Dyson V8 Slim にしました。小柄な妻にはSlimが適しているようです。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 各種写真 ECモノ
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はじめに;いきなりまとめみたいになっていますが。

Dyson V8 Slim Fluffy+ をDyson Demo(直営店)で購入しました。以下、感じたことを要約してみました。 記事本文では、写真中心に製品紹介します。

  • 最新・最強のV11買う気満々(自分だけ)でしたが、小柄な妻には大きすぎでしたのでV8 Slimにしました。(V11;2.72㎏ 1257mm  V8 Slim;2.15㎏ 1123mm)
  • V8 Slimは東アジア中心(ネットでざっくり調べた限りでは、日本、韓国、台湾の公式サイトで確認。シンガポールやフィリピンのサイトに存在しませんでした。2020/6月時点)で展開されているようでした。
  • 空気清浄機、空気清浄加湿器はDyson直営サイトから通販で購入しましたが、今回直営店(Dyson Demo)で買いました。・・・保証が公式サイト通販でも2年なのになぜか5年つけてもらえるという利点があります。
  • 実際に手に持って使う商品なので、Dyson demo(直営店)で、実際に使用感を確認できて良かったと思います。

さて、V8 Slimの良かったと感じた点は以下のようなところ。

  • V11よりは明らかに小型軽量。(とはいえ、本邦家電メーカーの製品と比較すれば重めですが。)
  • 我が家の条件(フローリングに一部毛足の短い平織りラグ、ペット不在)では必要十分な清掃性能。
  • 十分な稼働時間(ノーマルで40分、強で7分);我が家では普段の掃除はルンバ任せなので、スポット的使用が多いので全く問題なし。 ちなみにV11は60分稼働します。
  • 以前の製品(日立 PV-BD700)と比較すれば圧倒的に大きいクリアビンで、ゴミ貯蔵容量が多いこと。また、そのゴミの処理も簡単です。
  • 強モードで使えばそれなりの騒音だが、ノーマルで使う分には静粛性も十分と感じたこと。

反対にV8 Slimのもうちょっとな点と感じたのは次のような感じ。

  • V11と比較すれば数字が示す通り3世代分古いモデルであること。吸引力や機能(液晶ディスプレイ等)で劣る点があること。
  • ノズル類の取り付けに若干遊びを感じるため「剛性感」みたいなものが少し毀損していると感じたこと。
  • V11のフィルター清掃は一か所でよいが、V8 Slimのフィルターは、排気部のフィルターとプレモーターフィルターの二か所の清掃の必要があること。(とはいえ、我が家の日立PV-BD700と比較すれば各段にメンテナンスは簡単。後述。)
  • Dysonあるあるかもしれないが、初期不良(といっても、付属ツールの一部の欠陥)があったこと。・・・こればかりは個体差の問題もあるかもしれませんが。
  • 公式サイトだと、ちょくちょく「週末セール」みたいな特売を実施していて結構安く購入できるタイミングもあるが、直販店はそれほど大きなセールはやっていなかった。(が、小生が購入した店頭でも-10%してくれました。)

結局、これまで使ってきた日立PV-BD700と比べてどうなのかというと、

  • 重量的やサイズ感にはほぼ同等;Dyson V8 Slim 2.15㎏ 日立PV-BD700 2.3㎏
  • ただし、日立製はハンドル部を短縮して収納できるので収納時サイズは小さくできます。
  • 吸引力に関しては、我が家での使用条件では両者ともに充分すぎて差を感じられませんでした。(強モードで使用した際の排気の勢いはなんとなくDysonが強そうでしたが、これも自分の感覚の問題です。)
  • 日立PV-BD700の良い点は自立するところ。Dysonはそれは不可です。
  • 重心位置;データは無いですが、Dysonが手元寄り、日立は床に近い位置だと思います。
  • 両者ともに、動くヘッドが標準なので、操作感は軽いです。(自然に前に進む感じ。)
  • 重心の違いか、広い床面を長時間掃除するなら日立PV-BD700の方が楽かもしれません。
  • 同様に重心位置の問題(や重量)でハンディークリーナーとして使う場合はDysonが楽に感じます。妻も「床以外の部分に掃除機を掛けるのが楽しい。」とのこと。
  • 標準ヘッドにLED照明がついている点は日立の捨てがたい利点。
  • 一方、隙間ノズルにLED照明がついているDysonも家具の隙間や冷蔵庫の奥等の狭いところで威力を発揮しました。
  • 収納・充電に関しては、標準で床置きタイプの充電ラックが付いている日立が簡単です。Dysonの収納用ブラケットは難しくはないもののねじ止めする必要がありひと手間かかります。(V11には付属もありますが、Slimタイプには、床置のラックが付属しません。)
  • サイクロン方式の弱点でもある「フィルター清掃(お手入れ)」は、圧倒的にDysonが楽です。日立も完全分解可能で水洗いできますが構造がやや複雑です。
  • Dysonの空気清浄加湿器でも感じましたが、Dysonは「頻回のお手入れや、フィルター交換等のランニングコストもかかるが、その分その工程はシンプルにしてある。」と感じました。メンテナンスが面倒でさぼってしまうと結局その機能を十分発揮できないということになるかなと思います。

