東京のどこに住む? マンションギャラリー・モデルルーム巡り

とある物件の模型 生活
スポンサーリンク

東京のマンションさがしのこれまでの経過

40年以上の地方暮らしを堪能してきた生粋の田舎者の自分ですが、東京移住が決まってから以下のような手順を踏んで物件検索をしてきました。

ここまでで、ある程度物件は絞っていました。

スポンサーリンク

マンションギャラリー・モデルルーム初挑戦

これまでも現地の下見をしていましたので、場所によっては現場の近くにモデルルームがあるものもありました。

しかし、基本は予約しての訪問ということになっています。実際、ふらっと立ち寄っても少しぐらい話を聞けるかと思って訪ねたこともありましたが、休館日だったり、対応できる人がいなかったりで無駄足だったことも。

予約自体は簡単でした。
お目当ての物件のHPから必要事項を入力するだけです。
日付と、時間を指定します。物件によって差はありましたが、一日に3-4枠位ある中から選択するようになっていました。
ほとんどの場合が、その日か翌日ぐらいまでに確認の電話が直接かかってきました。

当時は、東京に拠点がありませんでしたので、できるだけ短期間にまとめて一気に巡る予定としました。

スポンサーリンク

マンションギャラリーやモデルルームを訪問してみて

大手四社(名前は伏せておきます) が売主になっているマンションのギャラリーやモデルルームに行く機会を得ました。

それぞれに個性があり対応も異なりましたが、共通することや気づいたことを思い出しながら記載してみます。

  • マンションの近くにモデルルーム兼ギャラリーがあるものが多かったのですが、大手の場合は都内にいくつもの常設のギャラリーを持っているところもありました。
  • どこも、「ゴージャスな雰囲気」になっています。アロマディフューザー等で「良い香り」が漂っています。受付では制服を着たキレイ目のお姉さんが対応してくれます。緊張します。
  • 一回当たり1.5時間~2時間ぐらいの面談が多かったです。
  • ギャラリーの基本的構造は

エントランス・受付
プレゼンテーションルーム(プロジェクターも用いての映像でのプレゼンを受ける。)
立地・歴史・眺望・建設模型・建設材料やインテリア素材等を説明するエリア
面談・商談用のブース(テーブルとチェアとPCがセッティングされた個室もあれば、簡単なパーティションのだけのところもあり。)
モデルルーム(タイプ別に複数あるところもあり。)

といったところです。

  • 大体の場合、現地の案内もしてくれました。
  • すでに入居開始になっている物件から、正式発表前までそれぞれの段階に応じて熱心な営業トークが聞けます。自分が当たった担当の方々がたまたま良かったのか、いずれの方々も非常に分かりやすく、地方出身者の自分に対しても東京の不動産事情を丁寧に説明してもらえました。
  • 青山・赤坂・麻布;3A と呼ばれびっくりするほど高い。・・・何となく「おしゃれで高そうな」響きはありましたが、やっぱりそうなのねと納得。
  • 山手線の内側かつ中央線の南側;これも上記3Aが含まれるエリアであり、やっぱり高い。
  • 都心から放射状に伸びる「各路線の力」というものがあると。より遠方まで高値を保っているのか。賃貸の相場と分譲の相場の比較も大事では(オリンピック前で実力以上の値段がついている物件も多いとか)
  • ターミナル駅(池袋、新宿、渋谷)に向かって、西の方から私鉄やJRが都心に向かって入り込んでくる(朝の恐ろしい混雑は、このような路線で有名とのこと。)
  • 共用部分・共用施設に要注意;ニーズに合うならば良いが、「託児施設」「駅までの送迎バス」「ジャグジー・ジム」等々は、管理費として跳ね返ってきますよと。
  • 『「マンションは管理を買え」と言われています。』と言われました。なるほど、管理、あんまり気にしてませんでした。
  • 価格が決まっていない物件の場合、こちらの提示する予算が足りていない場合はそれとなく、予算内の他の物件を勧められたりしました(笑)。
  • 「土地の歴史」みたいなことのプレゼンは多かったです。どこどこの大名屋敷だったとか、「由緒ある土地」というフレーズに弱い人が多いってことでしょうか。・・・そういう自分も、嫌いじゃないですが・・・。
  • 田舎者の感覚でいくと、家族4人で住むには3LDKと思ってしまうのですが3LDKの供給は基本的には少ないそうです。(それだけ出すならより郊外で戸建てをという要望が多いとのこと。3LDKの物件を一つつくるなら、分割して2つ作ったほうが売れるらしい。)
  • 施工管理や検査の重要性は、どこに行っても強調はされていました。・・・が、これを個人で確かめる術はなかなかないですよね・・・。
  • 内装や設備に関しては、各社それぞれいろいろ工夫をされているなあと思いましたが、優劣はつけがたく、どこも十分すぎる印象です。食洗器・ディスポーザー・床暖房・SIC・WICなどは今やほぼ標準装備なのが驚きでした。
  • 正式発表前の場合、やっぱり価格は教えてくれませんでしたが、「〇〇千万円台位になるでしょう。」といったアバウトな情報はそれとなく匂わせてはくれます。
  • 修繕積立金;これも新築当初とくらべると10年、20年後は2倍、3倍と価格なっていく類のモノらしいです。東京都の指導でいまや修繕計画は30年先までの予定が組まれているそうです。(30年も経つと、例えばエレベーターも入れ替えが必要になるとか)
  • モデルルーム内は、オプション設備も多いので要注意でした。これまたモデルルーム内のインテリアは浮世離れた「豪華バージョン」で、非日常感が満載です。
  • 現在の地方の一戸建てを建てたときの某ハウスメーカーさんの施工した物件は、リピーター割引的な「1%引き」の提示がありました。…たかが1%ですが、額が大きいだけに結構な値段に。

とある大手ギャラリー

上の写真は大手さんのギャラリーです。パーティションされたブース構造です。ここで説明を受けました。

とある物件の模型

↑;こんな感じの物件全体の模型が、必ず設置されています。バックの透明のアクリルの箱は、周辺の建物を表しています。これもどのギャラリーさんでもほぼ一緒でした。

とある物件のキッチン

↑;ある物件のモデルルームのキッチン。豪華かつ浮世離れた装飾品が設置されています。キッチンに胡蝶蘭とか・・・。

とある物件のバスルーム

↑;これまたとある物件のモデルルームのバスルームです。壁面タイルで大理石もあしらわれています。なぜか、観葉植物・・・。

 

「田舎者が、相場も知らずに無理筋な立地を望んで・・・。」というような場面でも、それとなく何とかなりそうな物件へ誘導してくれた各社の心優しい営業の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

スポンサーリンク

まとめ

都会の有名デベロッパーのマンションギャラリー、地方出身者には敷居が高く入りずらかったのですが、そんなに怖い?ところではありませんでした。

むしろ、分からないことを丁寧に教えてもらって時間を割いた意味があったと思います。自社のアピールだけでなく、東京の住宅・マンション事情なんかも教えてもらい得した気分になれます。

機会があれば、その後の状況を投稿しようと思います。

関連コンテンツ
生活
スポンサーリンク
シェアする
editor 40をフォローする