40歳過ぎからの「歯科矯正」その06;親知らずの抜歯

歯科矯正 上あご 青ゴム 生活
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はじめに

40歳(をとっくに)過ぎて歯科矯正を始めることにしました。

  • 四十過ぎて歯科矯正って大丈夫なのか・・・。
  • 実際どんな感じなのか。

あまり読んでくれている方の参考にならない予感もしますが、記録代わりに記事を残そうかと。

長期間になりそうですが、暇があれば書き続けていきたいなと思っています。

前回は、一定の確率で発生する合併症になってしまった2本目の抜歯のいきさつを記事にしました。

今回は、本格的な治療開始前の輪ゴム抜去や上顎親知らずの抜歯について記してみます。

歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。

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5回目受診;輪ゴム再装着のみの簡単受診

さて、この日の受診は簡単に終了。

出来上がった下顎の金属リングをはめるために再び「青ゴム」で歯と歯の隙間を広げる作業です。前回広がった隙間ですが、放置しておくとすぐに狭まってしまいます。

これ、結構痛いらしいのですが、自分の場合は前回同様やっぱり痛くありませんでした。

前回と異なる点は、下あごのみでなく、上あごにも装着して合計8本の輪ゴム装着となったこと。

歯と歯の間に8本も輪ゴムが入っているので、まあなんというか「食べカス」が大量に歯に「挟まっている感」は半端ないですが・・・。(追記;本格的矯正装置の違和感に比べれば、なんてことはないです。当時は知らぬが仏。)

歯科矯正 上あご 青ゴム 

↑;上あごに、青ゴムが装着されました。第一小臼歯の抜歯後の傷はほぼキレイになりました。

おまけ;娘の治療開始から2か月での様子

さて、娘は本格的な治療を開始してから約2か月。

歯科矯正2か月経過 子供

↑;別方向でわかりにくくてすみません。多分0.5-1.0mm程度は引っ込んだ感じです。やっぱり子供は早いのかなあ。

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親知らず2本の抜歯;他院で秒殺

過去2回の抜歯は第一小臼歯(前から数えて4本目)の歯でした。これに関しては、矯正開始前に早めに抜歯を指示されていました。

一方、同じく上顎の親知らず2本に関しては、そんなに急がなくても良いとされていました。 が、さっさと済ませたいので予定さえ合えばどんどんやってもらうことにしました。

以前の記事でも書きましたが、抜歯や虫歯の治療、定期診察などの一般歯科的なことはかかりつけの歯医者さんにやってもらう仕組み。

左右2か所の親知らずを一週間ずらして2回に分けて抜歯してもらいました。

過去2回の抜歯は、歯根が折れたり、上顎洞瘻孔とかいう合併症になったり(まあ、いずれも不可抗力の面が大きいと思います。)でしたが、結論をいうと親知らず2本は

  • 比べ物にならないほど「秒速」で「簡単」に終了

しました。

一応、前回抜歯時に空気が抜けたことを院長に伝えておきましたが、「もちろん、きれいに治っています。問題ないですよ。」とのお墨付き。

「麻酔しますね、チクッとしますよ。」といつもの局所麻酔。

「苦いと思うのでよくうがいしてください。麻酔効いてくるまで少し待ちます。」・・・ここまでは過去2回の抜歯と同じ。

「では、始めますね。」

・・・メキメキ・・・ 10-20秒位か・・・

「ハイ、うがいして下さい。」・・・一旦うがいして再開するのかなと思ったら、

「では、次回もまた反対側抜歯でいいですね。」・・・あれ、終わってたの・・・。

って感じでした。 前回と違って、最後の「ゴリっ」抜ける感覚がなくどうやら「スルッ」と抜けたようです。

一週間後の反対側の抜歯もほぼ同様に簡単に終了しましたので経過は省略します。

↑;抜けた親知らず。見苦しくてすみません。 どうせ抜くのでということで治療せず放置していた齲歯も目立ちますし、なんだか色もくすんで汚い感じです。

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歯科矯正を受けるつもり、あるいは受けている人が使えそうなサイトなどの紹介

さて、一緒くたにしては怒られるかもしれないのですが、歯科医院選びも子供の学校選びや、就職先選び同様の面があると思っています。

つまり、「公式サイト」や「パンフレット」に書いてあるようなことは一定の参考にはなりますが、結局は「行ってみないと分からない。」「やってみないと分からない。」ということかなと。

また、人との相性の問題もかなり大きく、学校なら「先生や同級生」、会社なら「同僚、上司や取引先」との相性は個人差が大きいと思います。

ましてや「校風や社風」なんでものは経験・体験してみなければわからないということかと思っています。

しかし一般論的・総論的知識を持っていることは、先生方との会話についていくうえでもある程度役立つことが今回の複数回の診療経験でわかりましたので自分が参考にしたサイトのリンクを記しておきます。

日本矯正歯科学会

日本矯正歯科学会公式サイト

1926年創立の学会。 一般向けにはQ&A方式で分かりやすい説明が記載されています。 もちろん、個別の症例に具体的な方針を示すものではなく、一般論ですから自分の場合はどうなのだということにはならないのですが、「普通はこんな感じなんだな。」と理解するにはよかったと思います。 また、近所の認定医・専門医を検索することもできるようになっています。

日本臨床矯正歯科医会

日本臨床矯正歯科医会公式サイト

同じく、矯正歯科医による組織。歴史はやや新しいようですが、同じく一般向けのQ&Aや、アニメーション・画像を使った解説が分かりやすいページでした。

日本歯科矯正器材協議会

日本歯科矯正器材協議会公式サイト

このサイトは、矯正歯科で使用する各種器材を製造・販売する会社の業界団体のようなものです。 ここに載っているような会社のサイトのリンクをたどれば、普段一般人があまり目にしない各種器具が記載されており、道具・器具の名前と実物が一致しやすくなります。

例えば、「リング」とか「アーチワイヤー」とか、「ブラケット」とかいった矯正歯科の基本的な器材が理解できて先生からのご説明や衛生士さんとの会話の理解がスムースになります。

自分の場合は、「マイクロインプラント」で矯正用のスクリューをあごの骨にねじ込むというかなり恐怖心をあおるイベントが控えていたのでつい怖いもの見たさでそういった「ネジ」を検索してみたり、実際にそのネジを麻酔を掛けながら装着している動画などをあらかじめ見てイメージすることができました。(が、むしろ見ない方がよかったかも。グロイです。)

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まとめ

本格的な矯正装置装着前の親知らず抜歯を行いました。

過去2本(左右第一小臼歯)の抜歯と比較して、親知らずの抜歯は「ものすごく楽」でした。

(ただし、これはちゃんと親知らずが生え切っているからかもしれません。以前、下あごの親知らずを抜いた際には、斜めに生えていてかつ少し歯茎に埋まっていたため、メスで少し切って抜歯しましたしキズの治りもおそかったような気がします。)

さて、次回はいよいよ矯正装置装着を記事にする予定です。これを書いている時点で実はすでに装置付いて数日の状態なのですが、「とにかくうざい。慣れない。」のが現状です。

歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。