追記;Dyson Digital slimが発売されてしまいました・・・。

購入1カ月もしないうちにV11と同等の吸引力を保持しつつ重量が-25%で2㎏を切る軽量モデル「Dyson Digital Slim」が発売されてしまいました。 現状でどちらを選ぶかと言われれば、もちろんこの「Dyson Digital Slim」になるのではと思いますが・・・。ああ、がっかり・・・。 V11と比較して軽量になった分、最長稼働時間が60分から40分に低下していますが、それ以外はまさに我が家で臨んでいたスペック・・・。

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旧日立 PV-BD700 のバッテリー寿命到来とコードレスクリーナー買い替え決定

小柄な妻でも容易に扱える日立のコードレスクリーナーPV-BD700を約3年使用してきましたが、ついにバッテリーの寿命がきました。

我が家ではルンバ併用での使用だったので長時間稼働の必要はなかったのですが、これを機に買い替えることにしました。

最近、Dysonの加湿空気清浄機 Dyson Pure Humidify+Cool PH01 をダイソンの公式サイトから購入(記事はこちらして、自分的にも「結構ダイソン製品いいじゃん!」となっていたこともあり、Dyson Demo(直営店)で実際の製品に触れてみることにしました。

日立の後継機種や東芝、マキタ等日本のメーカーもかなり検討したのですが、妻の「今度はDysonも候補にしたい。」との意見もかなり大きかったのです。(というか、ほとんど鶴の一声感で・・・ry)

実は自分は田舎から東京に引っ越して来てすぐに一度Dyson 直営店に一人で訪問したことがあります。(当時の記事はこちら

で、その際にDysonのコードレス掃除機に対して感じた印象は「これは身長の低い妻には大きすぎるかも。」でした。 なので、その点が気がかりでした。

最新のモデル、吸引力もアップしているというし、稼働時間も長いし、なんだがかっこよく見える液晶ディスプレイもついているしいいよなと思いつつも、やはり大きさが一抹の不安でした。

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Dyson Demo 表参道店へ;実際にゴミ(のサンプル)を吸引してみることができます。

さて、緊急事態宣言中は休業だったDyson Demo表参道ですが再開したとのことでおそるおそる訪問。

↑;Aoの一階に路面(歩道)側のお店としてあります。Aoビルは120台収容の機械式駐車場あり。製品購入で駐車券の補助もあり。

以前は自由に店内に入れましたが、今回はコロナ対策の入場制限です。

まず、非接触での(額での)体温測定。

その後、アルコールジェルでの消毒を経て店内に入れます。

スタッフさんに「コードレス掃除機を見に来ました。」とお伝えするとさっそくまずは最新V11を見せてくれます。

ご存知の通り、最近のダイソンのコードレスクリーナーは世代毎にV○○とネーミングされており、(iPhone 8とか、11とかいうのと同じで)数字が大きくなるほど新世代の製品という事になります。

我々が訪れた2020/6月現在では、実店舗(直営店)で取り扱っていたのはV11と、V8SlimとV7Slimの三機種でした。(公式サイトやネットでは、V10とかも販売していたりします。)

店内の床に設置されている模擬フロア(フローリング、畳、カーペット等)に、テスト用のゴミ(粉末状、粒状等様々)をばらまいで実際に掃除のテストができます。

自分はV11クリーナー底部のディスプレイや、三段階で調整できる吸引力等に魅入られて一人でこれいいなあと悦に入っていました。

がしかし、V11は自分が持っても結構な重さと長さ。

続いて妻がV11を持ってみると、「掃除機に使われている小人」的な感じが・・・。

↑;模擬フロア(フローリング)にて、V11の使用感をテスト。良く吸うのは間違いないです。

それを察知してくれたのか、スタッフさんがさっそく、より小型のV8 Slimの方も持ってきてくれました。

↑;こうやって客観的に見比べてしまうとV8 Slimの方が体格にはあっていますよね。ちなみに妻の身長は150cm程度。左が最新V11. 右奥がV8 Slimです。パイプの太さやヘッドの大きさもV8がより小型です。

