東京のどこに住む? 標高・地形を詳しく知りたい;Google earthも使えます。

生活

はじめに

これまでも、東京における以下のような観点からの住居地探しの記事を投稿してみました。

以前、「デジタル標高地形図」がすごい!ということはお示ししました。(あくまで田舎者の自分にとってはですが。)

地理院ホーム > 関東地方測量部 > 地図と測量の豆知識 > デジタル標高地形図ってこんなにおもしろい! 東京都区部編

デジタル標高地形図

デジタル標高地階図 低解像度

国土交通省国土地理院公式サイトより

このデジタル標高地形図の「高解像度版」はかなり拡大しても鮮明で非常に有用です。

一方、「Google earth」に地理空間情報ライブラリーが提供している

「地理院地図KMLデータ」

をリンクさせると、「デジタル標高図」とほぼ同じ程度の解像度を有しながら、地図をグリグリと動かしたり、自由に拡大縮小したり、3D表示で鳥瞰図的に見たり出来ます。

結構、面白かったので紹介しておきます。

 

1.アプリケーション版 Google Earth proのインストール

昔、Google Earthが出たころ確かアプリケーションをダウンロードして喜んでいた記憶があります。

「おおーっ、地球がぐるぐる回る。すげーっ!」って。

その後、もっぱらスマホやタブレットで地図アプリ(Google map)を使うようになって、すっかりGoogle Earthの事は忘れていました。

どうやら、最近Google Earthを使うには、実質二種の方法があるようです。

  • Chrome(ブラウザ)版 Google Earth・・・お手軽に利用可能。
  • Google Earth pro・・・PCにソフトをダウンロードして使用する。高機能版。以前は有料だったが、2015年頃無料になったとのこと。

今回、国土地理院の標高データを利用するには、後者のGoogle Earth proをダウンロードしてインストールする必要があります。

が、そんなに難しくないのでぜひお試しください。

以下の説明は、自分の環境(OS;Window 10、ブラウザ;Chrome)下になります。

 

Google Earth >デスクトップ用Google Earthのページを開く

Google Earth DL選択画面01

↑;右の「Google Earthプロをダウンロード」をクリック。 左にプロではないGoogle Earthをダウンロードするボタンもありますが、結局はPro版へ誘導されます。

 

Google Eearth DL選択画面 日本語02

↑;WindowsにもMac OSにも対応しています。「同意してダウンロード」をクリック。

 

Google Eeath Pro DL後

↑;ダウンロードしたファイルを実行します。すると引き続きダウンロードとインストールが始まります。

Google Eeath Pro インストール中

↑;そのまま自動的にインストールされます。

Google Eeath Pro 起動時画面

↑;初回はインストールされると自動的に起動。「スタートアップヒント」画面に基本的な操作方法が表示されています。(ある程度直感的に操作可能だと思います。)

さてこれでGoogle Eeath Proのインストールは終了です。

 

2.地理空間情報ライブラリーのサイトから必要なKMLファイルのアドレスを入手する。

「地理空間情報ライブラリー」のサイトにアクセスします。(このサイトは、国土地理院からのリンクが見当たらないです・・・。)

地理空間情報ライブラリー トップページ

↑;トップページにある「地理院地図KML」をクリックします。

地理空間情報ライブラリー 地理院地図KMLページ 配信ファイルリスト

↑;今回は「色別標高図」をGoogle Eeath Proで見たいので、右クリックでそのアドレスをコピーしておきます。

3.Google Eeath Proで「色別標高図」にリンクする。

Google Eeath Proの画面に戻ります。

Google Eeath Pro画面01

↑;メニュー>追加>ネットワークリンクをクリック

Google Eeath Pro ネットワークリンク02

↑;先ほどコピーしたリンクのアドレスを「リンク」にペーストします。 その上の「名前(赤矢印)」は適当に入力しておきます。 入力したらOKボタンをクリック。

Google Eeath Pro 色別と普通の画面の比較

↑;上段の普段見慣れた地形図が、下段の様なカラフルな地形図に変化します。

 

Google Eeath Pro 標高図01

↑;東京都心を拡大。そして、さらに斜めからの俯瞰にしてみました。左下のレイヤーを適宜選択することが出来ます。例えば「道路」を選択すると。

Google Eeath Pro 標高図02

↑;主要な道路が重なって表示されます。

Google Eeath Pro 標高図03

↑;道路のチェックを外して、鉄道・地下鉄にチェックを入れてみました。

 

KML配信ファイルリストにある「明治時代前期に低湿地だった地域を抽出した地図」というのもリンクしてみました。

Google Eeath Pro 明治の湿地河川

↑;目黒・世田谷辺り。 衛星写真に水色の筋黄色い帯が重なっています。水色の筋はかつての河川を示し、黄色い帯は、田んぼや湿地であったところを示しています。 土地勘のある方にとっては当たり前の情報かもしれませんが、よそ者にとってはありがたい情報です。

以上です。ぐりぐり動かして、ズームイン・アウトして遊びました。

まとめ

国土地理院の標高データや、古地図のデータをGoogle Earthにリンクすることが出来ました。

見知らぬ土地に新居を探す際、各種ハザードマップも参考にしますが、こういう地図情報がとても有用です。

マップと行ったり来たりしながら遊ぶ感覚でエリア毎の土地の様子が想像できます。

国土地理院のページには、まだまだ移住を考える人に有用なお宝がありそうです。今回は使い慣れたインターフェイスだったので、Google Earthを使いました

 

しかし、国土地理院の独自の「地理院地図 電子国土Web」「地理院地図Globe」を用いれば、各種の豊富なデータを無料で閲覧できます。

国土交通省 国土地理院 公式サイト;http://www.gsi.go.jp/index.html

例えば、以下は「傾斜量図」で皇居から南西の都心域を切り取ってみました。

傾斜量図 皇居南西域
↑;傾斜量図;傾斜がきつい場所に色(グレー)が付いている・・・標高にかかわらず崖・急坂の場所が分かる。 赤「坂」、四「谷」の地名の由来が良く分かります。

これに地図を重ねてより陰影を強調した図が以下になります。

地理院 陰影強調 皇居南西都心

他にも、火山、都市圏活断層図等、気になる地図・データがてんこ盛りです。

マンションの営業のスタッフさんや不動産屋さんは、いいことはアピールしますが、あまりネガティブなことは言いません。(当たり前ですが・・・。) ある程度は自分でも調べることも大事だと思います。その一つのツールにはなると思います。

コメント

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