はじめに
ダイニングテーブル下にラグを敷いてみました。
いくつか検討したのですが、ダイニングチェアーの座面の色合いとの兼ね合いなどもあり、スミノエのWF-102 (グレー)という商品を選んでみました。
以前、リビング用の平織りラグを探した記事でも、いくつか検討していますので、よろしければご参照を。(記事はこちら)
ダイニング用のラグ
そもそもダイニング用にラグやマットが必要なのかという点も結構大事かもしれません。
フローリングにそのままダイニングテーブルとチェアがある姿もすっきりしていてシンプルで良いのではないかとも思いました。
汚れ防止という面では、子供もまあまあ大きくなってきて、食事をこぼしたりということは減りそうですが、それでもゼロになることはなさそう。
また、ダイニングではイスを引いたりするので、床へのダメージも考えると「なにか敷いておくか。」という気になります。
田舎の一戸建てでは、子供が小さかったこともあり、フローリング調のプリントを施した樹脂製ののようなタイプのダイニングマットを使っていました。
しかし、さすがにこれはかなり「ビニールな感じ」が否めません。
汚れ対策をするにしてももう少し、ナチュラルな感じのものはないかということでいくつか候補を検討しました。
ダイニングラグのサイズ感
ダイニングテーブルのサイズとどのようにチェアを配置しているかによって必要サイズは変わってきます。
椅子を引いたときにも余裕がある距離はテーブルから最低限50~60cmは必要とのこと。
我が家ではテーブルはオーソドックスな長方形で長辺側に4人掛けだったのでコレで計算すると、テーブル奥行(85cm)+(60cm×2)=205cmというところが最低ライン。 余裕も持たせれば70~80cmとのことなのでそれで計算すると245cmということになります。
ダイニングラグの候補
Chilewick woven floor mats
リビングのラグを検討した時にもアメリカのブランドかつMade in U.S.というChilewickは強力な候補でした。
結局は、「ランチョンマット」だけ購入して前回はラグはあきらめました。
(Chilewick のランチョンマット購入の記事はこちら)
Chilewickというブランドを知ったのは、そもそも、高島屋のリビング用品売り場のフロアで見かけたのが最初でした。
樹脂製なのですが、「平織り調」で編みこまれており何とも言えない独特の雰囲気があります。
高島屋でもらったリーフレットから
しかし、その高島屋での売値は180cm×270cmで余裕で10万円越え。払える人にはその価値があるとは思いますが、なかなか・・・。(USのサイトだと600ドル台なのでかなり上乗せされた強気の値段設定ですが・・・。)
塩化ビニール製なので「防汚」という機能と「かっこよさ」が高い次元で両立されている製品だと思います。
ネット(楽天やAmazon)ではなかなか取り扱い店舗が見つからないのが困ったところです。
スミノエ ダイニングラグ CLOTH TWEED
スミノエ(住江織物)は、「ダイニングラグ」というカテゴリーで複数の製品を扱っています。
その中でも、「CLOTH TWEED」は、Chilewick同様に樹脂製かつ織物(平織り)という「汚れにくさ」と「椅子の引きやすさ」が特徴。
Chilewickほど洗練された感じではないものの、実物を見ても十分質感も保たれていると感じました。
価格も比較的リーズナブル。220cm×250cmで定価57,000円。実売は3万円台で購入可能。
↑;五反田のスミノエのショールームにて。ブラウンとグレージュの2色展開。これぐらい離れてみると、ポリ塩化ビニルっぽくは見えません。
↑;同じくクロスツイード拡大。かなり近づいてみると、光沢感から「ああ、樹脂製なんだな。」と分かりますし、肌触りはやはり少し「ひんやり」した感じになります。 が、逆に少々こぼしても全然大丈夫そうな安心感は強いです。
参照;スミノエ公式サイト
イケヒコ 洗える PPカーペット 『ウィード』
イケヒコさんは、以前リビングのラグ選びでも候補に挙がった畳・い草カーペットのお店。
いろんな製品を扱っていますが、今回は「樹脂製(ポリプロピレン)」のタイプが「防汚」面で良いかと思いました。
カラーはブラックとブラウン。サイズも幅広く取り扱いあり。
イケヒコ公式サイトから
これまた、かなりリーズナブルな価格設定で、8畳間サイズで12,000円!
