合格祈願;東郷神社で幟(のぼり)を奉納してきました。

原宿 東郷神社 奉納する幟に奉納日と願い主記入エリア・スポット
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はじめに

子ども達の受験が続きます。

神頼み目的ですが、原宿(渋谷区神宮前)の東郷神社で「Z旗」もプリントされた幟(のぼり)を奉納してきました。

お値段をいうのは野暮だし罰当たりかもしれませんが、半年間幟を奉納していただいて、たったの6,000円!(意外と安いと感じましたが)

 

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東郷神社を知るきっかけ

地方から出てきたので、都内で「合格祈願」ができる神社や「学問の神様」や「勝利の神様」が祭られている神社をあまり知りませんでした。

以前には

にも参拝に行ってきましたが、

先日、原宿~表参道にかけて明治通りを歩いているとふと目に入った「東郷神社」の文字。

「こんな繁華街かつ人ごみの中に神社か・・・。」 なんだが意外に感じて少し散策してみました。当日はあまり時間がなかったのですが、

  • 日露戦争でバルチック艦隊を撃破した東郷平八郎元帥が祀られている。
  • そういった由緒にて、「必勝祈願」で有名な神社である。
  • その際、旗艦戦艦三笠に掲げられたZ旗 が境内にも多数(のちにそれが幟とわかりました。)

といったことが判明。 これは是非ともお参りにと思い後日改めて参拝と幟(のぼり)の奉納に伺いました。

 

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東郷神社とは

東郷神社は上述しましたが、その名の通り明治の軍人で日露戦争での艦隊決戦で当時最強とうたわれたロシアのバルチック艦隊を撃破した「東郷平八郎元帥」を祀っている神社です。

場所は、明治神宮に近い(といっても山手線を挟みますが)原宿の地。


↑;山手線原宿駅か、地下鉄の明治神宮前駅が最寄駅です。いずれからも徒歩数分と便利な場所。

詳しい由緒・由来などは公式サイト等にも記載されてますが、以下に概要を示します。

 

  • 御祭神の東郷平八郎命は、薩摩藩士の家に1847年(幕末)に生誕し、1934年に88歳で没した。
  • 東郷平八郎命は、幕末19歳で薩摩藩の海軍に入隊。
  • 明治4年(1871)24歳の時にイギリスにわたり、船乗りとしての知識と技術を修め日本海軍士官となる。
  • さらに、日露戦争(1904~1905)では聯合艦隊司令長官として三笠艦上に「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」とのZ旗を掲げ、露国のバルチック艦隊を日本海において撃滅して世界の海戦史上まれにみる完全な勝利を成し遂げた。
  • 7年間東宮御学問所総裁として昭和天皇の御教育の大役を果たし、明治、大正、昭和の三朝に至誠一貫奉仕、国家の重鎮、まごころの人として、日本だけでなく世界の人々からも英雄「大東郷」と尊敬されるようになりました。
  • 御鎮座地は、明治神宮に近い元鳥取藩主池田侯爵邸を選び、昭和12年9月に地鎮祭、同15年5月27日(日本海海戦で完勝した日・当時海軍記念日)に御鎮座祭が行なわれ、欅と檜素木、神明造檜皮葺の東郷神社が完成。
  • しかし、東郷神社は昭和19年11月27日と同20年5月25日に米機の爆撃を受け、第二回目の被爆で社殿が焼失しました。現在の社殿が完成したのは昭和39年5月で、神明造りを基調とした近代設計、鉄筋コンクリート平屋建。

 

周囲には結婚式や披露宴を執り行える関連の施設・会場も散在しています。

参照;東郷神社公式サイト

 

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東郷神社へ参拝; 幟(のぼり)の奉納

山手線で原宿駅に向かいました。

原宿駅は、北に「竹下口」という改札がありますのでそこから駅を出ると近いです。

すると、すぐに有名な「竹下通り」に入れます。 平日午前でしたが、混んでる・・・。

原宿 東郷神社 竹下通り付近
↑;竹下通り。 若い人や外国人観光客でごった返してます。

竹下通りを入って少し歩くと左(北)側に「東郷神社」に通じる参道が現れます。

 

原宿 東郷神社 竹下通りから西参道
↑;喧噪の竹下通りになぜか突然現れる参道。こちらは「西参道」です。 奥に鳥居が見えます。

 

原宿 東郷神社 境内案内図
↑;境内の案内図です。西参道を本殿に向かって歩くと、広い道に到達。 西参道以外にも明治通りからの「表参道」もあります。

 

なんだか、東郷平八郎元帥に関しては、昔歴史で習ったような気がしていましたが、理系かつ低教養の自分は今一つ理解が甘い・・・。しかし、歴女を自任する妻は大興奮です。

「こんな都会のど真ん中に、あの東郷平八郎が祀られている!!」・・・妻的には、結構すごいことみたいです。

 

