はじめに
リビングに置く時計を探していました。
SEIKOのシリーズC3、AC電源が必要なデジタルタイプですが、とても明るくくっきり見やすい所が気に入って決めました。設置・使用の実際を記録しておきます。
選ぶ際に候補となった製品も参考までに列挙しておきます。
以前のリビングの時計
自分は壁にかけるアナログ時計がしっくり来ます。
しかし、妻はなぜか以前から液晶のデジタルタイプで、時刻だけでなく、日付・温度等が表示されるものが好みです。
↑;旧デジタル液晶置時計。 大画面で見やすいのは見やすかったのですが。
田舎で住んでいた戸建てのリビングには結局、アナログ時計が壁に、デジタル時計がカウンターにという、無駄に時計が2個ある構成になっていました。
どこからでも時間が分かるというメリットもありましたが、今回は狭いマンション暮らし。時計は一つにするつもりです。
妻の意見優先にデジタル置時計を探すことにしました。
デジタル置時計の選択
デジタル表示の置時計を作っているメーカーは沢山あるのですが、ざっくりネットで見て気になった以下のメーカーで検討してみました。
- SEIKO
- リズム時計
- CASIO
- ノア精密
- BRAUN
- Bruno
- アデッソ
これらの中で「くっきり見やすくて日付や気温・湿度も表示出来る。」という条件で候補を検討していきました。また、大きさは大体幅が20cm位を目安に探しました。
結局は各社それぞれ一点を絞りました。
SEIKO シリーズC3
まずは結局購入に至った「SEIKO シリーズC3」です。
日付・温度・湿度の表示という条件はクリアです。
セイコークロック株式会社公式サイトから
デジタル液晶のクロックと言えば、バックライトのない「薄い緑がかったグレーの背景に黒い文字」というタイプを想像していましたが、これを見てかなり驚きました。
シンプルなデザインで、かつ種類も豊富です。本体色の違いや大きさなどでから好みのものを選べます。
正直、このシリーズC3をキッカケに、「買うなら、AC電源でバックライトでバリバリ明るいのがいいな。」と決断しました。
リズム時計 Iroria シリーズ
セイコーの シリーズC3の真正面からの対抗馬になるのがリズム時計のIroriaシリーズです。
これも日付・温度・湿度の表示という条件はクリアしています。
凝ったグラデーション;リズム時計工業株式会社公式サイトより
SEIKOのシリーズC3との相違点は以下のような感じです。
- LED表示色が365色から選べる(SEIKO C3は70色)
- 基本的にシリーズ全品が壁掛けにも対応している。(SEIKO C3は壁掛けできるものと出来ないものがある。)
- グラデーションモードに関してはIroniaの方が凝った表示方法を選べる。
CASIO デジタル置時計 DQDシリーズ DQLシリーズ
CASIOもたくさんのデジタル置時計のラインナップがあり、温度計・湿度計・日付が表示可能なシリーズも複数あります。
ただし、AC電源を使用して常にバックライト点灯するタイプの製品は無いようです。
しかし、その中でもデザイン的に気に入ったのは、DQD-S02NJ-1JFです。
CASIO公式サイトから
日付・気温・湿度・曜日を表示できますが、一画面ですべて表示ではなくボタンで切り替える方式です。
また、AC電源ではなく乾電池駆動ですので、常時点灯で「明るく輝く」というわけにはいきません。
その代わり、起床アラーム設定時刻の前8時間は、淡くライトが点灯し夜間でも時刻を視認可能になっています。
ベッドルームで使うならば、むしろLEDがギラギラしすぎることなく良いのかもしれません。一日8時間もバックライトを付けたら電池がすぐに切れそうですが、カタログ上は一回の電池交換でやう1年間は持つとのこと。
参照;CASIO公式サイト
追記;残念ながら、2020年1月現在、上記商品はカタログ落ちしています。 後継としては「DQD-S01J-1JF」が近い製品かと。
ノア精密 LED掛け時計 アギラ FEW120
湿度は表示できませんが、日付・温度はOK. 弱点は電波時計ではないところ。
AC電源で常時点灯します。
ノア精密公式サイトより
デザインはすっきりスクエアな形。プラスチック製が多いこの手の製品の中では、ガラスやメタルを使用している点は特徴です。
SEIKOやリズム時計の様にLEDの色を変化させることはできません。青色一択です。
ただし、幅37cmと少し大きい。大きい物を探している方には良いかも。
BRAUN Digital Wall Clock BNC014BK-NRC
電気髭剃りで有名なドイツのブラウンのクロック。
日付、温度、湿度の表示が可能。電源は乾電池なので、明るさではやや劣ります。
