏った感じはありません。自分のツボにばっちりはまる製品群でした。
・よろしければこちらも 「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら)
Master Wal
Master Walは、岡山県で創業し自社工場を持つアカセ木工の家具ブランドです。
公式サイトによるとアカセ木工の創業は、1961年。当初は「婚礼箪笥」を作製していたとのこと。
Master walブランドは、さらにHigh-endなサブブランドとして「&Heaven」も展開しています。
マスターウォールの名前の由来でもあるウォールナットへのこだわり。
わたしたちは、そのうつくしさと特性を尊重し、素材への追究を忘れることはありません。
100年後の人たちにも愛着を持って使い続けてもらうため、製造現場では毎日のように工夫が重ねられています。
そうしてできあがった家具が、みなさんの日々の生活を豊かにしていく。
それがマスターウォールのめざすものです。
ちなみに決してWalnutだけを扱っているわけではありません。オーク、チェリーも幅広く取り扱っています。
Master Wal(マスターウォール) TOKYO へ
青山には、Master Walのショールームが2店舗あります。
- TOKYO Showroom;・・・コッチに行ってきました。
- Master Wall & Heaven;・・・こちらは完全予約制。よりLuxuryなラインです。
最寄は、地下鉄 外苑前駅 です。駅からとても近いですが、少し細い路地に入った奥にあります。
↑;窓がそんなに大きくない店舗で、派手な大きな看板はないので一見分かりにくいですが、入口屋外には、いかにもな感じで椅子が設置してあったので迷わず到着。無料のパンフレットがおかれていました。
↑;一階の入り口。一階ですが、半地階に近いため少し下ります。(左手の階段を上がれば二階へ。)
さて毎度ですが、現在自分が主に物色しているのは、
- ダイニングテーブル・チェア
- ソファ
です。それを中心に見ていきました。
予約なしでの訪問でしたが、他に先約のお客さんがいなかったためか、女性スタッフさんに丁寧に案内していただけました。ありがとうございます。
↑;一階に入ってすぐにダイニングのセット。テーブルは面積が広く、ウォールナットの温かい色と木目がすぐ目に入ります。これは63cmと低めの Ritz low dining table. いわゆるLD兼用のタイプです。右のベンチや左のソファも同じRitzのシリーズで、座面も普通のダイニングチェアより低めの設定です。
↑;Ritz sofaの背面。無垢の背板がドーンと。ソファとしてはやや高めの座面となっていて、Low tableと合わせて リビング・ダイニング兼用に使えます。兼用という目的からは、アームレストはなし。ソファというよりはベンチ的な印象もあります。
↑;Ritz low dining table の脚部。2本脚で出入りしやすく。この色合い、たまりません。
↑;カウンターボード。 前面の木目が横方向にきれいに合わせてあります。カッコいいです!
↑;リビングボード。ちょっと背の高いのTVボードとして。
↑;これはTR chairというダイニングチェア。脚と背板の継ぎ目がなめらかで、削り出したかのような感触。 ウォールナットだけでなく、ナチュラルカラーのオーク材も扱っています。(が、店内の展示はほとんどウォールナット材)
↑;Moreless sofaを中心にしたリビングの展示。ストレートタイプの木のフレームのソファは自分が買いたいと思っているスタイル。 黒革だとさすがに重厚・フォーマルすぎる印象ですが。
↑;一階奥の様子。このウォールナットのフレームとボリュームのあるクッションのソファは &HEAVENブランドの HEAVEN SOFA. 座面が大きく、設置する部屋は広さが必要でしょうが、別格の重厚感と座り心地。 クッション・座面は、明るめの色のファブリックを選べば、バランスもとれて重すぎることもないかも。めちゃくちゃ気に入りましたが、カウチ込みだと予算をかなり超えてしまいます・・・。
↑;Union dining table。スクエア、四つ脚。自分の望むスタイルです。シンプルですが、色合いと木目だけで十分重厚。 価格は他の会社と比べても特別高価というわけではありません。 右のチェアはTM Chair。
↑;TM chair. 別角度から。 座面・背板ともにウォールナット。木目が美しい。価格は、他社のものと比べても、むしろリーズナブルなくらい。
続いて、二階の展示も見せて頂けることに。二階には受付もあります。
↑;1階より2階の方が、広く明るい雰囲気。 ソファがずらり。
↑;ソファは、MONO SOFA. テーブルは Moreless magazine table.
自分が探しているソファの条件は下記のような感じ。
- ストレート、2-3人掛け
- アームレストは低めで(枕代わりに・・・)
- フレームは木の素材感が出ていて、クッションが浮いた感じに見えるもの
- 張地はアースカラーのファブリック
上記のMONO SOFAも結構いい感じです。店内には、自分のイメージに近いソファがゴロゴロしています。
↑;これはPORO SOFA. 前から見ると、ウォールナットのフレームに浮いているような軽やかな雰囲気です。背面はこの通り、存在感がある背板。後ろからみても惚れ惚れです。
↑;BEAK SOFA. 低めのアームレスト(可動)は自分の探していたイメージです。
↑;DANISH SOFA. 自分の求める要件をほぼ満たします。
↑;同じくDANISH SOFAを背面側から。
↑;珍しい引き出しの付いたダイニングテーブル;KRONE Dining table. 引き出しがあると、ひざ回りが窮屈に思えますが、薄い引き出しなので邪魔ではありません。 椅子はRODAK chair. 脚が真っすぐかつ背があまり高くなく、すっきりしていますし、意外と実際に軽い。
↑;THICK41 table。 名前の由来は、分厚い41mmある天板から。TL chairとの組み合わせもばっちり。さすがに重厚すぎると感じるならば、椅子の座面を明るめにすれば雰囲気も変わってくるかもしれません。
↑;小物類。靴ベラ、コロコロ、ティッシュケース。客観的に見ると、ちょっとやりすぎ感もあるかもしれませんが、自分は大好きです・・・。
↑;Rough material 仕様を選ぶこともできます。その素材感のサンプル。ウォールナット材とブラックチェリー材で選択可能。 「機械での刃物跡、節、白太等の質感の入ったものをあえて仕様する素材」とあります。 たしかに「丸太を切り出してきてざっくり仕上げたワイルドな感じ」に仕上がると思います。
ちなみに、ショールームのほとんどの展示製品は「ウォールナット材、オイル仕上げ」でしたが、一般的なウレタン塗装もチョイス可能です。
↑;頂いたパンフレット。A5版ですが、70ページ弱のボリューム。ウォールナット製のレコードラックにデニムラック、DJブースまで!!
ウェブサイトでも製品閲覧できますが、アナログな紙のカタログの一覧性はやっぱり優れています。
まとめ
青山の Master Wal TOKYO showroom へ行ってきました。
ウォールナット三昧です。あまりにも有名な銘木ですが、それでもやっぱりいいですね。 自然な「深い茶色」と「木目」のコンビネーションにどうしても惹かれてしまいます。
特にテーブルは面積が広いだけに存在感は抜群です。テーブルはウォールナットでいこうと決心付きました。
ソファーも、自分の要求するポイントを押さえた製品が沢山ありました。当初、とても高価なのではないかと心配していましたが、他社製品と比較して決して法外な値付けではないと思います。