田舎の中高一貫校⇒都内の公立中学へ転校⇒高校受験の経験 その1 公立中学と進学塾

都立中学から受験 日比谷 生活
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はじめに

40歳を過ぎて、家族で都内で生活をすることに。

子ども達も大きく環境が変わりました。

特に上の子供は

  • 地方の中高一貫校を受験・・・中一・中2と在籍。
  • 中学3年の春のタイミングで東京に引っ越すことになり公立中学(区立)に転校。
  • そして、今度は再び高校受験。

となり、結構大変です。

何も知らない地方出身の親子で首都圏の高校受験に挑みましたので、経時的に思い出しながら記事にしてみたいと思います。

一年前の関連記事;田舎から都内へ;「私立中学から公立中学への転校」と「公立小学校から都内私立中学の受験」

公立中学校への転校;地方出身者が感じたこと。

さて、中学三年の新学期の春に公立の中学校に転校。

うまくなじめるのか心配でした。

当初、環境の変化などのストレスと反抗期が重なって少しナーバスな時期もありましたが、学校生活に関して言えばあっという間になじんだみたいです。

都会ですから、親の都合での転勤などは日常茶飯事。

それこそ「多様性」を認める感覚が、地方よりも自然と身についている印象

幸いなことに、地方出身者であることや、訛りの問題などをあげつらうようなクラスメイトはいなかったみたいです。

運動会、修学旅行、合唱コンクールといった行事もそれなりに自分の立ち位置を見つけたようで少なくともストレスになっている様子はなさそうでした。

PTAの役員なども中学3年からの転校で肩身が狭いのですが、特に役員にならねばならないといった圧力を感じることもなく(鈍感なだけ?)悪く言えば無関心、よく言えば「他人は他人」で干渉しない感じです。 自分や妻にとっては心地よい感覚です。

都内ではありますが、著名な高級住宅街といった土地柄でなかったことも地方出身の自分たちにとっては良かったのかもしれません。(って、そんなところには住めませんが)

息子が以前通った地方の中高一貫校は、むしろ変なエリート意識があって「若干お金ある意識高い系の親御さん」のもとで育った「やっぱり変な上流階級意識」のある子どもも結構在籍していました。中途半端なマウンティング(家にはクルーザーガー・・・とか、年末年始はファーストクラスでハワイガー・・・とか・・・。)が日々繰り返され、息子もそれに関しては辟易していたようです。(変なマウンディングに関しては妻も疲れていました。)

幸い息子が通う公立中学はそういう点では多様で気取ったところはなく、学力的には少し劣るのかもしれませんが毎日を過ごす友達には恵まれたようです。

「前の学校は、いい先輩もいたが△△な奴らも多かった。でも、今の中学は良い奴が多い。スポーツで海外に試合に行くクラスメートや、音楽活動に没頭している奴とか、性格がいいんだよ。」と息子自身が言ってくれていたのを聞いて、安心できました。

自分自身が公立中学を卒業しているので、どうしても公立贔屓になってしまいますが、一年間とはいえ「多様な生徒がいる学校」に通えたことは良かったのではないかと思っています。

高校受験にむけての進学塾の選定;早稲田アカデミーさんにお願いしました。

これはほぼ妻任せでした。

急遽決まった高校受験。実質1年間で仕上げなければいけません。

ただし、土地勘もなければ、口コミもわからない状況。

結局は比較的大手で、かつ校舎が自宅から通いやすい点重視で決定。

  • SAPIX
  • 早稲田アカデミー

が最後まで候補でしたが、校舎の近い後者で決定。

SAPIXや四谷大塚、日能研といった名前は、中学受験を経験していたので地方在住とは言えその存在は知っていましたが、正直いうと早稲田アカデミーに関しては全くの無知。

ただ、パンフレット類を見てみると有名な高校への合格実績はなかなかなもので、それぐらいしか判断基準のない我々としては、

「まあ、近いし、実績あるみたいだし・・ここに問い合わせてみようか。」といった感じであまり深くは悩まずに決定。(すみません・・・)