Dyson V8 Slim vs V11 サイズ感 リーフレットから

↑;これは店頭でもらったコードレス掃除機のレンジガイド(各機種の機能等比較一覧表になっています。)の表紙ですが、V11とV8 Slimのサイズ感の違いが分かります。

V11と戯れてはしゃいでいる自分を見たからか、妻は若干申し訳なさそうに「やっぱりV11は大きすぎるわ。こっちの方が良い。」とV8 Slimを指さしていました。

その微妙な雰囲気を察したスタッフさんが、V8 Slimのメリットを丁寧に説明してくれます。

  • V8の高性能モーター等は引き継ぎつつも、パイプ長を短くして東アジアで展開しているのがV8 Slim。
  • 稼働時間もV11と比較すれば60分⇒40分と短いが、必要十分の性能。
  • 全長だけでなく、最もよく使うであろうソフトローラーヘッド部も40%小型化されていて、日本の狭い家屋では使いやすい。
  • Dyson V8自体は2016年発売の機種だが、V8 Slimは2019年8月発売開始で、最新のV11よりもむしろ発表自体は新しい。

その、理路整然とした説明であっさりと「なるほど」と説得されて妻の要望どおり、V8 Slimの購入を決定しました。

V8 Slimには付属品の違いで直営店では、V8 Slim FluffyとV8 Slim Fluffy+の二種類があるのですが、付属品の多いFluffy+としました。

直営店特典として、LED照明付きの隙間ノズルが付属しているのも嬉しいところ(だったのですが、じつはこれが初期不良でして・・・。すぐに交換してもらいました。後述。

在庫があればそのままお持ち帰りでもOK.でしたし、自宅まで無料で宅配もしてくれるというのも便利なところ。

公式サイトの通販で購入した加湿の場合は製品登録はネットからだったのですが、直営店での購入の場合は登録も店頭でその場で終了。

で、いい意味で驚いたのが製品保証期間です。最初にネタばらしをしてしまいましたが、公式サイトで購入しても保証期間は2年間なのに、直営店購入だとなんと「五年間」の保証が付きます。

↑;後日、保証が登録されたことをお知らせするメールが来ました。 2020年から2025年まで保証が5年間って結構大きいと思います。これは良かったなと。

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Dyson V8 Slim Fluffy+の実際

Dyson V8 Slim Fluffy+; 開封・組み立て

さて、自宅に持ち帰ってさっそくの開封・組み立て作業にかかります。

↑;Dyson V8 Slim Fluffy+のパッケージ外装です。 普通の段ボール製。裏にはJames Dysonさんの笑顔の写真も印刷されています。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 開封 本体や付属品等

↑;Dyson V8 Slim Fluffy+のパッケージ中身です。 一番長さを取るのが上の「パイプ」。右下に本体。左下には各種付属品(交換するヘッド類。)このパイプはアルミニウム製。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 開封 本体や付属品 取説、ACアダプタ等内容物すべて

↑;Dyson V8 Slim Fluffy+本体、付属品、ACアダプター、壁掛け用のブラケット、取説等の内容物です。本体はグレーベースで、挿し色がレッド。フィルター等の一部にはクリアブルー(バイオレット?)になっています。 黄色く見える部分は剥がせるシールやアフターフォローの連絡先等が記載されたタグです。

Dyson v8 fluffy+ 本体部分

↑;この本体だけの高さは22cm程度です。悪く言えば「おもちゃっぽい」デザインかもしれませんが、個性的で一目でわかる「Dysonらしさ」だと思います。

Dyson v8 Slim fluffy+ 本体側面

↑;ゴミが貯まる部分は「クリアビン」と呼ばれていてその名の通り「透明」です。ゴミの貯まり具合が良くわかります。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 底面やバッテリー部

↑;底面のグレーの部分はバッテリ部です。バッテリーは重量物なので重心に大きく影響します。グリップ下部には本機唯一のLEDインジケーターがあり充電状態が表示されます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ フィルター2種取り外し

