はじめに
お台場・有明には仕事で田舎在住時からたまに来ていました。
「大塚家具」のショールームがあるなあってことも知っていました。
が、なんだか敷居が高かったんですよね。「都会のお金持ちの方が行く家具屋さん」で「一般市民では入れない所」だと信じていたせいかもしれません。
良いか悪いかは分かりませんが、「敷居の高さ」は最近軽減したとか?
今回、ついに有明のショールームに意を決して行ってきました。
いやー、とにかく「大きい」ショールームでした。
・よろしければこちらも 「インテリアショップ・家具店等 ショールーム巡り まとめーIndex」(記事はこちら)
大塚家具
大塚家具は1969年創業。
ずっと、東京の会社だと思っていましたが創業の地は埼玉県春日部市だったとか。
言わずも知れた超有名総合家具・インテリア店です。日本各地に大きな店舗・ショールームを構えています。
自社工場を持つ家具メーカーではなく、ある意味、昔懐かしい「家具屋さん」のスタイルです。
日本や世界の優れた家具(だけでなく、カーテン・ファブリック・照明等)を扱っています。
参照;大塚家具公式サイト
大塚家具 有明ショールームへ
都内の大塚家具の店舗は、銀座、新宿、立川にもあります。
今回は有明店へ行ってきました。公式サイトによると「大型店」に分類される店舗とのこと。(新宿店・銀座店も)
↑;りんかい線「国際展示場駅」あるいは、ゆりかもめ「国際展示場正門駅」が、最寄り駅になります。
最初にも言いましたが、「とにかく広大」なショールームでした。
↑;りんかい線の国際展示場駅方向から有明ショールームのある東京ファッションタウンビルを眺めます。
↑;とにかくデカい建物なのですが、さらにその建物の3階、4階、5階を占めるので広大です。 店内に入る前にも、入口外側にもこんな感じの展示があります。
3階の入口を入ると、スタッフの方が声をかけてくれます。
「案内が必要かどうか」を聞かれましたので、「今日はザーッとみて回りますので、案内は不要です。ありがとうございます。」といって、気楽にフラフラ見て回ることにしました。
・・・が正直、買うものが決まっていたり相談する内容が明確な場合は案内してもらった方がいいと思います。広すぎておそらくたどり着けないし、どこに何があるかわからない可能性が・・・。
↑;3階の様子。ブース毎にテーマや家族構成に応じた展示がされていました。
↑;例えばこれは「ミニマルスタイルインテリア」。で、夫婦二人+子供一人+ペット一匹を想定(写真右のサイン)
↑;この和風な展示は、家族5人を想定。
↑;3階の別のエリア。 ダイニングテーブルやチェアのサイズ感を説明しています。
↑;いろんなチェアの展示。・・・どこかで見たことがとおもったら、カールハンセン&サンのY-Chairも・・・(カールハンセン&サン 訪問記はこちら)
↑;ひたすら広大でひたすら多種な展示のあるショールームですが、しいて言えばシステムキッチンの展示は少な目かもしれません。(もちろん、家具店ですから多い方がおかしいですが・・・。)
↑;ここは、日本の家具メーカー「飛騨産業」の製品のブース。
↑;最近はスツールも探しているので、コレ気に入りました。森のことば シリーズのスツール(飛騨産業ショールーム;飛騨の家具館 訪問記はこちら)
↑;カーテン・ファブリックスタジオ。
↑;このエリアだけでも、小さなカーテンメーカーのショールームより広いかもしれません。
↑;今度はベッドのエリアです。Good Sleep Factory(ぐっすりファクトリー)と名付けられています。 メジャーなブランドのベッドが並び、枕等の寝具・アクセサリーも揃っています。とにかく、一つ一つのエリアが大きい・・・。
↑; SOHOエリアです。エルゴノミクスデザインのワークチェアがずらり。Harman Millerの展示の代表的チェアに実際に座れます。 (ハーマンミラー ストア東京 訪問記はこちら)
