はじめに
40歳を(とっくに)過ぎて歯科矯正を始めることにしました。
- 四十過ぎて歯科矯正って大丈夫なのか・・・。
- 実際どんな感じなのか。
あまり読んでくれている方の参考にならない予感もしますが、記録代わりに記事を残そうかと思っています。
前回は、矯正治療開始後2か月での経過を記事にしてみました。
今回は、装置装着後3度目の診察です。 今回のハイライトは「下の歯にもワイヤー装着」ですね。 やっぱり見た目はアレですが、内側矯正より口腔内の違和感は少ない気がします
歯科矯正記事関連のもくじ(Index)記事はこちら; これまでの歯科矯正関連記事の一覧です。
10回目受診;治療開始約3か月経過。下顎の歯にも装置装着。
矯正装置装着3か月後の歯の移動の様子
さて、毎度ですが、今回も前回同様に「動いてるぞ。」と実感はあります。が、今回は前回ほどのおおきな変化はなさそう・・・。
↑;上顎切歯を左側面から。 左側は奥歯歯ぐきのネジからゴム牽引はお休みしていました。治療前よりは確実にへっこんでますが、一か月前とはそんなに変わらない気もします。
10回目診察の様子;下の歯にもワイヤーが装着されました。
さて、この日の診療・処置の様子は以下の段取りで進みました。
- 歯科衛生士さんによる診察。
- そこで、なんと上の歯の右から2番目の切歯の装置(ブラケット)が外れていることが判明。
- そういえば、受診数日前から同部に「コクッ、コクッ」という微妙な違和感がありましたが、まさか外れているとは・・・。当日の歯磨き時にも気づけず・・・。
そこで、院長先生登場。
- 「今日は下の歯にも外側からのワイヤーを装着する予定でしたが、上の歯のブラケットも外れているようですので、同時に接着しますね。」とのこと。
ブラケットの装着は、上あごの内側の装置と同様の段取りだったようです。
- まず、クリーニング(汚れや歯石をきれいに)します。
- そして、詳細は不明ですが何らかの薬液を下顎の歯の外側に塗ります。唾液等の水分が付くとダメなのでしょう。ガーゼを舌の下や頬っぺたと歯の間にいれてつばが出ないようにされました。
- しばし乾燥。そして、洗浄。
そして、再び院長先生登場。「では、装置を接着していきますね。」と。
- 上の歯の時同様、接着剤の強烈な「有機溶媒臭」はしますが、それ以外の不快な痛み等はなく順調に進みます。
- 「しばらく、固まるのを待ちます。」とのことで、口を開ける樹脂装置を装着したまま数分待ちます。
↑;接着剤が乾燥するまでの待ち時間にスマホで自撮り。マヌケ面です。下の歯の表面外側に小さな米粒のような器具(ブラケット)が接着されています。ワイヤーは未装着の状態。 よく見ると向かって右の上の歯にも「オレンジ色の塊」が写っていますが、これは裏側矯正の外れてしまった装置の再接着の様子。唾液がたまらないように吸引機が置かれています
さて、ブラケットの接着は完成。次いで、下の歯のブラケットに今度はワイヤーを通していきます。
下の歯のワイヤーの固定は特に痛みは感じませんでした。パチン、パチンと器具をはめる音がします。どうやら、上あごのような「リガチャーワイヤー」をグリグリねじって固定するタイプではないようでした。それもあってあまり痛くないのかも・・・。
上の歯に関しては、今回は外れた右の2番目の歯のブラケットを再装着してワイヤーで固定して終了でした。アーチワイヤーの取り換えは無し。今回も例の「歯茎のネジ(マイクロインプラント)」は使用せずに終了です。
さて、いくつか今回新たに装着した下の歯の装置を中心に写真載せておきます。
↑;下の歯の外側矯正の装置の様子。改めてみてみると、舌の歯の並びはガタガタです。前後方向もひどいですし上下方向もかなりずれていて、ワイヤーが上下に波打っているのが分かります。手前のよく見えるブラケットは、透明~白色で思ったよりも目立ちません。
↑;別角度から。黄色矢印の第二切歯は歯並びが悪く奥に押し込まれてしまっているので、今回はブラケットを接着することがで来ませんでした。 赤矢印はワイヤーに絡めた金属バネです。ブラケットを接着できなかった歯の両側の歯を左右に押し広げる役割です。 しかし、ガタガタの歯並びですな・・ほんとに・・・。
↑;黄色矢印は以前から装着されている奥歯を左右に押し広げるアーチ状の金属ばね。これで歯を納めるスペースを稼ぎつつ、今回のワイヤーで「ガタガタ」を整えていく感じになるようです。
最後にはいつも通り今後の方針を簡潔にお話していただけます。
- 下あごに関しては、・・・「今回のワイヤーでガタガタを直していきます。一方、下あごのスペースはまだ狭く、奥歯を広げるための装置はこのまま続けます。」
- 下の歯を少し整えないと、上の前歯の裏の装置とも干渉することも理由の一つとのこと。
これで今回の診察は終了。
終わった瞬間の印象は、「下の歯の外側矯正装置はそんなに違和感ないぞ。」ということ。
多分、自分が上の歯の内側の装置の違和感になれてしまったために相対的に楽に感じるのかもしれません。食事・発音にもあまり大きな影響は今のところなさそうです。
が、しかし当日夕方から今までに感じたことのない「奥歯」の痛み(疼き感)が出現。じっとしていれば全く問題ないのですが、かなり柔らかいものであっても上下の奥歯で食物を噛むと両側の下の歯が痛みました。 幸いこれも数日で消失しました。やっぱり歯が動くときは痛いんだなと再認識・・・。
まとめ
歯科矯正の本格的な装置を装着してから約3か月。10回目の診察でした。
以前から予定されていた下の歯にも外側の装置を装着。自分的には外側の装置の違和感は内側よりもかなり軽減されていて楽です。装置と唇の擦れもかなり警戒しましたが、ブラケットが扁平な造りのためか、痛みや口内炎の発生もほとんどなく経過しました。
その代わり、受診後の歯の動きにおる痛みが結構発生したのは少し驚きましたが、以前から説明されていた通り数日でそれも楽になっています。
しかし、上下ともにほぼフル装備な感じになってメカメカしさはより増強・・・。
さて、次回は第11回目の診察以降に関して記事にしてみたいと思います。
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