はじめに
田舎の一軒家から、都内のマンションへ引っ越しました。
スペースは激減です。
そんな中で、洗濯物を入れておく、ランドリーバッグ(バスケット)を探しました。
あれやこれや検討しましたが、最終的に選んだのは
- HIGHTIDE タープバッグ ラウンド L
という製品です。
- 大きい(沢山入る;70L)
- それでいてかさばらない。(たたんで収納できる。)
- 自立する。
という条件を満たす製品です。
旧宅のランドリーバスケット
以前の田舎の一軒家では、プラスチック製のバスケット(スーパーの買い物かごのようなタイプ)を使っていました。 硬い素材なので、もちろん折りたたむこともできませんでしたが、洗面スペースにはこのバスケットを格納する場所も確保できており、問題はありませんでした。
寸法から推定される容量は約45L程度ですが、山盛りに乗せて使っていました。
しかし長年の使用で、取っ手の金属部品が壊れており、引っ越しを機に新たに購入することにしました。
ランドリーバックの色々
色々探してみると、一口にランドリーバッグといってもいろんなタイプがあることが判明。
- バスケットタイプ;素材は、樹脂、金属(ワイヤー)、編み物(天然素材系)等様々。
ニトリ公式サイトから
MUJI公式サイトから
- トートバッグタイプ;キャンバス地が主流。
- 丈夫なフレーム+布製バッグ;フレームは折りたためるタイプもあります。(ランドリーハンパーと呼ばれていることも多いようです。)
ニトリ公式サイトから
- 細身のワイヤーフレーム+布(あるいはメッシュ)の省スペースタイプ;使わないときは小さく畳めます。
IKEA 公式サイトから
今回、できるだけ大きなものを探しました。大型の物は結構少ないのです。求めるスペックとしては、こんな感じで探しました。
- 大きい(できれば40-50L以上)
- それでいてかさばらない。(たたんで収納できる。)…バスケットタイプやフレームのあるものはできれば避ける。
- 可能ならある程度自立する。
比較検討した製品群
小久保製作所 ランドリーハンパ― KL-081
小久保製作所は、昭和33年創業の生活用品(ランドリーやキッチン、トイレバス、リビング用品など幅広く)扱っている本邦の会社。
このKL-081の特徴は、メッシュ素材で通気性が良いことと、「弾性のあるポール(フレーム)」で、自然に組みあがって自立。それでいて、たたんでしまえるところです。
イメージとしては、簡易設営できるテントみたいなもんでしょうか。
一方、大きさとしても計算上(三辺を乗じただけ)は80L近い大容量を誇ります。
小久保製作所はこのKL-081以外にも、同様の自立「ポップアップ」する製品群もいくつかありますし、メッシュ製巨大巾着袋タイプのランドリーバッグもラインナップにあります。
しかも、実売価格がかなり安価なところもいいと思います。
参照;小久保製作所公式サイト
中川政七商店 横長帆布ランドリーバッグ 生成
中川政七商店は、創業が1726年という超老舗。
手績み手織りの麻織物、伝統工芸の品々など和を感じさせる各種製品を扱っています。
帆布製のランドリーバッグで、バッグの内側はコーティングされていて、濡れた洗濯物も気兼ねなく投入できます。
また、「折りたためること」と相反する「自立する」という要素もクリア。
帆布の質感もばっちりで、持ち手もおしゃれでかなり良い品ではと思います。
ただし、大きさは、立方体として単純に計算すると30Lに届かないので、今回の自分のチョイスからは外れました。 でも、これの大型があったらかなり惹かれると思います。お値段もしますが・・・。
楽天市場;横長帆布ランドリーバッグ 生成
ACTUS CaBas No.49 Laundry Bag
愛知県の会社「タネイ」とのコラボレーションで作られるCabasシリーズは、おもにトートバッグなどのカバン類がラインナップされています。
そのなかで「ランドリーバッグ」の名が冠されたのがこの製品。
もともと、柔道着などのトップメーカーらしく、「刺し子織り」というまさに道着な感じの丈夫そうな造り。カッコいいです。
ただし、これも若干小さめなので泣く泣く今回はあきらめましたが、ホントにいい感じです。
参照;アクタス公式サイト
公式オンラインショップ;ACTUS CaBas No.49 Laundry Bag Small White/White
Marks and web コットンキャンバス ランドリーバッグ
MARKS and WEB はアロマ関連の精油や、オーガニックな製品(コットン類)を扱う、若干、自分のような中年男性には近寄りがたいおしゃれなお店。
キャンバス地、円筒形でシンプルな造り。 たためてコンパクトにもできます。
ただし、実店舗で現物を見てみると、投入口に巾着状に引き絞れる蓋が付いていました。しっかり隠したい場合は有用ですが、そうでない場合はむしろ邪魔になるかもと思って、今回は除外としました。
直径35cm、高さ43cmは単純に計算すると40L程度と容量は結構あります。
Merlina Folding Bucket メリイナ フォールディングバケット ラウンドM
これは、製造元が確認できませんでしたが中国製。 LOFTの店頭で見かけたものです。
販売時には縦にクシャっとつぶれた円盤状になっていました。小さく収納できます。容量が32Lだったので、これの一回り大きいサイズを探しましたが、ネットでも見つからず。
平織り調の外見ですが、樹脂製です。比較的そう見えない高級な感じがします。
直径32cm、高さ40cm。
参照;LOFT公式サイト
ORIGIN FOLDING BUCKET(折りたたみバケット)
