缶 de ボローニャ 職場用防災グッズとして配備してみました。(デニッシュパン1ヶ試食)

缶 de ボローニャ チョコレート 中身2ヶ モノ

缶 de ボローニャ チョコレート味 EC

はじめに

前々回記事(マルチツールの記事)、前回(懐中電灯の記事)に引き続いて、今回は防災用の「非常食」の話です。

南海・東南海・東海地震エリアだった田舎に住んでいるときから、地震・戦争に備えて自宅には防災用品を揃えています。

しかし、帰宅困難時等を想定した職場での被災をあまり想定していませんでした。

そこで、職場用に簡易版の持ち出し袋を作ろうと思い立ちました。少しづつ、グッズを揃えています。

職場に備蓄する非常食として、

缶 de ボローニャ(12ヶ入りセット)

を購入しました。

また、炭水化物主体のメジャーな長期保存食も列記しておきます。

 

防災用非常食のあれこれ

首相官邸のHPより防災 食料備蓄

首相官邸HP・防災の手引き~いろんな災害を知って備えよう~ より

最近は水・食料は7日分を備蓄するように言われているようですが、職場の個人用スペースには限界があります。何とか数日分でも確保できればと考えました。

非常食というと、どうしても「保存性優先」というチョイスになりがちで、実際上記のように

  • ご飯(アルファ米)
  • 乾パン
  • チョコレート

を想像していました。

しかし、最近は非常食で長期保存性を犠牲にせずに、「普段の食事に近い。」そして「おいしい」ものがたくさん発売されていることが分かりました。

以下、色々調べる中でこれはと感じた保存食メーカー(結果、保守的なメジャーブランドに偏りがちなのはご容赦を。)とその製品を列挙してみます。

基本「炭水化物主体のエネルギー(カロリー)優先」のチョイスですが、それだけでは飽きるかもと考えて、副菜的なオプションも探してみました。

 

井村屋

井村屋といえば、「あんまん」「にくまん」で有名。あと、意外なところでは「あずきバー」も井村屋製です。もともとは「和菓子」も得意な会社。

  • えいようかん

色んなところでとりあげられて名前は知っていましたが、詳細は知りませんでした。長期保存(5年)を可能にした和菓子の「ようかん」です。

一本60gで171Kcalと炭水化物主体なので効率よくカロリーも摂取できます。単に長く保存できるようになっただけでなく、他にも細かい配慮がなされています。

例えば、暗闇での視認性を高めた「反射ホログラム」がついていたり、「感触だけで開封できる工夫」だったり、パッケージに災害伝言ダイヤルの使用方法がかかれていたりとなかなか手が込んでいます。

なお、3年保存ですが、200Kcal/55g/一本の「チョコえいようかん」という商品もあります。

もちろん、これだけでは「飽き」が来そうですが、幅広く取り入れるカロリー原の一つとしてはよいと思います。また、水分なしでもまあ、食べられる点もメリットと思われます。

参照;井村屋株式会社公式サイト

大塚製薬

ポカリスウェット、カロリーメイト、SOYJOYなどで有名な会社。一般的には食品会社ですが、名前の通りもとは製薬会社。

  • カロリーメイト ロングライフ

普通のカロリーメイトは、製造日から約1年が賞味期限として設定されていますが、この「ロングライフ」は3年という長期保存が可能。 地方の我が家にも常備していました。確かネット経由で手に入れたと思うのですが、公式サイトをみて驚きました。

なんと、「企業・自治体様向け製品です。」と書いてあります。建前は一般消費者には販売していないということでしょうか。

カロリーや、栄養素(ビタミン類など)は一般のカロリーメイト同様の仕様のようですが、味は、チョコレート味限定になってしまいます。また、一般のカロリーメイトは4本入りと2本入りの二種類のパッケージがありますが、ロングライフは2本入りのみの展開。

意外だったのは、カロリーメイトって一本わずか20gだったということ。それで熱量は100Kcalある点はさすがです。(炭水化物の理論上のカロリー4Kcal/gを上回っているのは一定量の脂質成分のおかげか。)主要なカロリー原として使えそうです。(が、やっぱりこれだけでは飽きます。きっと)

参照;大塚製薬 カロリーメイトのページ 公式サイト

尾西食品

尾西食品は、「アルファ米」のトップブランドです。

歴史は長く、尾西食品研究所創立として1932年に創業しており、戦前にはすでに軍糧食としてのアルファ米を旧帝国海軍の要請で開発していたとのこと。

以後、海外旅行用・防災用などの各種アルファ米の製品を生み出しています。

2013年には亀田製菓(柿の種やハッピーターン)の傘下に入っているようです。

  • アルファ米 ごはんシリーズ

おそらくもっとも有名な保存食としてのアルファ米ではないでしょうか。12種の味(松茸ご飯、山菜おこわ、おかゆ、ピラフなど)のバリエーションがあります。5年の長期保存が可能

