はじめに
ポーター(吉田カバン)で、大きいサイズのキーケースを買いました。
ポーターリフトというシリーズのキーケースです。
キーケース+コイン・カードケース のカテゴリーの商品なのですが、コインではなく小型LEDライトやマルチツールを収納する用途に使ってます。
キーケースに鍵以外のかさばる物を入れたい・・・というちょっと特殊な使い方。
東京に引っ越す前から防災に関しては結構興味がある人間でした。
ということで、常日頃から携帯できる停電対策用の小型LEDライトだったり、非常時のマルチツールだったりを持ち歩くようにしています。(刃物の付属するマルチツールの携帯は法令順守に気を付ける必要がありますが。)
参照;キーケースに収納できる小型LEDライト;Maglite SOLITAIRE vs. LEDLENSER P3
参照;防災用に LEATHERMAN JUICE S2 を入手しました。
ですので、これまでもスタイリッシュさよりも「収納力重視」のキーケースを使っていました。
それなりに気に入って使ってきたのですが、弱点がありました。
それは、固定できるリングやストラップホールのある物(鍵など)は固定できるが、そうでないものは滑り落ちる・・・ということ。(写真を含めて後述します。)
自分が使っているマルチツールの弱点はストラップホールというかキーチェインにつなげるようなリング・アタッチメントがないため固定に難があり容易に滑り落ちてしまう点。
カバンにキーケースを入れていたりすると気が付けば重くてかさばるマルチツールだけが飛び出して行方不明となりカバンの奥底から発見されるということが頻発。
そして、決定的だったのはキーケースを雑に取り出した際にマルチツールが滑り落ちて「自分の足に直撃」したこと。
Leathermanのマルチツールは非常に硬質で密度感があってカッチリした重厚感ある造りが非常に気に入っているのですが、その分ぶつけた場合の痛さは格別・・・。
で、これを機に、マルチツール+小型LEDライトを収納できて「滑り落ちない」キーケースを探すことにしました。
古典的な革製の三つ折りのキーケースはたくさん見受けられるのですが、容量が大きく機能的で耐久性がありそうなものっていうのは意外と少ない・・・。
そんな中で、ポーター(吉田カバン)が、ジッパーで周囲(4辺)を完全に閉じることができる大型のキーケース を複数取り扱っているのを発見。
早速、販売店に行って実物を見てきました。
参照;PORTER 公式サイト
PORTER LIFT キー&コインケース 実物
あらかじめネットで候補を挙げていました。
- TANKER キーケース;ど定番のシリーズ W95×H55×D20
- TACTICAL キーケース;W100×H60×D20
- DILL キー&カードケース;W120×H80×D40
- LIFT キー&コインケース;W110×H70
上記はいずれも「非革製」で、「キーケースの四辺すべてをジッパーで閉鎖可能」。 前者二つは小さめサイズで後者二つは二層構造かつ大き目のイメージ。
で、実際に店舗で確認してみると、自分のマルチツールを収納するためには後者二つ程度のサイズが必要であることが判明。
甲乙つけがたい印象で自分は「大は小を兼ねる」でDILLシリーズかなと思いましたが、天の声(笑)が、「LIFTでしょ」とおっしゃるので、即決定しました。(自分は、山登りも少しだけするので、テイスト的にはこっちだったのですが。)
さて、PORTER LIFTシリーズのキー&コインケースは4色展開で、「ブラック」「ネイビー」「ブロンズ」「ブラウン」から選べましたが、「ネイビー」にしました。 このネイビーは非常に濃くて、照明によっては「ブラック」に見えるもの。
↑;池袋パルコの「Kura chika by PORTER」にて入手。
↑;PORTER LIFTキー&コインケースのネイビーです。この写真ではかなり青っぽいですが、黒に近い印象。取り扱い説明書やタグ等が付いています。
↑;コインケース部に入っていたプラ製タグ。素材や縫製にかんしての記述があり、販売促進用のものかなにか??
↑;LIFTシリーズキー&コインケースのネイビーです。 二つあるジッパーを閉じた所。
↑;反対側から。キーチェイン等に着けるためのリングはありますが、控えめな大きさ。 表生地は光沢感があります。超高密度ナイロンツイルという素材。
↑;PORTERラベルは他のキーケースと比べても小ぶりで自分としては好みです。
↑;二室(二層)あります。それぞれほぼ同じくらいの容量の印象。コインケース側は、蛇腹状に仕切りがあるので全開にならずに最大約45度程度まで開く感じです。コインは仕切りで3か所に小分けできます。
↑;キーケース側のジッパーを開放したところ。こちら側は180度開きます。 キーを付けるアタッチメントは4ヶ。内側のキーが当たって擦れるであろう部分には革製の補強があります。 フタ側には、見えにくいですがポケットが一つついています。カードや小物等が入りそうです。
↑;これまで使ってきた旧キーケース。ジッパーで閉じられますが、上辺は解放しているので、左端のツールは固定されていないので出てきてしまいます。(一応、伸縮性のある帯状の素材で固定できるようにはなっているのですが、経年変化で緩みが出てきたせいでより飛び出しやすくなってしまったようです。)
↑;鍵、ライト、マルチツールに加えて、500円玉×2枚と鎌倉大仏で頂いたお守りを詰め込んでみます。
↑;まずは鍵類の収納。長さ11cmありますから余裕です。 お守りは左のフタ裏にあるポケットに隠すように入れておきました。
↑;LEATHERMANのツールとLEDLENSERのライトと500円玉二枚を収納。ライトとツールは横に入れるとかさばるため、縦に収納しました。(写っているライトの下にツールがくる形なので、ツールは見えていません。)
↑;すべてを収納。少しぽってりしてる気もしますが、シルエットが破綻するようなものではなくすっきりとした印象。
↑;ジッパーを完全に閉じないで、頻繁に使う鍵を外に出した状態。 いちいち出し入れしなくても良いので、普段はこんな感じで使おうかなと思っています。
まとめ
ポーターのリフトシリーズのコイン&キーケース を購入しました。
本来、コインケースに使うところにミニLEDライト(LEDLENSER)や、LEATHERMANのマルチツールを収納するという変化球的な使い方をしています。
まあまあ大きいですが、自分のようにカバンに入れるのがメインであれば全く問題ないです。短時間であればポケットに入れて近所を散歩程度なら大丈夫そうです。
造りはさすがの吉田カバンクオリティーでしっかりしていると思います。