はじめに
宇部興産建材 製の長さが55cmもあり、幅もたっぷり10cmの珪藻土製のトレイを購入しました。
粗悪な海外の製品も多いと聞いていましたが、Made in Japan(秋田の珪藻土)とのことで安心して使っています。歯ブラシや、コップ、液体せっけん等の水にぬれやすいものを置いておくことで、乾燥した状態を維持できます。
宇部興産は日本を代表する山口発祥のセメントで有名な総合化学企業です。その子会社が作る珪藻土プレートになります。
この55cmという長いトレイは他ではあまり見かけないので、重宝しています。
珪藻土のトレイを使ってみようというきっかけ;歯ブラシスタンドがやっぱり汚れるので・・。
話は変わって、我が家の洗面台ですが都内への引っ越しを機に「歯ブラシスタンド」を一新。(記事はこちら)
田舎で以前使っていた樹脂製の製品と異なり、陶器のトレイと洗いやすい形の歯ブラシスタンド(いずれもMUJI製)に変更したおかげで非常にお手入れがしやすく気に入っていました。
ただし、洗いやすくなったとは言っても、やはり水分が残るのでどうしても「ぬめぬめ汚れ」や、「黒ずみ」が発生します。 週一回ぐらいは掃除をしないと結構汚れてしまう・・・。
そんな時、とある雑貨店で小さめの(といっても18cm×7cm程度)の珪藻土プレートを見かけた妻が、洗面台用にとのことで試用で購入してきました。

↑;洗面台のボウルの左奥のエリア。コップの下や歯ブラシの下にある、ベージュ色のプレートが雑貨やさんで購入したノーブランドの珪藻土トレイ。無印の磁器トレイと歯ブラシスタンドに挟み込んで試用してみたり、水濡れしやすいコップを置いたりして試してみました。
数週間ほど試してみて、いつもなら水が飛び散ってベタベタの洗面台回りが比較的乾燥した状態に維持できることが分かりました。
妻も非常に気に入っていて洗面台の奥で蛇口付近のエリアにぴったり合うサイズのトレイ(プレート)を探すことにしました。
珪藻土用品を作っている日本の会社は?
早速ネットで珪藻土のトレイを探すことにしました。条件は上述の洗面台エリアに合う大きさということ。
計ってみると、幅は約56cm、洗面ボウルまでの奥行は約13cm程度だったのでそれに合う製品を探すことにしました。
「珪藻土」「トレイ」等で検索すると大量にヒットしてきますが、レビューを見ていると結構粗悪なものも混ざっている模様・・・。
水にぬれると、紙粘土のようにボロボロになってしまうものや、吸水性がいまいちなものなどの報告があるようでした。
で、ある程度信頼できそうな会社の製品にしたかったので日本の会社で探しました。いくつかあったのですが、自分的には結局この二社に行きつきました。
- 宇部興産建材株式会社
- Soil株式会社
この二社は、もちろん日本の会社で製品をつくる珪藻土も日本国内製を使用しています。また、日本珪藻土日用雑貨製造協会なる組織に加入しており、高品質な製品を世に送ろうとしていると感じます。
その中で丁度、サイズがぴったりだったのが、今回購入した宇部興産建材性の「なのらぼ ドライングプレート ロング(Lサイズ)」です。
宇部興産建材性の「なのらぼ ドライングプレート ロング(Lサイズ)」がやってきました。
ネットで注文。

↑;当たり前ですが、長細い板状の段ボールに梱包されて配達されました。カッターナイフと比べるとかなり長細いことが分かると思います。見た目よりかなり軽く感じます。素焼きの陶器よりも軽い印象。

↑;取り扱い説明書。 プレートの表側は、縦に溝が入った模様となっており、さらに水切れが良くなっています。

↑;ちなみに、珪藻土プレートの裏面です。

↑;なのらぼ ドライイングプレートの拡大。 角の処理もキレイです。角は一見鋭利でけがをしそうですが、実際触ってみると珪藻土そのものの素材感もあり、ざらっとはするものの、硬くない手触りです。

↑;若干分かりにくい写真ですが、洗面台に設置したBefore afterです。丁度ぴったりはまります。
製品の厚さは8mm 重量は480gです。 今回は55cmサイズを購入しましたが、47cmのMサイズや、広々使えるA4サイズ等、サイズも豊富にそろっています。

↑;珪藻土ドライイングプレートの上に、電動歯ブラシやカップ、液体せっけん等々を元通り並べました。 歯ブラシ立ての下には、捨てるにはもったいないので試用で購入した小型の珪藻土プレートを2重にして使用。(ちなみに、異常に歯ブラシが多いのは、家族4人中、2名が矯正歯科にて治療中で各種専用ブラシやミラー等があるためです・・。)

↑;プレートにコップで水をこぼしてみました。吸水の様子。しっかり計測はしませんでしたが、写真の変化は、2-3分程度だったと思います。
まとめ
洗面所等の水廻りは、常に水がはねて濡れていることが多いと思います。歯ブラシやコップ等を置いていたこれまでの陶磁器製のトレイから、珪藻土製のトレイにしてみました。
その結果、水分の吸収は良好で飛び散った水はほとんど吸収されていきます。
ただし、試用のトレイでも経験済みですが、歯ブラシ等は歯磨き粉等を良く洗ってしっかり落としてから乾燥させないと、珪藻土に目詰まりして次第に吸水力が落ちます。
(しかし、その場合でも水洗いして要らないブラシ等でこすって洗って陰干しすればすぐに回復しますが。)
今回購入したのは、宇部興産建材製の「なのらぼ ドライイングプレート」シリーズですが、大き目のサイズがそろっていて今回も我が家の洗面台スペースにぴったりでした。
こうなってくると、珪藻土バスマットも気になって仕方がない・・・。