はじめに
ゲリラ豪雨や雪の日に、快適に歩けるようなスニーカーを探して、
- NEW BALANCE MW-880G
という、ゴアテックス製のスニーカーを購入しました。
品番を間違えて2足買ってしまうという間抜けなトラブルも経験しましたので、記しておきます。
同じく夏場向け;しっかり歩ける「スポーツサンダル;Teva Hurricane XLT2」の記事はこちら
ゴアテックス採用のスニーカーを探そう!
地方から東京へ転勤・転居して二回目の夏です。
車がないと生活できない田舎暮らしでしたが、東京では電車+徒歩の生活。
昨年の夏は、都内でも「ゲリラ豪雨」が多く、足元を含めてべたべたに濡れてしまったこともありました。
一方、昨年冬には大雪も都内で経験。その際は自分の軽登山用のトレッキングシューズで通勤したところ(見た目は別として)非常に快適でした。 登山用のシューズにはいわゆる「防水・透湿フィルム」が使用されていることが多くそれのおかげ。
で、その「防水・透湿フィルム」の代表格が「ゴア・テックス」です。
「外からの水は通さないのに、中からの汗(蒸気)は外に逃がす。」という、そんなうまい話があるかいっていう素材(フィルム)です。
アウトドアのお店に行けば、ゴロゴロある「ゴア・テックス」製のシューズですが、普通の街履きのスニーカーっぽいスタイルでゴアテックス採用のシューズは意外に少ないことが判明。
今回は、その希少なゴア・テックス採用の街履き(ウォーキング)スニーカー
NEW BALANCE MW-880G
を購入しました。
ゴアテックス採用の街履き風スニーカー;購入時の候補たち
上述の如く、トレイルランニングシューズ、トレッキングシューズや登山靴で探せば逆に、防水・透湿素材を使っていないものの方が少ないかと思うぐらいですが、いわゆる「街履き」のスニーカーでゴアテックス製はなかなか見つかりませんでした。が、その中でも、最終的に迷った候補を以下に示します。
Addidas TERREX AGRAVIC XT GTX
TERREXはミッドカットのシューズもラインナップにある「トレイルランニング」や「ファストハイキング」を念頭に置いたアウトドアシューズのシリーズです。
正直に言って、街履きにはややヘビーデューティーですが、XT GTX
ならばなんとか普段履きにも使えそうです。
Continental(タイヤメーカー)製のソールなど、スペック好きな自分をくすぐる要素もよい感じです。
MIZUNO LD AROUND M GTX
本邦のスポーツシューズメーカーのMIZUNOが販売しているゴアテックス搭載のウォーキングシューズ。
おとなし目のデザインで、やや高めの年齢層を狙ったデザインかもしれませんが、落ち着いた雰囲気で街履きとして使えそうです。サイドのジッパーで着脱する機能は好き嫌いが分かれそうですが・・・。
カラーはブラックとネイビーから選択可能。
MIZUNO ウエーブライダー21 GTX
同じくミズノのゴアテックス採用のシューズ。 ウェーブライダーはれっきとしたランニングシューズですが、比較的落ち着いた配色なので、街履きにも使えるかなと思い候補にしました。
ASICS 歴代GT-1000シリーズの G-TX版;
本邦のスポーツシューズメーカーアシックス。 ですが、ビジネス用途のゴアテックスシューズを作っていたりします。
GT-1000 G-TXは、これまた「ちゃんとした」ランニングシューズですが、ゴアテックス製でかつデザインも街履きできるグレーベースのカラー。 昔からあるアシックス定番のαGELという、衝撃吸収素材も装備した本格的ランニングシューズです。
ゴアテックス版は、商品番号末尾に G-TXと表示されるのがほとんどですので、その他のアシックスのシリーズでも結構ゴアテックス版のシューズが見つかります。以下、代表的なところで。GT-1000も歴代モデルチェンジしつつ発売され続けています。
NEW BALANCE MW880G
ニューバランスも定番のスポーツシューズ、スニーカーのメーカー。
「フィットネスウォーキング」モデルとされるMW880Gは、ブラックとネイビーの二色。
いずれにしても、ある意味スニーカーらしいスニーカーで、スポーティー感(ランニングシューズ感)は抑えられた印象です。
結局これのNavyをチョイスしました。 足幅 2Eと4Eから選べる点もグッドです。
ちなみに後述しますが、Gore tex非採用の「MW880」と採用の「MW880G」は別物ですので、ご購入の際にはご注意を。(自分は間違って購入してしまいました。)