アレルギー持ちのお子様がいるような家庭では「カビ」「ダニ」の繁殖も抑制するようでお勧めとのこと。
参照;い草やさんこたつやさん公式サイト(イケヒコさんのネットショップ)
スミノエ WF-102
ダイニングのラグを選ぶ前に決めたリビング用のラグはスミノエ製のWF-101を選びました。(記事はこちら)
その際も比較検討したのが、同じくパルプ系の素材(ウッドヤーン)を用いたWF-102 です。
WF-101はパルプ系素材100%でしたが、WF-102 はパルプ系55%、ウール45%であり、「毛足の短いカーペット調」に近い印象です。(が、パイル地ではなくあくまでも「平織り」です。)
また、WF-101同様、フィンランド製というところもなんとなく本格的な印象。
で、結局はスミノエ WF-102 に
上記も含めていろいろ悩んだのですが、結局またスミノエ製品を選びました。今回もウッドヤーン(パルプ素材)を使ったWF-102 です。
決定したポイントは
- 防炎仕様であること。;一応、防火義務のあるマンションなので「誰も見ていないしまあいいか」という気もしましたが・・・
- ダイニングチェアの座面の張地の色合いとのマッチング;ダイニングチェアの座面の色との相性が良さそう。
です。 実は、防炎の問題さえなければ、同じくスミノエの「クロスツイード」にしようと思っていたのですが、同製品は防炎仕様ではなかったので。
で、さっそくネットでオーダー。
↑;楽天に出店しているインテリアショップにオーダーしましたが、前回WF-101の時同様に、商品はスミノエからの直送でした。ロール状にまるまって配送されてきましたが、今回はかなりデカい。 ラベルには重量30㎏の表示(体感的には、そこまでは重くないと思いますが。)
↑;WF102カーペットに貼ってあったラベル。分類外繊維(紙)というところが特徴。
↑;WF102の縁の処理。テープ状に縁どられています。ちなみに「ホワイト」「グレー」「ブラック」の三色展開ですが、今回購入したのは「グレー」。(でも、かなり青っぽく見えます。)
↑;WF102拡大。1円玉と比較してのサイズ感。歩いてみると足の裏に健康サンダル的な軽い「つぶつぶ感」を感じます。奥にはパルプ系の繊維が見えています。 一見、ウールのループ状パイルに見えるのですが、しつこいですが「平織り」です。
↑;WF102の拡大が続きます。奥にベージュっぽいパルプ繊維は縦横に編み込まれていて、その間に縦方向にのみウール繊維が編み込まれています。
↑;ラグを敷く前後の様子。 ダイニングテーブルは 165cm×85cm。 ラグは200cm×250cm。サイズ感としてはこんな感じになりました。
↑;WF-102の「グレー」を選びましたが、若干青みがかっている印象。ダイニングチェアの座面の布地の青さとのバランスも狙って選びましたが、まあまあでしょうか。
↑;250cmなので、椅子を引いても余裕はあります。
↑;左はWF101。右はWF102。 同じ「織物(平織り)」のWFシリーズですが、かなり異なるテイスト。
追記;スミノエ WF-102を二年間使用しての耐久性等
引っ越して2年以上、家族4名で暮らしだしてからもほぼ2年弱経過しました。
毎日の食卓で、ダイニングテーブルとチェアの下敷きとなり容赦なく椅子を引きずっていますが、思いのほか耐久性が高いです。 四辺のほつれがないのはもちろんですが、椅子を良く引きずる部分もほとんど擦れた痕が無い様に感じます。
↑;局所的に削り取られたり、ほつれたり毛羽だったりはほぼない様です。
まとめ
ダイニングテーブル下に敷くために、スミノエ WF-102 というウール・パルプ繊維混のラグを入手しました。
色合いや、ナチュラルな雰囲気は気に入っています。上を歩いた感触は「シャリシャリ+プチプチ」といった不思議な感覚です。(前述の通りあまり痛くない健康サンダルのような感じ)
リビング用の同じくWF 101はかなり「紙」っぽい仕上がりですが、こちらWF102はウール感もかなりあり、一般的な「毛足の短いカーペット」のテイストもあります。
椅子を引いたときの滑りもよさそうです。あとは、耐久性と物をこぼしたりしたときの汚れの落としやすさや付きにくさ辺りを見ていかないといけませんが・・・。