↑;最新のV10、V11ではプレフィルターとポストフィルターは一体化されてさらにお手入れが簡単になったようですが、本機では2か所にフィルターが分かれて配置されています。取り外しは極めて簡単でフィルターの掃除が億劫になることはなさそうです。 サイクロン部から引き抜くのがプレフィルター。本体の最後部にある円筒状のものがポストフィルター。外したら水洗いするだけです。

Dyson v8 fluffy+ 本体トリガースイッチ部分

↑;写真真ん中の赤い部分が電源を入れるトリガー。赤いトリガーを引いている間スイッチがOnになります。トリガーを引き続けないとOffになってしまう点に賛否両論あるようですが、自分の場合はそれほど長時間の連続使用をしないためかあまり気になりませんでした。 ちなみに写真左上の紫フィルターのスリット部から排気が出ます。 普通に床を掃除しているポジションの場合、掃除中に自分が排気を浴びることはあまりないと思います。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 5種のアタッチメント類

↑;6種類付属のアタッチメント類。 右上がスリムソフトローラークリーナーヘッド従来比40%の小型化・軽量化とのこと。 これらのアタッチメント類は「パイプを介して接続する。」と「本体に直接接続する。」の二通りの接続が可能で、いわゆる「ハンディークリーナー」的に使えます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 各種写真 EC

↑;本体とノズルや各種アタッチメントの接続は簡単です。何も迷う要素はありません。パイプを経由してつないだり、本体に直付けしたり。

↑;おそらく日常の掃除で最もよく使うであろう「スリムソフトローラークリーナーヘッド」です。 これは前述したとおり、「非Slim製品」のヘッドよりも「40%小さく、軽く」なっています。

Dyson V8 Slim Fluffy+ スリムソフトローラーヘッド 裏面

↑;スリムソフトローラークリーナーヘッドの裏面から。 円筒状のローラーがモーターで回転するので、掃除機を軽く押すだけでスゥ―っと前に出ます。 赤・青はナイロンフェルトで柔らかい感触。黒い部分はカーボンバイバーブラシで、静電気を防ぎつつ微細なごみを掻きだします。(カーボンファイバーというとなんだか硬いイメージですが、細くて柔らかくフローリングが削れるようなものではないと思います。)

Dyson V8 Slim Fluffy+ スリムソフトローラーヘッド 端子部拡大

↑;同クリーナーヘッドのパイプ接続部にある端子部分です。 「ミニモーターヘッド」や「LED照明隙間ノズル」等 電源を必要とする付属ルーツにはこのように端子がありますので、水没させるような形での水洗いはできません。(が、このクリーナーヘッドも簡単に分解できて清掃可能です。)

Dyson V8 Slim Fluffy+ パイブ 本体との接合部分

↑;パイプです。V8 Slimは「非Slim」の製品より「短くて、細く、軽い」パイプになっています。 こちらは本体と接続される側。両端には電力を供給する端子が付いています。(ので、そこを濡らすようなお手入れは不可。)

Dyson V8 Slim Fluffy+ フトンツール

↑;その名も「フトンツール」。非常にシンプルな構造です。公式サイトの記述では「布団やマットレスからホコリやハウスダストを取り除きます。ソファーやクッション、デリケートなファブリックのお手入れにも最適です。」 とのこと。 見ての通り、通電する部分はないので、水洗い可能です。カーテン等に使用する場合は、テンションを掛けていないと吸い込んでしまいます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ コンビネーションノズル

↑;コンビネーションノズル。 上の写真はブラシを出したところ。下は格納したところ。まあ、もっぱらブラシを出して使用しそうな気がします。電動部分はないので、丸ごと水洗いできます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ ミニモーターヘッド

↑;これは「ミニモーターヘッド」かなり重量があります。その名の通り電動でブラシが回転します。取り扱い説明書の記述によると「あらゆる角度の動きに対応し適切な密閉度を保ちます。コンパクトなツールなのでソファや車中のお掃除等に最適です。」とのこと。車内の清掃にはパイプなしで直接本体につないで使うと便利そうです。 接続部には端子があるので同部を濡らすようなお手入れは不可。

Dyson V8 Slim Fluffy+ ミニソフトブラシ

↑;ミニソフトブラシです。 それほどソフトではないような気もしますが、別売品でハードブラシという商品もあるようで、それとの比較になると思います。 吸い込み口にはフェルトが配されており、TVやPC等のディスプレイ面の掃除にも使えますと公式サイトには記載されていました。これも本体じかに接続してハンディークリーナー的に使うことが多いと思います。電動する部分はありません。