NEW BALANCE FRESH FOAM KYMIN M WB1
またまた、NEW BALANCEから。 「トレイルモデル」とのことでアウトドアに振ったシリーズ。
「里山歩きから旅行まで多彩なシーンを快適にサポート。」との解説がそれを裏付けていそうです。
しかし、ソールが独特なハニカム構造で少し厚めなことを除けば、「登山・トレイル」らしさは薄めで街履きにも十分行けそうです。
NEW BALANCE M880 GX8
同じくNEW BALANCE。 これはランニングシューズかつ、公式オンラインショップ限定モデル。
「雨のランニングからデイリーユースまで快適にサポートする」とうたわれています。 結構ランニングシューズっぽさは上述のMW880Gよりも強いですが、むしろシャープな印象が良いかもしれません。カラーは「グレー」とされていますが、「ネイビー」とのグラデーションカラーです。
公式サイトから NEW BALANCE公式;M880 GX8 公式サイト限定モデルらしいです。
ネットでNEW BALANCE MW880G購入(間違えてMW880も購入。合計2足に・・・。)
以上が、自分(40過ぎの中年男性)が考慮した、街履きできそうな「ゴアテックス(Gore-Tex)採用」のスニーカーの候補でした。
NEW BALANCEの三足で迷いましたが、結局は
- MW880G(Navy)
を選びました。
ランニング寄りでもなく、登山・トレイル寄りでもなく一番カジュアル(悪く言えば尖っていない)デザインを重視して決定しました。
で、A○a○onで、商品を選択してポチっと。
すぐに到着。サイズ感もいつもの25.5でほぼ問題し。
数日履いてなじんできたところで・・・・あれ・・・・
・・・・
・・・・
これ、ゴアテックスじゃあないぞ・・・!!!!・・・・。
・・・そういえば、なぜか結構安かったよな・・・・。
・・・。
MW880を買ってしまっていた!!!ことに気づきました。(MW880Gが正解)
↑;間違って購入した「MW880」。 ベーシックなスニーカーです。が、たしかにGore-Texのマークはありません。
完全に、自分の注文ミス・・・。
かなり意気消沈していましたが、中学生の息子の運動靴がちょうど寿命だったのでこれは息子に譲りました。(結構気に入ってくれています。)
で、改めて「MW 880G」をポチっと購入。
↑;今度こそ、「Gore-TEX採用の」MW 880Gです。
同じく25.5cmでしたが、サイズ感はMW880とMW880Gはほとんど同一。ちなみに自分は足幅は4Eサイズを購入。
↑;MW880Gのかかと部分。「GORE TEX」のラベルがついています。 そういえば、自分の登山靴も、レインウエアもこのラベルがついていました。どうして気づかなかったのか・・・。
↑;結果として「MW880」と「MW880G」の二足を入手してしましました。 やはりよく似ていますが、ソールの厚みや構成は似ている様ですが、ヒールカップの高さは左の「MW880G」の方がかなり高い印象です。
↑;NEW BALANCE MW 880 の履き口。
↑;NEW BALANCE MW880G の履き口。やはり少し深いかもしれません。
↑;MW880G のタン(ベロ)部を内側からつま先に向かって撮影。 アッパー部に縫い付けられていて防水性がアップ。
↑;ベトナム製です。4E幅と、2E幅を選べます。
↑;他のNEW BALANCEのスエードを多用したようなビンテージなモデルと比較するとどうしても、このMW880Gは「合成繊維感」はあるかもしれませんが、自分的には充分カジュアルで使いやすいと評価しています。
↑;MW880Gのソールの接地面。ランニングシューズのそれに近いパターンでしょうか。
まとめ;ひと夏使ってみての感想
若干のトラブル(勘違い)はありつつも、ゴアテックス採用の普段履きスニーカーとして
NEW BALANCEのMW880Gを入手しました。 買ったときに限って、ゲリラ豪雨に遭遇することはなかったのですが、出勤時からすでに雨という日は何日かあり、やはり快適に過ごせました。
このMW880Gは、降雨がない日の「蒸れ感」もほぼ気になりません。 もちろんメッシュを多用したようなシューズと比較すればいくらゴアテックスでも快適性では負けてしまうでしょうが、通勤やちょっとした外出時には問題ないです。
追記;
その後、同じくゴアテックス採用の、Newbalance fresh foam Kyminも買ってみました。(記事はこちら)