お湯(あるいは水)を加えて待つだけで調理終了。各パッケージに樹脂スプーンが入っているためすぐに食べることができます。

「お湯(水)」が必須という点は弱点でもありますが、軽量化には役立っています。

カロリーは一袋100g(調理前・白米)で366Kcalと、当然主たるカロリー原として役立ちます。

やはり、日本においては「お米のごはん」があることは非常に重要。数日以上の被災生活を考えるならば「アルファ米」などの「米飯」は組み込んでおくべき食品だと思います。我が家でも自宅用には購入しています。

ちなみに、アルファ米 おにぎりシリーズ も携帯性や、そのままスプーンすら不要でそのまま食べられる簡便性がありこちらも良さそうです。保存水、パン、クッキーなど他の保存食も幅広く製造しています。

参照;尾西食品公式サイト

サンフレックス永谷園

お茶漬け、ふりかけで有名な「永谷園」のグループ会社。 レトルトやフリーズドライの技術に優れている会社の様です。

  • フリーズドライ御飯 シリーズ

「永谷園」や「サンフレックス永谷園」の一般向け公式サイトをみても商品情報が出てこない製品。 ネット通販で検索していて興味を持ったので調べていたところ、永谷園のグループ会社の「サンフレックス永谷園」が製造しているフリーズドライのご飯。一部自治体(三重県松阪市)などと提携して非常食として納入されている模様。

前述の「アルファ米」の弱点は調理時間がやや長いところ。(お湯15分、水60分)

しかし、このフリーズドライ御飯ならば、お湯で3分、水でも5分と極めて調理時間が短い

味も、カレー、ピラフ、炊き込み五目、チャーハンがそろっています。アルファ米と比較しての味や食感の違いなどが気になりますが、もう少し詳細な情報が欲しいところです。

参照;サンフレックス永谷園

参照;永谷園

三立製菓

非常食の代名詞「乾パン」のトップブランドです。創業は大正10年。乾パンの製造は昭和12年から行っているとか。(ちなみに三立はさんりつと読みます。)

「源氏パイ」や「チョコバット」といった昭和世代には懐かしい菓子も作っています。

  • カンパン

三立製菓のカンパンは、袋入りの製品もありますが、五年の保存が可能なのは缶入りの製品(100g缶と、475g缶)です。410Kcal/100g と高カロリー(炭水化物のエネルギー量の理論値は4Kcal/g。)を誇ります。

公式サイトによると、日本での乾パンの歴史は天保年間にまでさかのぼるそうで、由緒正しい「保存食」といえると思います。

これは自分もかつて食したことがありますが、水分なしで数個以上食べることは難しいです。 軽くゴマと塩の風味がしますが、これのみで数日以上過ごすのは変化が少なくなかなか大変。 ただし、公式サイトにも掲載がありましたが、スープや牛乳に浸したり、ソースをつけたりと様々なアレンジが可能になっています。

なお、各缶入りの商品には、「氷砂糖」や「金平糖」がカンパンと共に同梱されています。これは何だろうと以前不思議に思っていましたが、「甘味で唾液の分泌を促して、少しでも水分なしでも食べやすくするため。」の存在とのこと。なるほど。

参照;三立製菓公式サイト

参照;カンパン公式サイト

グリコ

誰もが知るお菓子の大手企業。ポッキー筆頭のお菓子、アイスクリーム、ヨーグルト、プリンと幅広く扱っています。

グリコには、実は「ビスコ」の保存缶なる製品があります。

また、「カレー職人 常備用」という「三年保存」「常温でもおいしい」という防災用に適したレトルトカレーも見つけました。

個人的に「ビスコが好き」なこともあり一応挙げておきます。

  • ビスコ保存缶

グリコのお菓子「ビスコ」を缶詰として5年間の保存性を持たせた商品。ビスコ5ヶ入りが1パックでそれが6パック、合計30ヶ入りの缶になります。1パック(20.6g)で、カロリーは98Kcal。一缶で588Kcalの計算。単位重量当たりのカロリーが多めなのはカロリーメイト同様に「脂質」(はさんであるクリーム)の影響と思われます。

「お子様やお年寄りにも食べやすい。」とのアピールでしたが、中年男の自分ですが大好物なんですよね。自宅用には備蓄しています。 これですべてそろえることはナンセンスだと思いますが、バリエーションとしては「甘いお菓子」カテゴリーも「飽き」対策に有用だと思います。

  • カレー職人 常備用

上述した尾西の「アルファ米」シリーズは結構味のバリエーションがあって、飽きにくい工夫がされています。「ドライカレー」もあるのですが、本格的な「ごはん」+「カレールー」という形ではありません。 そんな時にアルファ米(白米)とレトルトカレーを組み合わせれば「カレーライス」の出来上がりです。

「カレー職人 常備用」は三年保存が可能。 かつ、この商品のミソは「植物油脂を使っているので常温でも固まりにくい」ところ。 カロリーは170gで107Kcalと、主力カロリー原としては難しいですが、長期被災時に少しでも普段に近い食事をとるという「トッピング的利用」には好適と思います。(ハウス食品もよく似た製品を作っています;温めずにおいしいカレー)