Dyson V8 Slim Fluffy+ LED照明付き隙間ノズル

↑;これは、「LED隙間ノズル」。 Fluffy+のみに付属するアタッチメントで、他の製品の場合はLEDなしの「隙間ノズル」が付属しています。 電源端子があって本体からの電力でLED照明が点灯し隙間を照らします。この写真ではわかりにくいですが、ノズルの上下に導光用の樹脂製の棒状の部品が組み込まれています。(ちなみにこれが初期不良で壊れていました。右上の赤い脱着時のボタンが押せなくなっていて、本体に接続できない(というか外れない。)状態でした。もちろん、すぐに無償で交換していただけました。 

LED 隙間ノズルの作動例 Dyson V8 Slim 公式サイトから
Dyson 公式サイトから

↑;いい写真が撮れなかったので、公式サイトから引用です。 照明は地味ですが便利です。特に自分の場合は車の掃除にも使うのでシートの下や、ペダル回り等明るくできるのはありがたい。

Dyson V8 Slim Fluffy+; クリアビンのゴミを捨てる

さて、実際にたまったゴミを捨てる際の手順ですが、こちらも以前使用していた日立 PV-BD700 と比べると、クリアビン(ごみ溜め部分)を外すひと手間がない分より簡単です。

Dyson V8 Slim Fluffy+ ゴミ捨て手順1

↑;本体上部にある赤いレバーを上に引き上げます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ ゴミ捨て手順2

↑;赤いレバーを聞き上げると、クリアビン内部に収まっているサイクロン部分も一緒に持ち上がってきます。

Dyson V8 Slim Fluffy+ ゴミ捨て手順3

↑;サイクロン部分を目いっぱい引き上げると、クリアビン下部のフタが自動で開いてゴミが落下します。(なので、この作業は当然ゴミ箱の上やごみ袋の中で実施。)

Dyson V8 Slim Fluffy+ ゴミ捨て手順3-2

↑;今度は逆にサイクロン部分を元に戻すべく押し下げます。その後、クリアビンのフタを閉めたら終了。

Dyson V8 Slim Fluffy+; 日立PV-BD700とのサイズ感等の比較

さて、以前使用していた日立PV-BD700は、取っ手部分が伸縮するので収納時にはコンパクトにできるという利点がありました。

V8 Slim Fluffiと並べた写真をいくつか掲載しておきます。何かの参考になれば幸いです。

Dyson V8 Slim Fluffy+ vs Hitach PV-BD700 全体 上面から

↑;上が旧日立PV-BD700です。取っ手を最大限に伸ばしても全長はダイソンの方が長いようです。(公称 1015mm vs. 1123mm)

Dyson V8 Slim Fluffy+ vs Hitach PV-BD700 全体 立てたとき

↑;ただし、グリップの部分の高さは日立PV-BD700を最長にした場合の位置とあまり変わらないようです。 日立BD-V700の良いところはこのように自立するところ。また、見ての通り重心位置は二機種でかなり違いがあり、取り回しの時の操作感にも違いが出ます。(重量はDyson V8 Slim 2.15㎏ 日立PV-BD700 2.3㎏ と若干Dysonが軽め)

Dyson V8 Slim Fluffy+ vs Hitach PV-BD700  クリーナーヘッド比較

↑;クリーナーヘッド部。左が日立PV-BD700。右はDyson V8 Slim Fluffy+。ダイソンのヘッドの幅は25cm。日立はそれより少し幅がある程度。両者ともに特に大きすぎて困ると感じたことはないです。日立の利点はヘッドにLED照明があるところ。

Dyson V8 Slim Fluffy+ vs Hitach PV-BD700  クリアビン部

↑;サイクロンで集められたごみが貯まる「クリアビン」部の比較。正式な容量は不明ですが、Dysonの方が一見して大きそうに見えます。内部中心に見えるメッシュフィルターは、ダイソンはステンレスメッシュで丈夫そうに見えます。

Hitachi PV-BD700 フィルター類

↑;日立PV-BD700のフィルターやクリアビン部分。このようにかなり部品点数がおおく、分解が必要。写真では三つに分かれていますが、さらに円形スポンジ、クリアビン内部の黄色い部品に分離するので、6ヶに分解して清掃し再度組み立てる必要があります。