↑;照明エリア;Lightariumと名付けられています。 有明ショールーム全体にいえることですが、通路も広くて直線的なので遠くまで見渡せて、迷うことはありません。 家具店ですので、照明メーカーのショールームとは異なり、室内照明の展示が主体です。
↑;ル・コルビジエデザインのチェアとのコンビネーションでの展示。
↑;ここはルイス・ポールセンの照明のエリア。特徴的かつ有名なシェードのペンダントライトの展示は物量に圧倒されます。六本木のルイスポールセンの直営店より数だけ見れば多いかもしれません。やはり屋外照明の展示はありませんでしたが。 (ルイスポールセンジャパン 訪問記はこちら)
↑;照明エリアの一角に、Jacobsson Lamp展示の一角も。 最近、木の素材感を活かした照明にも興味があるので、気になる製品。
↑;薄いパイン材から光が透過して、柔らかい印象に。
↑;一部に木を使ったペンダント(KOIZUMIの製品)…完全に自分の趣味です・・。
↑;Vintage感のあるシャンデリア。 アメリカのFEISSというブランド。古き良きアメリカというイメージがぴったり。
↑;アンティークのエリア。好きな人はたまらないと思いますが、とてもすべて回れません。広すぎます。
↑;リビング中心の壁面収納・TVボードエリア。正面の木目のボードはカッコいいです。綾野製作所の商品。
↑;こちらは、キッチン収納(カップボード)のエリア。 広いのでゆったりとした展示になっています。 PAMOUNA(名古屋の壁面収納家具のメーカー)のラインナップ。 やっぱりキッチン水回りは白ベースがすっきりはしますね。
↑;アウトレット&リユース のエリア。通路の奥が遠すぎて良く見えないです。こんな調子でどこもかしこもとにかく広いんです。専属の職人さんを抱えていて、修理にも対応してくれるようです。
↑;ラグ・カーペットのエリア。 トラディショナルな絨毯・緞通から、使いやすい様々な大きさのラグまで。
↑;コレもVintageなスタイルのソファやテーブル。
↑;布張りソファのエリア。
↑;総合家具店らしい 学習机エリア。最近の学習机ってかっこいいです。
↑;日本の木工・家具メーカーのエリア。ブース毎に展示があります。例の如く端から端までが遠い・・・。
↑;他のショールームでも見かけた「BUNACO」のペンダント。薄くテープ状にしたブナの木から作られた照明。
↑;コレも木の照明。 ABOVOの照明。
↑;なんだか、前述のヤコブセンランプに似ているような気もしますが、これは日本製。
↑;テーブル、座卓用の一枚板エリア。 ここもかなりの品揃えです。
↑;漆塗りの純和風の家具の展示もあったりします。 とにかく何でもあります。
↑;鏡面艶ありの見るからに高級そうな家具。バーズアイメープルやホワイトシカモア等 極めて希少かつ高級な樹種を用いています。 広島の高級家具メーカー 松創 の製品群。
↑;国内外の高級ブランドエリア。 ゴージャスな雰囲気・・・。
時間切れでここまで・・・。5階の一部は回り切れませんでした・・・。
まとめ
超有名 綜合家具・インテリア販売大手 大塚家具の有明ショールームに行ってきました。
近年、違う意味で有名になっている大塚家具ですが、やはりそのスケールと取り扱う商品の幅の広さに圧倒されます。
しっかり見て回るには、本当に半日はかかります。 家具が欲しいけど漠然としている場合は、ザーッとみて回って自分のイメージをつかむのもありです。何でもあります。
しかし、ある程度探している家具のイメージが絞れているのなら、スタッフさんにそれを告げて案内してもらった方が効率良さそうです。見落としも防げると思いますし、専門的立場からのアドバイスももらえるでしょう。
また、このショールームであたりを付けて、いいなと思ったブランドやメーカーの直営ショールームへ足を運ぶというのもありかなと思いました。
有明以外にも「大型店」が新宿と銀座にもあるようです。機会があればぜひ訪問してみたいものです。