はじめに
地方出身者の自分ですが、PC関連のサプライを買いに出かけることにしました。転居のための前哨基地(一人暮らし)でPCを使っているのです。
ちょっとしたUSBケーブルだけなのですが、せっかく東京なので「電気街といえば秋葉原(ってところがすでに昭和思考なのか。)」と思い立って向かいました。
程なく目的は達成。時間も余ったので少し歩くことにしました。
mAAch ecute神田万世橋
南へ歩くと川と橋が見えます。近づくと神田川(源流の井の頭公園に行った話はこちら)だと判明。
橋の名は「万世橋;まんせいばし」歴史を感じさせる橋です。
そして、神田川沿いにはレンガ造りのどう見ても古めの建物が、しかも電車の線路高架の下にあるのを見つけました。
上の写真のように、川べりに沿ってレンガのアーチが続きます。
渡った対岸にレンガ造りへの入り口を発見。
mAAch ecute神田万世橋
という名の施設です。
後に家に帰って検索すると、この場所はなんと「万世橋駅」という明治45年建造の駅だった場所だとわかりました。この建物をいわゆる「リノベーション」して、ショップ・カフェが入る施設になったそうです。
2006年までは交通博物館として使われていたそうです。
恐る恐る?中に入ってみました。
入り口すぐにもカフェがあり、オープンエアで楽しめるようです。
デッキが神田川沿いにずっと伸びています。↓
中に入って神田川を見るとこのようなアーチ状のガラス窓になっています。
何気なく、家具や雑貨がディスプレイされています。
分かりにくいかもしれませんが、レンガのアーチ一つ一つが、上の写真のトンネルのような通路で次々とつながっている構造になっています。
奥へ行くと、往時の万世橋駅のジオラマがありました。確かにレンガの雰囲気はこんな感じです。
そのまま奥へいくと、Cafe発見。ちょうどよい時間だったのでコーヒータイムとしました。
神田川を眺めながら、レトロな雰囲気を味わいつつコーヒーをいただきました。
とてもおしゃれなスペースでした。JR東日本が展開するecute、ただの駅ビルと思っていましたが、こんな施設もあるんですね。
2k540 AKI-OKA ARTISAN
さて、「鉄道高架」つながりで、よく似た?施設が近くにあるとわかったのでもう一か所頑張って足を延ばしてみました。
道を戻って秋葉原駅から山手線・京浜東北線・東北新幹線などの線路沿いを北に進みます。すると、またまた今度は「ガード下」っぽい雰囲気の
2k540 AKI-OKA ARTISAN
に到着します。
ガード下の北の入り口を入るとこんな感じです。↓少し開けていて、イベントスペースの様に使わていました。
鉄道の高架用の柱が連なって立っています。その間に店舗が入っています。鉄道高架の柱も白く塗ると、ローマ・ギリシャの神殿の柱の様にも見えてきます。
カフェ等も多いのですが、コンセプトからすると、「工房と販売が一体化したお店」というのが、この施設には多い用です。
雑貨・家具・宝飾品・陶芸品・カフェ・革細工・木製品等々。
自分だけの量産品でない一品を求める方にはなかなか楽しい空間ではないでしょうか。
2k540? AKI-OKA?
公式HPを引用します。
なるほどね。 秋葉原の次は御徒町(おかちまち)。 地方出身者が覚えるべき山手線の駅名が勉強できます。
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「2k540」とは鉄道用語では東京駅を起点とした距離「キロ程」で場所を示します。当該施設は2k540m付近にあるため「2k540」とし、呼びやすく親しみやすいように、読み方を「ニーケーゴーヨンマル」としています。
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「AKI-OKA」とは秋葉原駅(AKIHABARA)と御徒町駅(OKACHIMACHI)の中間に位置していることと、秋葉原-御徒町駅間の高架下に人の流れをつくりたいという思いを込めて私たちが作り上げた造語です。
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「ARTISAN」とはフランス語で「職人」を意味しています。
まとめ
秋葉原に来たついでに、少し足を延ばして2つの鉄道関連(JR東日本関連)のサイトをめぐることが出来ました。
2か所とも、鉄道の施設(新旧はあるものの線路の)直下にあり、古いもの(明治・昭和)と現代とをミックスしたような斬新なコンセプトでした。
もちろん、こんな施設、こんなコンセプト、自分の住んでいた地方にはあり得ません。都会ならではの楽しみだなあと思いました。
いずれも施設も、あらかじめネットで少し勉強してから行けばよかったと少し後悔しています。後で、Web pageをチェックして見落とした所も多々あることが判明しました。