はじめに
40歳(をとっくに)過ぎて歯科矯正を始めることにしました。
- 四十過ぎて歯科矯正って大丈夫なのか・・・。
- 実際どんな感じなのか。
あまり読んでくれている方の参考にならない予感もしますが、記録代わりに記事を残そうかと。
長期になりそうですが、暇があれば書き続けていきたいなと思っています。
前回は、歯科矯正を決心して初診・精密検査をクリアした記事でしたが、
今回は、その後の型取りや事前の抜歯について記してみます。
歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。
三回目の受診;再度の型取りと「輪ゴム」(青ゴム)の装着
さて、前回の精密検査の結果説明から1週間程度で次の診察日。
まだまだ、本格的な治療は始まりません。
そう、再び自分の苦手な「型取り」でした。
幼少時に苦しすぎてトラウマとなっていましたし、実際精密検査時の型取りでもやっぱり気持ち悪い。
特に、上あごの型を取るときはどうしても「おぇーーーっ」となってしまいます。
ということで、今回もかなり不安と緊張状態で臨むことに。
治療室に招かれて、歯科衛生士さんが本日の予定・メニューを説明してくれました。
- まず、クリーニング(歯石取りなど)
- ついで型取り。
- その後、下あごを広げるための装置を入れるための「輪ゴム」の装着。
という段取りとのこと。
歯石のクリーニングや、型取りはこれまでも受けたことがありますので理解可能でしたが、三番目の「輪ゴム」に関してはいまいちピンときませんでした。(また、後述します。)
クリーニング;歯石取り(スケーリング)
歯石のクリーニングは、田舎に住んでいた頃も定期的(6-12か月に一回程度でしたが)受けていたので特に不安なく終わりました。
ご存じない方のために説明すると、歯石とは
- 歯石;歯垢などが固まって石のようになって普通の歯磨きで取れない。
- 歯石を放置すると歯周病のリスクが高まる。
- それどころか、心筋梗塞などのリスクも高まることが最近分かってきた。
といったところであり、歯石をため込んで良いことはありません。
以前、久しぶりにスケーリングを受けた際にはあまりにも歯石がたまりすぎていてかなり時間がかかりましたし、歯周病になりかけていた(なっていた)ため、出血もひどくスケーリング後のうがいは血だらけといったこともありました。
しかし、定期的に通院してクリーニングをしてもらい、かつ意識して歯磨きをするようになってからはスケーリングでの出血(もちろん歯磨きでの出血)もほとんどなくなりました。
で、もちろん今回のクリーニングもほとんど痛みや出血なく終了。むしろクリーニングはやってもらうと病みつきになる気持ちよさがあります。とにかくすっきりします。
2回目の歯型取り
さて、またまた鬼門の型取り。・・・苦手です・・・・。
本日は若い女性の歯科衛生士さんが担当です。
・・・この衛生士さん分かってくれているかなあ・・・。
カルテに「前回この患者、いいオッサンなのにオエオエやっていた。注意。」ぐらい書いてくれてあるんだろうかと猛烈に不安になってきました。
が、大人ぶって余裕の姿で臨みます。
まず、下のあごから。 上あごに比べれば気持ち悪さはほとんどありません。何とかクリア。
平気な顔をしていましたが、心臓バクバクです。
いよいよ上あごが始まります。
「まずい・・・、絶対におぇ―――ってなるって」と心の声が言っています。
変な汗が出だしたところで、
衛生士のお姉さんが一言、
「これ、本当に気持ち悪いですよね。でも、今日は奥の親知らずまで型を取る必要はないので、前回よりは楽だと思いますよ。」と。
・・天使の一言に聞こえます・・・。 嘘でもいい。 その一言を待っていたんですよ・・・。
ネチョッとミントの匂いのする型どりの樹脂みたいなものが上あごに被せられていきます。
・・・
・・・
・・・
衛生士さんの言う通り
「あれ、今日はなんだか大丈夫そう。」
数分間の間、難なく、吐き気を催すことなく終了。本当に良かった。
下あごの歯に4か所輪ゴムを装着(通称 青ゴム)
さて、口をゆすいでしばらく待つと次は輪ゴムの装着。
「輪ゴムの装着??」と最初は意味がよくわかりませんでした。
合計4か所ですが、おそらく2-3分で終了しかつ痛みなどの不快感は全くなく終了しました。
↑;左右奥歯(第一大臼歯)の前後に青いゴムが引っかかっています。
さて、これは何のために装着するかというと
- 輪ゴムが縮む力でこの歯の前後の歯との間に隙間を作り出すため。
ということになります。では、なぜ隙間を作るかというと、
- 後日この奥歯(第一大臼歯)にはめる金属製の指輪のような装置をはめるため。
ということです。
当日は、その指輪のような装置を見ることはありませんでしたが、結論をいうと本当に見た目はただの金属のリングです。ただし、ここの歯にぴったり合うサイズにする必要があるので、次回は仮のリングをはめてみて大きさをチェックするとか。
↑;おそらくこんな金属の輪っかをはめるんだと思います。 そのためには隙間が必要。
「こんな輪ゴムぐらいで、歯と歯の隙間がひらくのだろうか。しかもわずか一週間・・・。」とかなり不思議な気持ち。
- 多少なりとも隙間を作る=歯が動く ので 少し痛いかもしれない。
- あまりに早期にとれてしまったら再度装着する必要があるので要連絡。
との注意事項を聞いて終了。
家に帰って調べてみると、「青ゴム」は結構痛いらしいと判明。
一週間後の予約を取って、この日は終了。
しかし、その後結局ほとんど痛みらしい痛みはなく経過しました。良かった。でも、輪ゴムが気になるし、食事のかすは挟まるしで、たかが輪ゴムでも気になります。これが本格的な矯正用の金属製の装置だったらかなり不快だろうなあと少し心配にはなってきました。
今も使っているブラウンの電動歯ブラシです。本格的治療でワイヤーが入ると使えなくなってしまうと誤解しておりましたが、院長先生に尋ねると「使用問題なし。」と。洗浄力ばっちりです。歯周病予防にもおすすめ。
まとめ
40歳を過ぎて(というかアラフィフ)での歯科矯正開始後、3回目の受診でした。
自分の中で最大のハードルである「歯型取り」は今回は苦しさを感じることなく終了。
また、結構ほかの方の記事をみていると痛いということで有名な「青ゴム」もどういうわけかほとんど無痛でした。
まあ、まだ油断できませんが。
次回は、上顎の小臼歯の抜歯の記事を書けたらと思います。
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