参照;グリコ公式サイト

 

カゴメ

日本の誰もが知る有名食品加工メーカー。

自分たち世代としてはカゴメといえば「ケチャップ」。最近では野菜ジュース「野菜生活」などでしょうか。

  • カゴメ 野菜一日これ一本 長期保存用 190g

野菜生活の長期保存版。一般の缶ではなく「ポリエステルフィルムコーティング」を施した缶に詰めることでなんと製造から5.5年保存が可能になっています。 ミネラルウォーターなんかはよく数年間保存可能という製品を見かけますが、5.5年はすごい…。

  • カゴメ 野菜たっぷりスープ セット(トマト×3 豆×3 かぼちゃ×3)

これは、バラでの小売りはしていないようであくまで「ギフト」のカテゴリーですが、公式サイトでも長期保存3.5年を謳っています。 単位重量・体積あたりのカロリーとしてはそんなに多くないので、効率を求める場合は少し違うかもしれません。しかし、単調な被災中の食事がいくらかそれっぽくなることは間違いないと思います。一パック辺り160gで9個で一セットで販売されています。

(上記がセットになった、「野菜の保存食セット YH-30」という製品もあります。)

参照;カゴメ公式サイト

 

缶 de ボローニャ を買って、一缶つまみ食いしてみました。

さて、職場にはあまりスペースがないので、一人分×3日分 を目安に用意することにしました。

色々悩んだのですが、ボローニャ の

缶 de ボローニャ 12缶入り を入手しました。

 

参照;株式会社ボローニャFC 公式サイト

「ボローニャ」は、京都で創業の「デニッシュ食パン」を主力商品としたお店。現在は日本全国にFCで店舗があるとのこと。長期保存の製品としては、

  • 缶 de ボローニャ(3年3か月の賞味期限)・・・デニッシュタイプ
  • 備蓄 de ボローニャ(5年の賞味期限)・・・ブリオッシュタイプ

があります。

今回はデニッシュパンの「缶 de ボローニャ」にしてみました。

 

缶 de ボローニャ 12個入り パッケージ
↑;缶 de ボローニャ 12缶入りのパッケージ。2021年2月までの賞味期限。(三年間

 

缶 de ボローニャ 12個入り 内訳と成分表
↑;12缶入りです。5種の味(プレーン、チョコ、メープル、クルミ、レーズン)がそれぞれ2-3ヶずつ入っています。カロリーは若干異なりますが、おおよそ一缶あたり360Kcal前後。(ごはん2膳分程度)

缶 de ボローニャ 12個入り 開封
↑;段ボールを開梱。先入観でしょうか、なんとなくおいしそうな雰囲気が。

 

缶 de ボローニャ チョコレート味 開缶
↑;缶はもちろん缶切り不要で簡単に開けられます。蓋をあけると、逆さ向き(上下逆向き)に2ヶのパンが入っています。

 

缶 de ボローニャ チョコレート味 2ヶ
↑;2ヶのデニッシュを上下正しく置いたところ。缶とパン本体の間には若干余裕があるので、ふたを開けた缶をひっくり返せば、無理なく取り出せます。 手が汚れているような場面でも直接パンに触れることなく取り出せます。 すでにおいしそうな匂いがします。

 

缶 de ボローニャ チョコレート味 包んでいる紙
↑;デニッシュの側面を包んでいる紙にはミシン目がはいっていてキレイに切り取れます。底面には円形の紙。側面と底面の紙同士はごく緩く接着されているだけで簡単に取り外し可能。

 

缶 de ボローニャ チョコレート味 ちぎって断面
↑;手でちぎったところ。断面はクロワッサンのように薄い生地が多層になっています。しかし、クロワッサンよりもしっとりとした食感。 かなりおいしいです。 温めればさらにおいしくなったのかもしれませんが、常温でも十分いけます。

 

缶 de ボローニャ 職場デスクに装備
↑;職場ロッカーに入り切らないため、デスク引き出しにも備蓄。

 

まとめ

職場用の非常食として、

缶 de ボローニャ を備蓄しました。

防災用のパン=缶パン=硬くて・・・。 という考えはもはや古いんだなと実感。

ふんわり・しっとりでおいしい。しかも3年間保存可能!

今回は職場用の購入ですが、自宅(家族)用のバリエーションを増やすためにもアルファ米やカロリーメイト、カップ麺などに加えて追加してみようかなと思います。さらに長期(5年)を考えるならば、姉妹品の「備蓄 de ボローニャ」もいいかもしれません。

最期に、今回色々調べてみて分かったこと。

  • 非常食・防災食は進歩している。(保存性だけでなく、味も問われる時代。)
  • 意外と、自治体限定商品みたいなものがある。(あまり情報が出回っていないが、Amazonなんかで買えてしまう。)