40歳過ぎからの「歯科矯正」その05;抜歯2本目・・鼻から空気が漏れる・・上顎洞穿孔発症!

生活
スポンサーリンク

はじめに

40歳(をとっくに)過ぎて歯科矯正を始めることにしました。

  • 四十過ぎて歯科矯正って大丈夫なのか・・・。
  • 実際どんな感じなのか。

あまり読んでくれている方の参考にならない予感もしますが、記録代わりに記事を残そうかと。

長期になりそうですが、暇があれば書き続けていきたいなと思っています。

前回は、青ゴム除去後と1本目の抜歯について記事にしました。

今回は、若干トラブった(というか一定の確率で発生する合併症になってしまった)2本目の抜歯のいきさつを記してみます。

歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。

左第一小臼歯の抜歯;抜歯自体は楽勝でしたが・・・。

左第一小臼歯の抜歯

さて、矯正歯科医院から紹介されて抜歯のための別の歯科医院に通っています。

前回の「右第一小臼歯」の抜歯から一週間。 完全に出血もとまり、ぽっかり空いた穴もふさがってきて食事のカスがはまり込むことも少なくなってきていました。

この日は、反対側の「左第一小臼歯」の抜歯です。

やること自体は前回記事で書いた通りなので省略しますが、何度やっても骨から歯を剥がす感じの「メキメキ感」は慣れないです。

今回も最後に「メキッ」という音とも抜歯自体は終了。

前回、歯根が折れてしまってその折れた先端部を掻き出すという事態に見舞われましたが、

「今回は大丈夫です。」との院長先生のお言葉。

ガーゼをかんで止血して、今日は終わりだなあ・・よかったよかった。

・・・

・・・

と思ったのですが。

抜歯した歯を院長先生がどこへもっていってチェックしています。

突然先生から声がかかります。

「なんか、鼻に抜ける感じはありませんか?」

!!「鼻に抜ける」とは? どういうこと??

鼻に抜ける感じはないのですが、そういえば抜歯直後にうがいした際に「空気が抜ける感じ」は自覚していました。

しかし、これは歯を2本も抜いたので「歯並びがスカスカ状態」だからそのように感じるのかな程度にしか思わなかったので、

「いいえ、鼻に抜ける感じはないですね。」と返事してしまいました。

院長先生が再度口の中を診察し始めて、しばらくしてからこう言われました。

「この歯を見てください。前回同様、根っこが2本あるのですが、片方の先端が短くで斜めになっていると思います。」と。

「こういう場合、歯根部を抜歯したことで抜歯部位と鼻とつながってしまうことがたまにあるんです。」

ええーーーっ! 鼻と口がつながるって。本気か!

「ただし、今見てみましたが目で見えるような孔はなく、大部分は自然にふさがってしまいますのであまり心配いりません。痛みが増したり、なにかおかしかったら連絡してください。」

それを聞いて一安心。

前回同様に、抗生物質・鎮痛剤を頂いて帰宅。

抜歯の合併症;上顎洞瘻孔とは

抜歯直後は、怖くて抜歯部位を触れないのですが、少し時間がたって恐る恐るキズを舌や鏡でチェックするに、一見そんな大穴が空いているような感じはありません。

が、しかし口を閉じて鼻から息を吸うとどう考えても、

  • 抜歯した孔から外気が鼻を経由して口の中にスーッと入ってくる。

のが確認できてしまいました。舌で孔を抑えると空気の流入は止まりますが、舌を離せば・・だめです空気が漏れてきます。

ガーン。やっぱり孔が空いてるんだ。

先生は自然にふさがるとはいってくれたものの結構ショック。

妻や子供たちは笑っています。「そんなことあるんだね。」・・・完璧他人事。

これ、お茶飲んだりご飯食べたらヘタすると逆に口の中から鼻に食物や飲料が逆流するんじゃないかという恐怖もありましたが、そんなことは発生しませんでした。

さて、素人なりに色々ネットで調べてみました。(抜歯 による上顎洞穿孔症例の臨床的検討、日歯誌、2001年、Y.Hirataら 等から引用)

  • 上あごの上の空洞は直接鼻につながっているわけではなく、上顎洞という空洞になっていて鼻腔につながっている。

歯科矯正 抜歯後上顎洞瘻孔の図
↑;ちなみにこの写真は自分のレントゲン写真です。精密検査の結果説明の時にもらいました。

  • その上顎洞という空洞のそばには上顎の歯の根っこが刺さるように並んでいるので、上の歯を抜くと結構な確率で貫通して穴が開いてしまう。
  • ある報告によると、抜歯後の上顎洞穿孔は男性で5%程度、女性で3%程度におこる。一人で複数本抜歯するので、男性の場合10人に一人は穿孔する計算程度になる。8%程度
  • 第一大臼歯が最多だが小臼歯でも発生する。
  • なぜか20代に多く、年齢とともに発症率は低下する模様。
  • 40%は放置で治癒。残り40%も洗浄で治癒。・・・よくわからんが、ほとんどは放置してよさそうと理解。
  • 一部5%に閉鎖術なる手術を必要とすると。もともと、上顎洞炎(つまり俗に蓄膿症ってやつですかね。)が存在すると穴がふさがりにくいようだ。

ということの様です。

まあ、調べたからといって不安が軽減するわけではないのですが。

翌日・・・まだ空気漏れます。

翌々日・・・朝、起きると・・・あれ、空気漏れ止まってる。

ということでわずか2日で孔はふさがったようです。人間の治癒力、すごいなあと感心。

抜歯計画 上顎第一小臼歯2本抜歯後状態
↑;上顎の第一小臼歯左右とも抜歯後。スカスカすぎる。

抜歯計画 上顎第一小臼歯2本抜歯後状態 ストローがささります
↑;抜歯してスカスカの歯並び。 ストローが通ります。

今も使っているブラウンの電動歯ブラシです。矯正装置装着後も使用できますよと院長先生からのお言葉。無駄にならずに済みます。

まとめ

歯科矯正治療の前準備の抜歯中です。

今回は、左上の歯を抜いたのですが、なんと鼻(正確には上顎洞という空洞)と貫通して穴が開いてしまいました。上顎洞瘻孔というらしいです。

ただし、男性だと10人に一人程度は抜歯に伴って発生しうる合併症みたいで、自分の場合は2日間でふさがりました。

が、息を吸うと抜歯した孔から空気がはいってくる未知の感覚は忘れられません・・・。

次回は、歯科矯正装置装着前の親知らず抜歯について記事書きます。

歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。