Dyson v8 fluffy+ フィルター2ヶ 再掲

↑;Dyson V8 Slim Fluffy+のフィルター(再掲)。左のスポンジ(布?)状のプレフィルターと、右のHEPAフィルター様のポストフィルター。本体から直感的に簡単に取り外しできます。最新のV11ではこの二つのフィルターすら一つに統合されておりさらにメンテが簡単になっているようです。

Dyson V8 Slim Fluffy+; 収納用(充電)ブラケットの取り付けの様子

ここはおまけです。

現在居住しているマンションは収納が少なかったので入居時にリビングに収納家具を作ってもらいました。 で、その一部にはスティック型の掃除機の収納することを前提としたスペースがつくってありました。

掃除機収納スペース 日立BD-V700収納時

↑;これは、以前の日立PV-BD700を収納していたときの写真。日立の充電ラックは床置き式なので工作は不要でした。

今回新たにDyson V8 Slim Fluffy+を購入したので、同じスペースに充電用壁掛けブラケットを取り付けることにしました。

といっても、難しいことはなく「位置決めをして、木ネジ2本で固定する。」というだけです。(もちろん、壁面材質やその厚さに応じて適切なネジや固定材を使用する必要があります。賃貸などで壁や家具に瑕がつけられない場合は、Dyson もV11ならば床置きタイプのホルダーが用意されています。また、サードパーティーならば多様なデザインの掃除機ラックが発売されています。)

Dyson V8 Slim Fluffy+ 壁掛けブラケット取り付け 高さ決め

↑;取り扱い説明書には、ブラケットの下のネジ穴から床まで1200mmとるようにと書いてありますが、これは一般機種(非Slim)の場合で、いわゆる「Slim」タイプの製品の場合はそれほどは必要ありません。自分の場合はブラケットの上端ですら1170mm程度でも十分ヘッド部が床に触れない状態でした。(恐らく、下のネジ穴までは1000mm程度か。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 壁掛けブラケット取り付け ネジ穴作成

↑;キリでネジ穴をあけます。 あらかじめ壁面にはブラケットを装着することを想定して裏面を厚めの木材で補強をしてもらっていました。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 壁掛けブラケット取り付け 木ネジで固定

↑;ネジは付属していないので、別途購入する必要があります。M4という規格(太さが4mmということらしいです。)のネジを入手しました。(百均でゲット。) ブラケット側のネジ穴はすり鉢状になっているので、ネジ頭は「サラ」と呼ばれるタイプが適合しやすいと思います。我が家の場合は壁面は木材なので「木ネジ」をチョイス。

Dyson V8 Slim Fluffy+ 壁掛けブラケット取り付け 完成

↑;出来上がりです。こんな感じです。ヘッドは床面から3㎝程度浮いている状態です。このスペースの奥行は27cm。前述したように床面からブラケット上端までの距離は117cm程度です。また、実際にブラケットにクリーナーを装着した場合の厚みは約24cm程度なので扉を閉じても3-4cm程度は余裕があります。(もしかするとV11だともう少し本体も大きいのでこのスペースでは収納できなかったかもしれません。)

Dyson V8 Slim Fluffy+; フィルターのお手入れ(掃除)・・・後日追記予定。

これは、後日実際に掃除する際に再度記載します。

Dysonの空気清浄加湿器の記事も参考にしてもらいたいのですが、これまでのエアコン、掃除機、空気清浄機等の場合、どうしてもフィルターのメンテナンスが面倒に感じることがあります。

しかし、その点Dyson製品はフィルター清掃・交換が苦にならない様に考えられているよなと感心しています。

↓;楽天にはダイソン公式ストアもあります。

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まとめ

コードレス掃除機 Dyson V8 Slim Fluffy+ をDyson Demo (直営店)で購入しました。小柄な女性には最新のV11は重量、サイズ(長さ)面で少し厳しいと感じました。 V11やV10のSlim版が発売されれば良いのでしょうが。

V8というと、一見型落ちの旧機種の様ですが、Slim版は必要にして十分な機能と、小型のヘッドのおかげで扱いはしやすいと感じています。

また、以前の同じくサイクロン式の日立のクリーナと比較してもフィルターメンテナンスの面では圧倒的に「Dyson」の軍配が上がりそうです。丸ごと水洗いできるのは日立もDysonも同じですが、フィルターつまりによる吸引力低下までの時間は圧倒的にDyson優位ですし、フィルター構造もDysonがシンプルで「メンテナンスを面倒に感じない」点が大きいと思います。

長い記事、お付き合いありがとうございました。

良ければ以下の記事も。