地方出身者が都会の進学塾で感じたこと

現時点で試験まで残すところわずか。

ちなみに早稲田アカデミーは略して「ワセアカ」と呼ぶそうです。

これまでに感じた「地方出身者が都会の進学塾で感じた点」を羅列してみます。

  • 入塾に伴って試験やクラス分けがあるのは、地方の塾でもありましたのでそれほどびっくりすることもありませんでしたが、クラスは志望校レベル別のきめ細かさはやはり地方の塾ではとても勝てません。
  • 中三からの入学という中途半端な状況ですが、入塾時のクラスの選択などに関して校舎の校長レベルの先生も直接電話で相談に乗ってくれるなど、サービスのレベルは高いなと感じました。
  • 高校受験=五科目 という考えは東京では必ずしも正解ではないとわかり少し驚いています。私立はむしろ三科目が多い。(慶応、早稲田などの有名大学付属であっても。)
  • ITを用いた授業や出席の管理、成績の管理などはさすが都会の大手の塾です。子供の塾関連のスケジュール(普段の授業、土日の特別授業、模擬試験等々)は手に取るようにわかります。
  • 後になって、知ったことですがこの塾はかなりスパルタンな塾。ネット上でも噂にありましたが、良くも悪くも前近代的な「叱咤激励」的な指導もあるようでした。(これは都会だからとか関係なく、塾の個性でしょう。もっというと同じ塾内でも「校舎・校長先生の個性」もあるようです。)
  • 幸い、我が家の子供は「男子校」の六年制の中高一貫校である程度鍛えられていたので、結構「スパルタンな檄」に狼狽えることなくやっていましたが、これも向き不向きはかなりありそうです。
  • 平日の授業、土日のオプションの授業、夏休みの泊りがけの合宿、年末年始の特別講義などてんこ盛りです。あれもこれもとやっているとお金はかなり出ていきます。
  • オーソドックスな講師が教室で多数に対して講義する形式であり、ついていけない場合は結構つらいかもしれません。(家庭教師や個別指導塾が合う生徒もいるだろうなとは思います。)
  • 授業内容や教材については、比較がないのでなかなかコメントしがたいですが、特殊な印象はありません。
  • 平日授業においても、夕食持参(あるいはコンビニなどでの購入)で実施され、条例に引っかかるぎりぎりまで授業があったりで結構過酷です。(都会では当たり前なのかもしれませんが)
  • 持っているデータの豊富さも地方の中小進学塾と比較できないレベルだと思います。学内の定期的なテストの順位から、かなり精緻な合格可能性がデータとして出てきます。
  • 各高校の模擬試験なども、本番さながらの形式。 これは形式や難易度だけをまねているのではなく、各高校の試験・入学・教育のポリシーも分析したうえでの問題を作っているとのこと。かなりの自信が感じられました。
  • 非塾生にも公開されているような「○○高校進学説明会」といった講演会も頻回に開催されており、そこで配布されている資料やその際の各高校の試験問題の分析・対策も地方出身者には舌を巻く物量でした。
  • それらの説明会で実際の講師陣の話を聞く機会もありましたが、やはりレベルの高い講師の話は我々大人が聞いても「面白い。」 子供に聞いても「難しいけどためになる授業が多い。」といいます。
  • 講師の先生方は非常に仕事熱心であることは伝わってきます。塾内のテストや模擬試験の採点が異常に早い。一体いつやっているんだろうかと思うレベル。 我々ユーザーはありがたいですが、先生方にとってはブラ○クな環境ではないのだろうかと、体調を心配してしまいます。
  • よく似たレベルの生徒が競い合う環境は、田舎ではそもそも分母が少ないため難しいですが、大手塾なので子供のレベルにあった友人が作れて、向上心のあるそれらの友人からの刺激も多いことは利点です。

まだまだ、あったかもしれませんがとりあえずはこんな感じで、ほとんどは「ポジティブ」な驚きでした。

まとめ

正直、自分が田舎の公立高校を受験した、30年以上前とは状況は全く変わっています。塾にいかず自力で高校受験の勉強をしていた自分ですが、その考えでは全く太刀打ちできないなと強く感じました。

情報量の格差は決定的です。

塾と子供との相性は、結局通ってみないと分からないし、先生や友人との出会いも一期一会。 これに関しては、地方の中高一貫校を体験してひしひし感じたことです。

公式サイトや、進学希望者向けのパンフレット、はたまたTVなどマスメディアでの広報があまり当てにならないことを学んだ我々家族としては、ある意味期待せずに塾を選びましたが、結果としては、子供の性格や理解度にマッチしていたんだなあと思います。

機会があれば、「田舎の中高一貫校⇒都内の公立中学へ転校⇒都内の高校受験の経験 その2」として、夏から秋にかけて出席した各高校の入試説明会や進学相談会の様子などを思い出して書いてみたいと思います。

関連記事;田舎の中高一貫校⇒都内の公立中学へ転校⇒高校受験の経験 その3 出願と受験を終えての地方出身者の感想

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