これは、デザインがシンプルでカッコいいです。ブラックの他にホワイトもあります。
常時点灯ではないですが、黒背景に白文字で見やすいと思います。
一辺が21cmと適度な大きさです。
壁掛けでも、置時計としも使える兼用タイプ。
参照;ブラウン時計サイト
BRUNO 電波カラーLCDクロック
温度、湿度、日付の表示の他に、天気予報まで付いた高機能なクロック。
AC電源で常時発光で、LEDカラーも切替可能で、自分の探している要件をほぼ満たす製品です。
BRUNO公式オンラインショップ より
SEIKOのC3や、リズム時計のIroriaのように、文字色のグラデーション表示も可能。
しかも電波時計です。
実物が、量販店に置いてあったので見てきましたが、質感も悪くない。最後まで悩みました。
追記;2020年現在、カタログ落ちました。結構好きなデザインだったのですが。 若干テイストが異なりますが、デジタルクロックとしては、こんな新しい商品もあります。どちらかというと、デスクやベッドサイド向きかとは思いますが。
アデッソ カラー日めくり電波時計 C-8515
この会社もノベルティー用途で多種多様の時計を販売していますが、この日付表示が大々的なカラー日めくり電波時計 C-8515は、AC電源タイプです。
温度・湿度・日付もばっちり表示可能。
アデッソ公式サイトより
LED表示色も変更可能のようです。(どの程度の数の色から選べるのかは不明ですが)
時計の要素より、カレンダー(日めくり)の要素が大きいタイプだと思います。遠くからでも日付が良く分かるという点がなんと言っても利点だと思います。
結局、SEIKO シリーズC3DL210A に決めました。
以上、各社気になる製品を比較してきたのですが、
- AC電源常時点灯
- 温度・湿度・日付の表示
- 電波時計
という点を考えると
SEIKO C3、リズム時計Iroria、BRUNO電波カラーLCDクロック の三つまでは絞れました。
カタログスペック的には他の機能や価格、サイズはほぼ横並びだと感じました。
非常に悩んだのですが、実店舗で実際の商品をみて最後は自分の感覚で
- SEIKO シリーズC3
に決定しました。
決定にいたる一つの要因として、本体の「カラー」があります。
今回選んだのは「淡いベージュ」の木目調のカラーのDL210Aにしました。
家電量販店で6,000円台で購入。
↑;DL210Aのパッケージ中身。本体の幅は222㎜ 高さは74㎜です。 ACアダプターは少し大きめ。本体色はほとんど白に見えますが、淡いベージュの木目柄です。
↑;本体裏側。各種ボタンが付いています。ACアダプターを直に接続するのではなく、このようなケーブルを介して接続します。 壁掛けはできない仕様。
↑;本体をほぼ真上から眺めたところ。軽く後ろに傾いています。
↑;本体正面向かって右側に1ヶのUSB端子。スマホ等の充電に利用可能。
↑;本体底部には、コイン電池をいれるスペースがあります。これは停電時等の記憶保持用。 AC電源がないと、この電池だけでは文字盤の発光はしません。
↑;電源につないですぐ。電波受信前の状態です。奥はACアダプターですが、少し大きいです。
↑;電波受信中は、それを知らせるマーク(矢印)が出現。 しかも、文字色が強制的に「青」に変化して電波受信中を知らせます。3時間毎に自動受信する仕様で、その都度文字が真っ青になるのはイマイチな感じですが・・・。電波受信をしないモードにすればよいのですが、それだと電波時計の意味がない・・・。
↑;70色から好きな色を選べます。 色々さわって、結局は無難な白に。
追記;2年使用しての耐久性
購入して2年以上経過。 故障なしで稼働しています。
が、窓際でないと電波時計の電波受信に難があり同期しないことがほとんど・・・。
ただし、それ以外はやはりシンプルなデザインで飽きもなく気に入っています。
↑;二年経過して、斜めから見るとごくわずかに液晶の「焼け?」の様に見えることがありますが、正面からだと非常にキレイ。視認性が悪くなったという事はないです。
まとめ
セイコーのデジタルLED置時計の「シリーズC3 DL210A」を購入しました。
質感や、表示の明るさ等はおおむね満足です。
遠くからや、かなり斜めから見てもくっきり文字が読めます。
弱点を挙げると、
- ACアダプタが大きい。
- AC電源が必要なので設置場所にある程度制限がある。
- 液晶の明るさの設定は2段階。弱にしても真っ暗な中では「まぶしい」と感じるかもしれない。・・・真っ暗でないと眠れない方は、寝室での使用は気を付けた方がいいかもしれません。
以上、自分はリビングでの使用目的で購入したので電源や明るさ(明るすぎる)の問題はあまり気になりません。良い買い物をしたと思っています。気付いたことがあれば追記したいと思います。