これはネットショッピングサイトを検索していて引っかかったもの。本来、ランドリー用途ではなく「アウトドア」「ウォータースポーツ」を想定した「折り畳みバケツ」
製造元、輸入元ははっきりわかりませんでした。35Lで樹脂製。防水性の高さが魅力的かと思います。 どっちかというと防災用品として気になったりしています。
クラレリビング 消臭ランドリーバッグ 洗濯ネット付
これは化学・繊維メーカーのクラレの子会社「クラレリビング」製のランドリーバッグ。
オーガニックとか、ナチュラルとかそっち寄りではなく、「機能性(抗菌・防臭)」を売りにしています。 内側にセットできる洗濯ネットが付属しています。
ベージュ・ブルー・レッドの三色があります。金属製(アルミか)の持ち手と大きく書かれた「Landry」の文字が好みの分かれるところかもしれません。
容量は60L弱はありそうで、生地自体がかなり分厚く自立もします。 しかし、その分たたんだ際はあまり小型にはなりませんが、薄くなるので洗濯機と壁の隙間等に収納しておくことは可能そうです。 この大きさの製品はなかなか少なく候補でした。
参照;クラレリビング公式サイト
追記;この商品は製造停止になったみたいです。残念です。
センコー株式会社 ランドリーバスケット スリムタイプ
センコー株式会社は、兵庫で創業のインテリア、バス・トイレタリー用品を製造する会社。
この製品は厳密にいうと折り畳みできないタイプ(四辺にはフレーム・ポールが存在)しますが、狭いスペースに入れることができるという意味で検討しました。
麻・綿といった天然素材も用いられており自然な風合い。カラーは、グレーとベージュの二種があります。
容量は、薄型ですが計算上60Lを超えてきます。
我が家の洗濯機と壁の間にも隙間があるのですが、残念ながら薄型とはいえ幅19cmあるため入らないことが判明し断念。
HIGHTIDE Canvas Storage – L
HIGHTIDEは、インテリア雑貨やステーショナリーなどを企画・製造・販売する日本の会社です。福岡発祥1994年創業とのこと。
これはキャンバス生地で内側は樹脂コーティングされていて、「ランドリー用」とはされていませんが、洗濯物を入れるのにも使えそうです。
大きさは直径33cm 高さ51cmなので、容量も40L強はあります。シンプルですがツートンカラーが少しおしゃれ感を出しています。
IKEA KLUNKA ランドリーバッグ
IKEAにもランドリーバッグがあります。海外のものはやはりサイズが大きいのがいいです。
このKLUNKAという製品も60Lと大容量。 ここまで高さがあると(60cm)自立するのか若干不安ですが、レビューの書き込みは「自立する。」とのこと。
また、価格もリーズナブル。ポリエステル製で、使用しないときはたたんで収納できそうです。
参照;IKEA公式サイト
HIGHTIDE タープバック ラウンド L にしました。
あれやこれや悩んだのですが、70Lの容量を謳う、
HIGHTIDE タープバッグ ラウンドL に決定。
最初にこれを見かけたのは東急ハンズの店頭でしたが、サイズは35LのMサイズしかなかったので断念。
↑;16LのSサイズ、35LのMサイズが店頭に。 カラーの選択肢が多いのも魅力。
しかし、販売元の「HIGHTIDE」のページを探したらLサイズ製品もあるじゃないですか。
デカすぎるのではないか・・・という懸念も若干ありましたが、たたんでしまえるなら大は小を兼ねるだろうと決断。
また、店頭においてはMサイズは余裕で自立していましたので、一回り大きなLサイズも何とか自立してくれるのではと楽観的に考えて購入しました。
↑;ネットで入手。 2700円程度。 パッケージの表にはランドリーバッグ以外の用途として、ゴミ箱やガーデニング用、工具用といったことが書いてあります。
↑;パッケージ裏ですが、「接着部は強力に圧着されていますが、完全液漏れ防止を保証するものではありません。バケツとしてのご使用は推奨しておりません。」との記載。 これは控えめに書いてくれてありますが、読みようによっては「結構いけるよ」ともとれないことも・・・。 また、上部開口部を折り返すことで安定して自立しやすくなるといったことも載っています。
↑;折りたたまれた状態ならば、洗濯機と壁の間の隙間に押し込めました。
↑;今回カラーはアイボリーをチョイス。樹脂製ですがカラーを選べばまあまあ周囲ともマッチするかなと思います。
ちなみに選べるカラーは ブラック、ホワイト、アイボリー、ブラウン 、レッド 、イエロー 、オレンジ 、ライトブルー 、ブルー 、カーキ となっています。
↑;完全に円筒状に展開したところ。中は空ですが、自立しています。手前にはサイズ比較のために500mlPETボトル置いてみました。 直径45cm、高さ48cmはかなり大きく感じます。 外側には一切ロゴマークや柄がないところも気に入っています。
↑;ひっくり返して底面です。 底面は外側も内側も黒です。本体の素材はPVC(ポリ塩化ビニル)で、イメージとしては「運動会のテント」の屋根の素材?でしょうか。
↑;ロゴは内側にひっそりと印刷されています。
↑;タオルなど洗濯物投入してみました。余裕の大きさです。 樹脂製なので結構使い始めは匂うのかなと思いましたが、ほとんど気になりません。 二か所に「持ち手」が付いています。
まとめ
新居用のランドリーバッグとして、
HIGHTIDE タープバッグ ラウンドL を購入しました。
70Lの余裕の容量、折りたためる収納性の良さ、自立する点など納得いく買い物になりました。 今後、耐久性を見ていきますが、触った感じはかなり丈夫そうです。
HIGHTIDEには、同じシリーズでSサイズ、Mサイズもありますし、円筒形ではなく立方体型のスクエアタイプもあり、アウトドアで使うこともできそうでした。