はじめに
田舎の一軒家から都会のマンション暮らしになって、とにかく収納スペースが足りません。
無印良品の「半分の厚みで収納できるソフトキャリーL」
という製品を買ってみました。
長所は
- 特殊な(といっても単純な)機構にて折り畳みが可能で、収納時の厚みが約半分になる。
- 意外としっかりとしたキャリーハンドルとタイヤが付いている。
- ソフトキャリーなので軽い。
短所は
- ソフトキャリーなので、耐久性や防犯性においては厳しい。
- TSAには対応していない。簡単な南京錠式のロックが付属。
ってところでしょうか。
とにかく、かさばらないスーツケースが欲しい。
収納スペースの豊富な田舎の一軒家から引っ越すにあたって、いわゆる長期の旅行につかう「大型スーツケース」は、基本的に必要とする親戚に譲りました。
しばし、問題なかったのですが上の子供が急遽、長めの一人旅(国内)に出ることに。
大き目の普段使いのリュックサックもあったのですが、やはり必要な品が入り切りません。
そこで、スーツケースを探すことにしました。
まず思ったのは、
「ああ、スーツケースね・・・、置く場所ないよなあ・・・。」
ということ。
「まあ、ベッドの下にでもとりあえずは置くか・・・。」と思いながら品定めに入りました。
サムソナイト、ACE等、著名なブランドをチェックしていくと、樹脂製のハードタイプのモノのラインナップや、ソフトタイプのものも多数。
手ごろな大きさで決めようかなと思っていたところに、「MUJI 半分の厚みで収納できるソフトキャリー」なる製品を見つけてしまいました。
海外旅行に使うには若干心細い(防犯性・耐久性・TSA非対応)と感じたので妻とも相談しましたが、当面は国内用と割り切って子供向けに買ってみることにしました。
参照;無印良品 公式サイト
MUJI 半分の厚みで収納できるソフトキャリーL の実際
店舗で購入すると搬送が面倒なので、実物を実店舗で軽くチェックしたうえでネットで購入。
↑;折りたたみ(収納)状態。カラーはブラックとネイビーがありましたが、ブラックをチョイス。 Lサイズは公称 67.5×44×26cmなので、折り畳み時の厚さは約13cm程度ということになります。 ちなみに一回り小さいSサイズもラインナップされています。
↑;樹脂製のキャスターは、キャリーの四隅に4ヶ。四輪とも360°回るタイプ。
↑;折りたたみ収納状態だと厚みがないこともあり、不安定で自立はやや難しいです。
↑;カバーを開けるとこんな感じです。 3枚の「四角い板状の部品」が、キャリーバッグの両側面と底面部にブラブラな感じで付着しています。 「板状」と書きましたが、実際は、赤い線のような四角い枠に布が貼ってある構造の様でした。
↑;両側面の板にはベルクロ(マジックテープ)、底面の板には、ボタンがあり、ケースを拡張した状態で固定できるようになっています。
↑;側面内側には、引き絞るためのベルトがついていて、収納時等にしっかり厚みを減じたいときに使えます。(が、あんまり使っていません。)
↑;例えが悪いですが、段ボール箱を組み立てるような感じです。3枚の板をしっかり固定すると、完成です。結構、深い箱状になります。ものすごく簡単。
↑;幅26cmは結構な厚さです。蓋の裏面はメッシュ素材の収納部になっています。 容量は63L。5-6泊が目安のサイズ。
↑;組み立てが終われば幅が広がって安定して自立します。
↑;キャリーバーを伸ばしたところ。 無段階というわけではないですが、結構細かい間隔で長さの微調整が効きます。
↑;本体外側上部には、ちょっとした小物が入るスペース。筆記用部やモバイル関連の品等が適当でしょうか。 本体は撥水加工が施されているとのこと。
↑;蓋はジッパーで開け閉めします。 簡易的な南京錠で施錠するタイプ。(南京錠は付属あり。) まあそもそもソフトキャリーなので、切り裂かれたら持っていかれます。
↑;付属の南京錠。これはかなり割り切った簡便なものです。
↑;ちなみにこれは別のサムソナイトの小型キャリーに付属の南京錠でTSAマーク付きです。どうしてもという場合はこれを流用しようかと。
まとめ
MUJIの 半分の厚みで収納できるソフトキャリーL を買いました。
ソフトキャリーなので、正直防犯性・耐久性・対候性等はハードケースには劣ると思います。
が、結構しっかりとしたつくりで、組み立て・収納も簡単です。収納スペースに困っている場合には特にお勧めだと思います。