キッチンステンレスシンクのコーティングを自分でやってみました。

生活
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はじめに

キッチンのステンレス製のシンクに、DIYでコーティングをしてみました。

素人が初めてやった割には比較的うまくいったのではないかと自画自賛・・。

施工の様子を記してみます。

追記;一年後、今度はシリコン・フッ素系の別製品でも施工してみました。記事はこちら。

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キッチンのシンクにDIYでコーティングをすることになった契機

新居マンションに水廻りコーティングオプションをチョイスしたのですが、

「キッチンシンク」が施工対象外になっていたことが判明。(そのあたりに関しては、こちらの記事をご参照ください。;マンションのオプション 各種コーティング)

確かに、浴室や洗面台等他の水廻り部位と比較してもキッチンシンクだけが圧倒的に「うろこ汚れ」が蓄積して落ちにくい状態になっていました。

ステンレスとコーティング剤って相性がわるいのか??などとも思ったのですが、ネットで調べてみるとステンレス用のコーティング剤が売っていることが判明。

さっそく購入してコーティングしてみることにしました。

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ステンレスキッチンシンクのコーティングの様子

ステンレスシンク専用のコーティング剤 というそのまんまのネーミングの製品を見つけました。

ステンレスシンク用コーティング剤 パッケージ
↑;Amazonで購入。

ステンレスシンク用コーティング剤 内容一式
↑;研磨剤とコーティング剤の2本が含まれています。その他、研磨剤用の不織布パッド×1、コーティング用のクロス×2、使い捨てゴム手袋×2双が入っています。

ステンレスシンクコーティング 施工前
↑;施工前のシンク。入居一か月程度経過。自炊をしないので、水道水しか流していないのにこの汚れ方。

ステンレスシンクコーティング 施工前水を注ぐ
↑;水で流すと、一見消えたように見えますが、乾いた布できれいにふき取るって乾かすと即座に元のような白いうろこ汚れが浮き上がってきます。

ステンレスシンクコーティング 研磨剤と専用不織布パッド
↑;まず最初の行程です。 白い乳液状の研磨剤で磨きます。 手袋を装着。 研磨剤は有機溶剤が入っているようでかなり匂いますので換気が必要。

ステンレスシンクコーティング 研磨開始
↑;側面から研磨開始。白い不織布パッドがみるみる黒くなります。(が、汚れで黒くなっているのではない印象なのですが。)

ステンレスシンクコーティング 研磨作業 乳白色研磨剤
↑;研磨剤自体は、このように白色。しかし、作業するとすぐに真っ黒に。 研磨剤でガンガンこすったら、シンクにかなり傷かつくのではという心配もありましたが、大丈夫でした。説明書によるとかりに全くの新品状態であっても、この研磨作業を省略することは避けるようにとのこと。コーティング剤のノリが悪くなるのだと思います。

ステンレスシンクコーティング 研磨作業ほぼ終了
↑;一時間程度かけてシンク全体の研磨終了。かなりきれいになりました。真っ白だった不織布は真っ黒に。頑固なうろこ汚れ部は重点的にこする必要がありました。 かなり根気強く頑張りましたが、それでも細かいうろこ汚れは少し残ってしまったのが残念。

この後、ざっとティッシュペーパーで研磨剤をふき取って、その後中性洗剤で洗い流しよく乾燥させます。

ステンレスシンクコーティング コーティング行程へ
↑;水洗いして完全に乾燥したら、今度はいよいよコーティング行程です。専用クロスにたっぷりとコーディング剤を染み込ませて、素早く塗り広げます。

さらっとした液体でザーッと塗ればあまりムラになることなく広がっていきます。しかし、これまた臭いはきついです。換気が大切。

ステンレスシンクコーティング コーティング剤塗布直後
↑;コーティング剤塗布直後。こんな感じで少し「テカテカ」した感じがありますが、すぐに乾き始めました。 3時間で使用可能とのことでしたが、完全硬化には6時間かかるとのこと。

ステンレスシンクコーティング終了後 撥水性
↑;コーティングから約8時間後、水を流してみました。ヌルヌルと水が滑り落ちるように流れていきますし、飛び散った小さな水滴は丸くはじかれています。

ステンレスシンクコーティング終了後 水滴汚れは付くがこすればすぐ落ちる
↑;コーティング後、わざと水滴を拭かずに放置しました。 その水滴が乾燥するとやはり汚れはこのように浮き出てきますが・・・。

ステンレスシンクコーティング終了後 水滴汚れとれる
↑;水を流しつつ、軽く拭き取れば簡単に落とせました。

さて、残った研磨剤とコーティング剤はもったいないので、浴室洗い場の排水口のステンレス蓋と、同じくステンレス製の浴室物干しポールにざっくり塗布して終了しました。

ステンレスシンクコーティング剤 浴室排水口とポールに塗布

実売価格は2000円前後です。 このセットで約1m3を施工可能と記載されていました。

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まとめ

キッチンのステンレスシンクをコーティングしてみました。

「ステンレスシンク用 戦隊シリーズ コーティング剤」は素人でもそう難しくなく施工可能でした。

説明書によると効果は3年持続するとか。もしそうならかなり安い買い物です。

作業のポイントは、コーティング剤の塗布よりも、その前の研磨・クリーニングの行程にあると思われます。

研磨作業は正直、かなり根気が必要です。ほぼ新品に近い状態の自分ですらかなり疲れました。汚れが蓄積してからだとさらにきつい行程になると思います。

そういう意味でも、もしコーティングを考えている方へアドバイスするとしたら、「すると決めたらとにかく早くやった方がいい。究極的には入居前・入居時がベスト」ということかと思います。

また、このコーティング剤シリーズには「洗面台用」や「浴室用」「トイレ用」等がラインナップされています。もし、時間と根気があるならば自分でやれば、価格的にもかなり抑えてできると思います。