はじめに
田舎から都会に移住です。
新居で暮らす準備をしています。
ごちゃごちゃしてくる電源ケーブル、ACアダプターをすっきりさせる木製のケーブルボックス(タップボックス)を手に入れました。
安価でそれなりのクオリティーではありますが、結果として周囲になじむ良い感じになったと自己満足しています。
ケーブルボックスとは
テレビ周辺、オーディオ周辺、パソコン周辺等の電気機器が多く集積するエリアには、当然ながら電源ケーブルやACアダプターも多くなります。
ラックの奥などに隠してしまえれば良いのですが、そうでもないとどうしても見栄えが悪くなってしまいます。
ケーブルボックスにもいろんな大きさ・形状・素材がありますが典型的なのは、
- 長細い直方体の箱状のモノが多い。その箱の中に余分なケーブルやACアダプター本体、タップ等を収納する。
- 上面・側面・下面・裏面等に穴やスリットがあり、そこにケーブルを通す。
- 多くはプラスチック製。
といったところです。簡単にいうと、ごちゃごちゃしたものを隠す「箱型の目隠し」みたいなものです。
メジャーどころのケーブルボックスの候補
まずは、メジャー量販店や、PC周辺機器の会社が作っている製品を見ていきました。
ELECOM 燃えにくいケーブルボックス EKC-BOX001シリーズ
ELECOMサイトより
コレが最もオーソドックスな形・素材・カラーのケーブルボックスではないでしょうか。
難燃性プラスチックを用いています。
また、これは幅40cmタイプですが、もう少し小型の25cmタイプもラインナップしています。
BAFFALO ケーブルボックス BSTB01シリーズ
BAFFALO サイトより
サイズ(約40cm、約25cm)カラー(白、黒)ともにELECOMとほぼ同じラインナップ。
ケーブルを通すスリットの位置や形状に若干の差異がある程度です。
大手ですので無難で安心感はあります。
IKEA KVISSLE
IKEA公式サイトより
上記二つのPC周辺機器メーカーと基本的構造は同じです。長細い直方体の側面・上面に穴・スリットがあります。
ただし、蓋がコルク製になっておりこの辺りは少し「おしゃれ」な感じになるのでしょうか。
価格も1,499円と上記2社の製品の実売価格とほぼ同じでありなかなかいいのではと思います。(ただし、幅は33cmと若干小めです。)
参照;IKEA公式サイト
ニトリ 壁にピッタリつけられるツートンカラーのコード収納ボックス
ニトリ公式サイトより
ニトリのケーブルボックスは結構種類が豊富です。
ベーシックな白いプラスチック製のものや、人工皮革製等もあります。また、スマホの充電に特化したようなタイプもありました。
が、自分の好みでいうとこういう「木製」のモノです。無垢材ではなさそうですが、色合いはいいですね。
ニトリオンラインショップでは2,297円です。ニトリだけど意外といいかも。(これはオンライン専用商品で店頭では売っていないそうです。たしかに、これは置いてなかった・・・。)
やっぱり、木製が・・・
このサイトの他の記事を見て頂いている方は、「またかよ・・・。」だとは思いますが、自分は木製とか木目のものが好みです。
どうしてもそういうバイアスがかかっていますので申し訳ないですが・・・。
「木製」「ケーブルボックス」なんかで画像検索して「これいいかも」というのをピックアップしていきました。
XYL(キシル) ケーブルボックス18
XYL公式サイトから
XYL(きしる)さんは、静岡の家具メーカーで自社工場をもち、国産材(ヒノキ)の使用にこだわっている会社です。
このケーブルボックスも、ヒノキ無垢材で作れらたもの。国産材かつ国内生産というところが琴線に触れます。
ヒノキといえば、防虫・抗菌作用なども有名。がぜん興味がわく製品です。
ケーブルボックスとしても、幅は42cmと他社のものと変わらず。高さが18cmと少し大きめ。
オイルフィニッシュで経年変化も楽しんでいくような製品だと思います。
公式オンラインストアでは3,900円。
候補でしたが色合いが自分の家具に合わせるにはヒノキ無垢では少し明るすぎて断念。
参照;XYL公式サイト
キシル楽天市場店;(楽天市場店は閉店したもようです。)
ケーブルボックス18 外寸:幅42cm×奥行17cm×高さ18cm
Arne Wall-HB シリーズ
Arne公式サイトより
Arne さんは愛知県大須本社の国内自社生産している家具のメーカーさん。
