田舎の中高一貫校⇒都内の公立中学へ転校⇒高校受験の経験 その3 出願と受験を終えての地方出身者の感想

高校合格通知3つ 生活
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はじめに

40歳を過ぎて、家族で都内で生活をすることに。

子ども達も大きく環境が変わりました。

特に上の子供は

  • 地方の中高一貫校を受験・・・中1・中2と在籍。
  • 中学3年の春のタイミングで東京に引っ越すことになり公立中学(区立)に転校。
  • そして、今度は再び高校受験。

となり、結構大変です。

何も知らない地方出身の親子で首都圏の高校受験に挑みました。

その1では、都内公立中学への転校と地方出身者が感じた大手進学塾の印象を記事にしてみました。

その2では、主に都内有名進学校の説明会巡りを記事にしてみました。

今回その3では、出願の実際や受験を終えての地方出身者の感想をまとめてみます。お役に立てれば幸いです。

高校受験の出願;候補は10校以上、実際の出願は7校、さらに実際受験したのは3.5校。

地方に住んでいると、高校の選択肢はそんなに多くはありません。

自分の出身の田舎では進学校は実質私立一校と公立一校。もし、地方に在住し続けていたらおそらくは、それに滑り止めの私立1校を加えて合計3校受験して終了だったと思います。

東京に家族で引っ越して選択肢は爆発的に増加。

東京(関東)の場合、公立(都立)が一校しか受験できない(推薦等は除く)のは同じとしても、同レベルの私立の進学校が複数ありますし、さらに「複数の国立」という選択肢があります。

しかし、当然ながら沢山受験すればいいってものではありません。

  • 経済的問題;私立の場合受験料が2-3万円、入学金等は数十万円単位になってくる。複数受験すると大変なことに・・・。一方、公立・国立の安さは非常にありがたいところ。一桁違います。
  • 本人の負担の問題;当然沢山受験するのは体力的にも厳しいですし、不特定多数が集まる試験会場でインフルエンザ等を拾ってきてしまう可能性もあります。
  • 試験対策が分散してしまう。・・・滑り止めの学校の場合だったとしても、一定の対策は必要となるので、その分本命校の勉強がおろそかになる可能性があります。

我が家の場合、当初候補に挙げたのは

  • 公立(都立)・・・1校
  • 私立・・・都内3校、関東圏4校
  • 国立・・・3校

の、合計11校。 この中には「A校が受かればB校は受験しない。」とか、「C校、D校は同日試験だが、両方出願しておいてそれまでの試験結果でどちらかを選択する。」といったパターンも存在します。

ここから、通学時間等の問題も考慮して出願校を絞りました。最終的に出願したのは以下の7校。

  • 公立(都立)・・・1校(ただし、志望順位の高い私立が先に合格していた場合は受験しない。後述しますが、公立中学ではそのような場合での「受験辞退」の学校からの圧力がかなりあるようです。)
  • 私立・・・都内1校、関東圏3校(都内の1校が本命。関東3校は滑り止めや受験慣れの意味が強かったです。)
  • 国立・・・2校(出願は2校とし、本命私立の合格があればチャレンジ校で、そうでなければ安全策をとれるような作戦。)

そして、結果として実際受験したのは、以下の3.5校。

  • 公立・・・0校(志望順位高い学校が先に合格したため。)
  • 私立・・・2.5校(一校は試験間隔の調整を兼ねて、一次試験のみ受験し二次試験は受験せず。)本当はもう一校予定していましたが、当日インフルで受験中止。
  • 国立・・・1校(先に私立本命の合格を確保したため、結果的にチャレンジ校を受験することに。)

試験結果は充分でした。子供の健闘をほめてあげたいところです。

田舎者が関東・東京都内高校受験を実際にしてみて感じたこと

さて、自分が受験した30年前かつ地方の高校と、現在の関東・東京の高校を比較して感じたことなどを列挙してみます。 地方から都内に引っ越して高校受験をという方々に何らかのヒントになれば幸いです。

  • 両親が塾替わりに情報収集や対策ができる自信がある場合を除いて、なかなか知らない土地の高校の情報は分かりません。やはり大手進学塾の手を借りて良かったと思います。
  • 特に都内の上位進学校での合格者占有率は実質的に「SAPIX」と「早稲田アカデミー」が圧倒的です。
  • 例えば、筑波大学付属駒場高校は2019年度は掲示板合格者数は45名らしいですが、SAPIXが19名、早稲アカが23名です。この2塾で合格者の95%以上を占めています・・・。開成高校もほぼ2塾で占める状態。
  • 試験当日の応援団の多さも上記2塾が大勢の先生方で大挙してやってきます。直前に「頑張れよ」といっていただけることは、一定の意味がありそうです。(大人になってしまうと、こういうセレモニーは斜めから見てしまいますが、息子はそれで励まされたといっていました。)
  • 合格発表時も上記2塾はすごい・・・。不合格者への素早いフォローと次の試験への励まし・切り替え対策がシステマチックです。 合格者が集まって写真撮影もしています。(田舎者からすると、少し引きますが・・・。)
  • 30年前であろうとも、東京であろうとも同じかもしれませんが「内申点」というやつはなんとも不公平です・・・。内申点と試験の点数の比率がどの程度であるかは結構大きい問題です。 一方、私立の学校の場合は調査書の提出を求められるものの実際、出欠程度しか参考にしないという学校も多いらしいです。地方の中高一貫の進学校にいたときよりも、都内の公立中学での通知表上の成績が落ちているということにはなかなか納得がいかないものがありますが、こういった非合理的なこともあるのが世の中だということは、子供にも勉強になったかもしれません。
  • 子供が通った都立中学の場合だけかもしれませんが、「上位志望校が合格している場合の都立高校受験を辞退するように。」という圧力が強いことには驚きました。 中学によっては受験票を没収されて物理的に受験できなくなるとかいう噂も・・・。東京の場合、高校の授業料無償化に伴って、合格における実際の入学率がなかなか読めなくなっていることがその一因とか。 たしかに友人が受験するならば辞退してあげたくなる気持ちもわかります。
  • 私立の高校が、受験料・入学金等の費用の面で国公立より劣りますが、受験者やその保護者への利便性に関してはやはりかなり上を行きます。 ネット出願や、オンライン(クレカ等)での料金払い込み等は非常に便利でした。
  • 地方出身者としては「国立高校(大学付属高校等)」の充実っぷりがやはり驚きました。 純粋な進学校だけでなく音楽や高専も含まれますが、計7校もあります。 以下列挙;お茶の水女子大学附属高等学校、筑波大学附属高等学校、筑波大学附属駒場高等学校、東京学芸大学附属高等学校、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京工業高等専門学校、東京工業大学附属科学技術高等学校
  • 上記国立高校;2019年の場合、2月13日の受験日が多いですが、高専や芸術の分野では受験日もばらけていますし、上述の如く複数出願という方法も可能でした。
  • 以前の記事でも触れましたが、埼玉の一部私学の「合格確約システム」は受験生本人の精神衛生上非常に助かる仕組みです。これには驚きましたが、一月の段階で「もし全滅でも行く高校がある。」という安心感は絶大です。
  • 都立の出願は公立中学に在籍する場合、同一高校受験者生徒が集団で出願しに行くシステム。子供の場合は、同級生数人と地下鉄を乗り継いで目的の高校へ到着。 特に問題はないですが、少し驚きました。

まとめ

子供の高校受験が終わりました。

地方出身者にして東京や関東圏のメリットはとにかく「選択肢が多い。」ということ。

自分の時代と少しシステムも変わっていたりして驚くこともありましたが、何とか家族皆でクリアできました。

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