本殿の手前には、

  • ;元帥のご自宅から移設されたとか。
  • 海軍特年兵の碑;14歳程度の年齢の志願者から構成されたとされる海軍特別少年兵の殉国碑。昭和46年5月16日除幕。

等の施設がありました。

原宿 東郷神社 海軍特年兵の碑
↑;海軍特年兵の碑。 裏に回ることが出来ます。碑の裏には海軍特年兵(特別年少兵)に関する記載があり、涙がこぼれそうになります。8月です。頭をたれて合掌。

 

原宿 東郷神社 手水舎
↑;正門(神門)近くの手水舎に立ち寄り手口を清めます。(水が人感センサーでOn-offされていて少しビビりました。)

 

原宿 東郷神社 神門から本殿
↑;神門から社殿(本殿)を。 竹下通りの喧騒が信じられないくらいの静けさ。 空襲で焼失しているので、造りは鉄筋コンクリートとのことですが、威厳のある感じです。

 

原宿 東郷神社 社務所付近から神門方向を撮影
↑;社殿の前の境内の左奥には社務所があり、そこから神門を振り返ります。 結婚式を挙げるカップルの撮影をしていました。

 

原宿 東郷神社 本殿
↑;東郷神社の社殿。 参拝しました。

 

原宿 東郷神社 本殿前 狛犬か
↑;境内の様子。

 

原宿 東郷神社 由緒沿革看板
↑;上述したような、東郷神社の由緒・沿革が記された案内板です。

 

参拝が終了しましたので、目的の幟を奉納すべく社務所に向かいます。 お札やお守りの販売窓口の奥から屋内に案内されました。

 

原宿 東郷神社 必勝祈願幟 奉納の案内
↑;境内に設けられた、「必勝祈願幟奉納のお知らせ」 これです、これのために来ました!。「試験や大会など、又、記念日に幟を立ててみませんか。」と。 立ててみます!。 六か月で6000円。

 

原宿 東郷神社 Z旗 説明
↑;Z旗についての説明。 神社なのに原色中心の幾何学模様が一見ミスマッチですが、由緒・由来を読めば、途端にマッチしているように感じる(感化されやすい)自分です。

 

原宿 東郷神社 奉納した幟奉納日と願い主記入
↑;社務所入り口の机で、幟に「願い主」の名前と、奉納日を記載します。Z旗が印刷されています。

巫女さんとやりとりして、終了。 祈祷やお祓いは無く終了。 「奉納しておきます。」との旨を聞いて終了。

ちなみに、幟を奉納すると自動的に「東郷会」に入会できます。

 

原宿 東郷神社 別宮 海の宮
↑;境内には、別宮 「海の宮」があります。 海運の安全などにご利益があるとか。

 

さて、奉納した幟が掲揚された頃にまた参拝しなくちゃなあ・・・と思っていたら、

原宿 東郷神社 幟 奉納してくれる巫女さん
↑;先ほどの巫女さんがなにやら東郷神社社殿のそばで作業をされていました。 幟を立ててくれているっぽいぞ。

原宿 東郷神社 奉納した幟
↑;そそくさと、再度社殿横の幟奉納エリアに戻ってきました。 ありました。 奉納した幟です。 どうやら、奉納して比較的日が浅い幟は社殿近くに掲揚されるようです。他の方々が奉納した幟の日付から推測すると、後日、境内のその他の場所や参道に移動されるようでした。 ご利益ありそうです。

 

原宿 東郷神社 神池と奥の東郷記念館
↑;帰りは表参道を通って明治通りへ抜けます。途中には、「東郷記念館」があります。池(神池)と周囲の緑が都会の中心らしくない落ち着く雰囲気を出しています。 池の上をわたる橋の上で結婚式(撮影?)も行われていることもあるようです。当然、和装がよく似合う雰囲気ですね。

 

原宿 東郷神社 表参道の鳥居
↑;東郷神社表参道側の入り口の鳥居。大きな木製の鳥居です。連なる参道には先ほどの「必勝祈願幟」が並んでいます。ここが原宿のど真ん中というのが信じがたい静かで緑多い環境。

 

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まとめ

子どもの受験の合格・必勝祈願のために、東京原宿の東郷神社で幟(のぼり)を奉納してきました。

ちなみに、この暑い時期に奉納したのは幟の奉納期間六か月を受験日から逆算してのことです。

明治神宮もそうですが、東郷神社も都会のなかに突如現れる静かで緑多いエリアです。 バルチック艦隊を撃破した武運に富む名元帥にあやかって、合格を勝ち得てくれたらなあと願っています。