はじめに
40歳を(とっくに)過ぎて歯科矯正を始めることにしました。
- 四十過ぎて歯科矯正って大丈夫なのか・・・。
- 実際どんな感じなのか。
あまり読んでくれている方の参考にならない予感もしますが、記録代わりに記事を残そうかと思っています。
前回は、矯正治療開始後一か月での経過を記事にしてみました。
今回は、装置装着後2度目の診察です。まあ、意外な展開はなく順当な感じでした。2か月でさらに歯は動いた感じです!!
歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。
9回目受診;装置装着後約2か月経過
矯正装置装着二か月後の歯の移動の様子
さて、少しずつですが、今回も前回同様に「おおっ!、動いてるぞ。」という実感がありましたので一部掲載してみます。
↑;前回も記載しましたが、出っ歯の側面像。 治療開始前と現在の比較です。かなりへっこんだ印象です。 しかし、傾きは改善されましたが、下顎の切歯の位置に比べると絶望的に「前方に歯がある。」状態です・・・。
↑;同じく上顎切歯を左側面から。 左側はこの一か月間、奥歯歯ぐきのネジからゴムで牽引していたためか、さらに後退している印象。(というよりは、二番目の切歯がむしろ少し前に出ている??。 しかし並びとしては「整った」ように見えます。)
↑;右下顎の第一小臼歯の様子。 この歯は治療前はかなり内側に傾いていましたが、やはり「起き上がってきた」みたいです。今までなかった空間に慣れない歯があるんので、食事等が接触すると結構痛い・・・。
↑;同じ写真ですが、下あご奥歯の様子。 アーチ状の金属ばねで左右の第一大臼歯を外側に広げているのですが、これもかなり外側に膨らんできました。とくに画面左(右の歯)が大きく動いています。
↑;今回の診察直前。前歯の二本に隙間が・・・。これは若干まぬけな感じが・・・。が、娘の治療の際にも、一時的にこの「スキッ歯状態」になっていたので気にしないようにしています。(実際、ゴムで引き寄せたためか、今回の治療数日後にはすぐに戻りました。)
↑;この写真は、全力で下あごを前に出していわゆる「アイーン!」的な状態にしたところ。アングル違いですみません。 これまではどれだけ全力で下あごを前に出しても、下の歯が上の出っ歯より前方に行くことはなかったのですが、ついにそれが可能に!!。
矯正装置装着二か月後;生活の変化
二か月前に矯正器具を装着。その後の生活での困りごとや工夫等です。
- 発音・・・2か月経過した今だに「さ行」が苦手です。が、当初よりはスムースに発音できるようになってきました。
- 食事・・・これは進歩無しです。 柔らかい肉や柔らかい魚(得てして高級・高価になってしまいます。)はなんとかなりますが、それでも歯がうずくので、「ガム」をかんでいるような感覚になります。野菜類は煮込んで柔らかい物は結構いけますが、それ以外は厳しいです。 あれだけ痛い目にあった「麺類」ですが、もしかして思って「焼きそば」に再挑戦しましたが、案の定装置に引っかかったまま呑み込もうとして、のどに麺が引っかかってにっちもさっちもいかない地獄を再び経験することに・・・もう、二度と麺類には挑戦しません。
- 外食・・・ほぼ無理です。が、寿司は結構いけます。具材によりますが、ちらし寿司は安定の安心感。
- 理容室・・・しゃべらなければバレません。 が、口の周囲の「髭剃り」をやってもらうときに歯ぐきに打ち込んだネジ部分の当たって痛い思いをしました。 こんなこともなるんだなと。
- 職場・・・内側矯正なので、よっぽど口を開かない限りは見えません。冬季はずっとマスクしてます。お客さんとの会話時は若干気を使いますが、何とかなっています。
こんな感じで悪戦苦闘しております。
9回目診察の様子
さて、この日の診療・処置は以下のような感じ。だんだん慣れてきました。前回と同様のパターン。
- まずはザーッと院長先生による診察。
- 「フム、フム」的に満足気な笑顔を浮かべる院長。なぜか自分も安心・・・。
- 四つある歯ぐきに打ち込んだネジの内、前回使わなかった奥歯右のネジにもゴムを掛けると思いきや・・・
- むしろ、「今回、いったんゴムは外してお休みしますね。」とのこと。若干拍子抜け・・というか安堵というか・・・。
処置が始まりました。
- 予告通り、前歯の上の「歯ぐきのネジ」と「出っ歯本体」をつなぐゴムの取り外し。これは痛みもなく終了。
↑;約一か月装着していたゴムを取り外しました。Before afterです。 ゴムはなくなっても、歯ぐきの金属ネジと出っ歯前面の透明なブラケットは残っています。 また、後日活躍する予定。ゴムがなくなると、ネジの扁平度が低下して(尖がって)唇内側がまた痛みだしました。
- いつも通り、リガチャーワイヤーをぐりぐりと逆にねじって取り外し。
- アーチワイヤーもごっそり取り外し。
- 取り外し作業も、若干の歯根部のうずくような痛みはありますが、想定内の感じ。
- 歯科衛生士さんによるクリーニング(スケーリング);これも特に痛みや出血なく終了。
処置は続きます。
- さて、再度新しいアーチワイヤーの取り付け。
- 院長先生曰く、「少しずつ、ワイヤー太くしていきますので。」と。「えっ!、そうだったの・・・。」
- そういえば、前回も前々回のワイヤーよりは若干テンションが高いなあと思っていたのですが、どうやら太さもアップしていた模様。
- が、その分かかる力もアップしているのか、あるいは歯が移動しているため痛みが出やすいのか、リガチャーワイヤーでぐりぐり巻きにする際には結構な痛み・・・思わず情けない「うっ!」という声がもれてしまいました・・・。
- 一方で、「今回で前歯六本が結構整うと思います。」といううれしいお言葉!!。
- 上顎の前歯6本に関しては、輪ゴムを使用して「寄せておきます。」と。
- 左上顎奥の歯ぐきのネジからの牽引用のゴムも今回はいったんお休み。
↑;そういえば、アーチワイヤー少し太くなったかも。 左が初回のワイヤー。右が今回のワイヤー。気持ち太いかなあ・・・そんな気がします。 前歯の裏のブラケットにはよく見ると透明なゴムがかかっています。お互いを引き寄せる力になっているみたいです。
診察の最後に、以下のような、院長先生からの今後の方針等に関するお言葉。
- 下あごに関しては、・・・「奥歯がかなり広がりましたし、右の第一小臼歯の傾きも修正されています。このまま装置をつけて広げます。」
- さらに、「次回は下あごの歯にも「外側矯正」の装着できるところは付けていきます。」とのこと。・・・そうでした、下の歯は「外側」でした。
- 出っ歯の上あごに関しては、上述の通り一旦ゴムでの「圧下」作業はお休みして、6本をしっかり整えていく方針とのこと。
これで今回の診察は終了。今回も、小さな変化ですが歯の動きが実感できて嬉しいですね。
今回、意外なことに、4本ある歯ぐきのネジからの牽引ゴムはいったんすべてOffなので、口の中はむしろ解放感があるくらいです。(が、次回は結構嫌な予感もしますが・・・)
まとめ
歯科矯正の本格的な装置を装着してから約2か月経過しました。
かなり動いてきたみたいです。先生にもそのように指摘されるとうれしいものです。今回も受診後の痛みはそれほどでなく助かっています。
さて、次回は第10回目の診察以降に関して記事にしてみたいと思います。
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