そこが作るケーブルボックスのシリーズです。日本製ってことです。
この製品の特長は、壁掛けが前提になっていること。
カラーもナチュラル色からダークブラン、ホワイト、ブラックと豊富です。
無垢材ではないですが、作りもしっかりしていそうです。
公式オンラインストアでのお値段は9,800円と少し高めですが、幅60cmの大きさを考えればそんなものかなとも思います。一回り小さいタイプも販売していました。
参照;Arne公式サイト
サイト-ウッド ティッシュボックス
すみません。これはケーブルボックスではなくて、ティシュボックスです。
サイト-ウッドという日本の老舗のプライウッド製のティッシュボックス。
ゴミ箱やトレイ等が主力の製品として有名です。
日本の工場で日本の会社が作っています。
これをケーブルボックスとして流用できないかと考えたのが事の発端。
ティッシュボックスには、底板がなくティッシュの箱にかぶせるだけタイプがあって、この製品もそうです。
↑;今回、ケーブルボックスの設置を検討しているコンセント部。 ボードの天板に上向きにコンセントが付いている造りです。⇒つまりこの部分を覆いかぶせてしまえばそれでよし! と考えたわけです。
若干他の製品と比較すると高さが足りないので、今回は断念しましたが、ティッシュボックスは種類も豊富で、DIYできる人ならば、ケーブルボックスへの転用・応用が利きそうです。
もちろんティッシュボックスとしても魅力的です。
公式オンラインサイトでは定価5,800円となっていました。
参照;サイトーウッド公式サイト
テクノウッド寺田 無垢のティッシュケース
テクノウッド寺田公式サイトから
これまたケーブルボックスではなくてティッシュボックスです。
上述サイト-ウッドの製品同様に底板がない構造ため、「覆いかぶせて使う」用途でケーブルボックスに流用できないかと考えました。
とてもきれいな木目です。樹種も写真のウォルナットだけでなくメープルやチークなど選択可能。
これで5,800円とかなりリーズナブルだと思うのですが。
テクノウッド寺田 さんは、富山の工房でデザインから製作までを手掛ける木製品製造の会社です。
本来の使用目的であるティッシュボックスとしても喉から手が出る感じです・・・。これはいいなあ・・・。
で、結局・・・
かなり悩んだのですが、結局は値段の安さに負けました。
インドネシア産のチーク材のボックスを楽天でLandmark という販売会社から購入しました。
東南アジア製であり「洗練された職人技」というよりは「素人っぽいクラフト感」な製品の予感はしていたのですが、3000円程度の値段に負けて「ポチ」っとしてしまいました。
結論としてはその予感はほぼ的中だったのですが・・・、そこそこ周囲に溶け込んでいい感じには落ち着きました。
↑;普通に段ボールの梱包で到着。Made in INDONESIAの文字。
↑;段ボール外箱から取り出した図。 サイズ感はこんな感じです。
↑;蓋を開けてみました。箱の内側も外側同様に塗装されています。蓋には4つの切り欠きがあり、コード類を通せます。
↑;手作り感味わえます。素朴な感じですが、作りはしっかりしています。
↑;箱の底面です。底面も側面や蓋と同様に厚さの木で作られています。底面には電源コード等を通すスリットが2か所。
↑;とりあえず、電話と時計のアダプターだけですが、いずれは夫婦2台のスマホの充電省のアダプターも投入される予定。アダプター2個程度なら放熱の問題も今のところ問題なさそうですが、今後スマホ充電用に+2ヶアダプターが追加されると若干心配な気もします。
↑;ビフォー。ACアダプタむき出し状態です。
↑;アフター。すっきりしました。(たぶん・・・。)背景にはカモフラージュの如くうまく溶け込んでいるとは思います。
まとめ
ケーブル、タップ、ACアダプター等のごちゃごちゃをすっきりさせるケーブルボックスを設置してみました。
無難なプラ製よりも、木製が良くていろいろ探したのですが、そんなに選択肢は多くなくて、しかも結構いい値段します。
ウォールナット無垢材で作った「ティッシュボックス」は結構あるのですが、「ケーブルボックス」はあまり見つけることが出来ず。
で、3000円程度で売っていたチーク材の製品を購入してみました。
ハンドメイド感あふれる素朴な製品でしたが、自分の場合は背景のカラーとマッチして比較的うまくいったかなと思います。